いずれ迎える生命の終わりのために、どう生きるのか?
そんな風に思うようになったのは、夫が病気になってから。漠然と考えていた「死」がぐんと身近な事となった。
夫は「多系統萎縮症」という小脳や脳幹部分が萎縮していく原因不明の難病を患っている。44歳で発病。徐々に進行し13年が過ぎた。現在は要介護5になり、全ての事を介助なしでは出来ない状態になった。
夫の姿を通して「いのちの期限」をそして「自分を生きていく」ことを真剣に考えるようになった。限られた時間を何がしたいのか?どう生きて生きたいのか?
そんな時に、SNSに投稿された写真に一目惚れ。私もこんな写真が撮りたいと一眼カメラを購入し身の回りの風景を撮り始める。今のこの瞬間を切り撮ることが出来る写真に夢中になり現在に至る。
自然が見せてくれる美しい風景、自然体の笑顔が好評なポートレート、日常にある幸せを感じるペットとの暮らしを撮影している。
写真には今を生きている姿が写ります。正直な姿がそのまま写ります。心を開放した時に見せてくれるその人の持つ光を何度も見せてもらいました。他の誰かと比べる必要はないし他の誰かになる必要はないのです。あなたはあなたのままでいい。その人の持つ輝きに触れる度にそう確信しました。よそゆき顔でなく内側から湧き上がる感情そのままに、ありのままの自然体の姿「今を生きているあなた」を撮影しています。自然体の表情は本来のなたの魅力が全開なのです。そんな写真には力があります。自分のことがもっと好きになり、自分は自分のままでいいのだと自信を持つことが出来るのです。仕事のための写真ではなく、自分を喜ばすためにそして自分を生きていくための力を与えてくれる写真があってもいいのではないでしょうか?
これからの人生をよりよく過ごすためにも自分のことがもっと好きになる撮影をあなたも体験してみませんか?一度きりの人生、あなたらしくもっと楽しみましょう!