角質は
細菌やウイルスの侵入を防ぐ「バリア機能」と、 角質の下層部に蓄えられた水分の蒸発を防ぐ「水分保持機能」を有しております。 角層が皮脂や垢などで汚れると、皮膚のバリア機能が低下し刺激や炎症を引き起こしたり、正常な皮膚の代謝機能が阻害される可能性があります。そのため、肌を毎日洗い流し、清潔にすることが重要です。
しかし
一般的なアルカリ性の脂肪酸石鹸のような脱脂力が強い洗浄剤は、汚れだけでなく角質のうるおい成分であるアミノ酸や脂質を洗い流してしまい、肌荒れや乾燥を引き起こしてしまうことがあります。また、脂肪酸石鹸から生じる石鹸カスは皮膚に残りやすく、それが原因で刺激や痒み、炎症などが発生することがあります。
アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、
イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン
一般的には石鹸は機械を使って練りますが、撫子石鹸は「枠練り」という方法を採用しております。
枠練りは、「一度すべての原料を均一に溶かします」
液体になった石鹸にエキスや美容成分やオイルを加えます。
それから専用の枠(筒)に流し込みます。
一晩かけてゆっくりと冷却し、少し固まり始めた石鹸を枠から抜出し、決まった大きさにカットします。
切断後は温度と湿度を一定にコントロールした環境でゆっくり乾燥させながら【約6週間じっくりと熟成】させます。
熟成が完了した石鹸は専用の型で成型します。
熟練した職人や作業者の手によって【ひとつひとつ手作業】で磨かれます。
この磨きの作業で表面にキズがないか、その他異常がないかの確認を行います。
磨いた石鹸はフィルムで包装し、化粧箱に詰めて完成です。
弊社は、アミノ酸系界面活性剤の透明固形化技術の研究を重ね、弱酸性の透明石鹸「撫子石鹸」の開発に成功しました。
この石鹸は、植物由来の肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を主成分としているため、水溶液のpHが肌と同じ弱酸性を示し、非常に安全性の高い洗浄剤です。
また、一般的な脂肪酸石鹸と異なり、耐硬水性・生分解性にも優れます。
さらに、最大の特徴でもあるガラス並みの透明性を有しており、 他の透明石鹸との差別化が容易です。