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G-EJHQF78GN7私は、NOAAの電動カートの仕事にかかわる前は、福祉用具の会社でモニタリングの業務に携わっていました。
モニタリングというのは、福祉用具を介護保険でレンタルしている利用者のお宅を6カ月毎に訪問して、福祉用具の点検と修理及び利用者の体の状態を把握して、ケアマネージャーに報告をする仕事です。
車いすや歩行器、杖、電動車いすや電動ベッドなどを、
毎月200軒年間で約2400軒のモニタリングを行ってきました。
軽度、重度にかかわらずトータルで、約2850人の介護者本人と、介護者の家族の生活に向き合ってきました。
6か月後、モニタリングで訪問すると体の状態(ADL)が低下している方が目立って多いという事にきずきました。ADLというのは、移動排泄・食事・更衣・洗面・入浴などの日常生活動作のことで、ADLと身体・認知機能、精神面、社会環境は相互に作用し合っており、一つでも機能が低下するとADLの低下へとつながります。
・ベッドから立ち上がる時に前のめりに転んだ
・部屋の敷居につまずいて転んだ
・部屋の中を伝い歩きしていたら転んだ
・車いすに乗ろうとして転んだ
・玄関で靴を履こうとして転んだというように
これらの人は、一度ならず、二度三度と転倒しているのです。
これらの方の半数近くが、骨折して入退院を繰り返していたのです。
杖や、てすり、歩行器等をレンタルしているにも関わらず、家の中では使用しないで
転倒しているのです。
当然、外へ出かけることが出来ないので家の中に閉じこもっている時間が
長くなっていました。
そうなると、家の中ではテレビを見ながら長時間、椅子に腰かけて過ごすので
足の筋力も落ち、ボケや認知症が加速している方も多数見られました。
なぜ福祉用具を使わなかったのか問うと、「面倒だから」「煩わしい」からと答える声が多く、中には「そんなもん使わなくても歩けるから」という人もいるほどです。
シニアの頭の中は、現在の自由にならない現実よりも、若い時に自由に動けていた時の
記憶が勝っており、無意識で動いてしまうのです。
ほぼ全員が「運動能力は落ちていない」と思っています。
無意識に自分の体の状態を忘れてしまっているのです。
臨床心理学者のジョージ・ウエインバーグが、直面の困難と闘おうとせずに
尻込みをする患者に「あなたの認めたくないものは何ですか?」という質問をすると、
患者は「実は、わたしは自分に失望しているだけです」と、本当の感情を認めることは
苦しみであると答える人が多数であると言っています。
人は、「昔は自由に動いた体が、今は自由に動かせない体を認めたくない」と、本当の苦しみから逃れるために無意識の中で、現実の感情を闇の中に閉じ込めてしまっているのではないでしょうか?
高齢者の免許更新教習でも、講習前のアンケートでは、ほぼ全員が「運転能力は落ちていない」と断言するそうです。
しかし、約2割の方は先生の指示通リの走行が出来なく、「おかしいな?」とつぶやき、指示通リ運転出来なかった自分を認めることをしないそうです。
頭の中は、できる自分という記憶しか存在していないのですから、シニアの方は杖や歩行器を使う事への拒否反応が強いのです。まして車いすを使うというのは論外なのです。
福祉用具は【薬】ではありません。使えば身体機能が回復するというものでもなく、あくまで低下してしまった機能の補助を目的とするものです。
特に車いすは、移動する時だけ使用するのであれば良いのですが一日中座っていると筋力が低下し、ますます歩けなくなってしまいます。
もし福祉用具が【薬】や【サプリメント】のような効果があれば
利用する人も積極的に使って、ADLが向上するのですが・・・
福祉用具は、喜びどころか人生の最終ステージに【絶望感】を感じさせてしまう用具ではないでしょうか?
高齢者と言っても様々な方がおられます。
要支援や要介護じゃないけれど、できる事とやりたい事の間にギャップが生じ、日常生活のなかで諦めや我慢が積み重なって、生活が不活発になり、徐々に介護状態に近づいている高齢者をギャップシニアと言います。
(日本総研が定義)
「腰が痛くって、じっと座っているのが辛くなって、最近は出かけなくなった」。「庭の敷石につまずいて、転んで肩を打ってから右腕が上がらなくなってしまった」。「脊柱管狭窄症で長距離を歩くのがつらいんだ」。「脳梗塞の後遺症で、左手と左足が麻痺して自由に動かせない」。「近くのスーパーに出かけるのに、家の前の坂道を歩くと息切れがするのよ」。「ひざに水が溜まって階段の上り下りが辛いのよ」などの症状で日常生活が不活発になって行きます。
このように長期間にわたって身体を動かさない生活をすることで、身体機能が低下し、心身にさまざまな症状が出ること。名前にある通り、"生活"が"不活発"になることが原因で起こる病気や症状を「生活不活発病」と言います。
このような状態の方は「生活不活発病」という病気なのです。
実はこの病気の怖さは、心身のあらゆる機能を低下させることにあります。
日常の動作だけでなく、心肺機能や消化器の機能が低下したり、血栓症にかかったり、
さらには周囲に無関心になったり、うつ状態になるなど、精神の機能が低下するリスクもあるのです。
コロナでの外出自粛、高齢者免許返納での後遺症が「生活不活発病」として拡大しているのです。
介護認定を受ければ、ディサービスなどに出かけることで家に閉じこもる問題は解決しますが、ギャップシニアの方々は「年だから仕方がない」とあきらめて我慢することによって、その隔たりを解消しようとします。
「やりたいこと」をあきらめて、家に籠るようになり、外へ出かける回数も減っていきます。「できること」さえも出来なくなっていくようになって徐々に要介護状態になっていく方がギャップシニアと呼ばれており、急激に増えているのです。
あなたは大丈夫ですか?
この様なギャップシニアの方が、介護保険のお世話にならないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
「今までどうりやりたい」、「出かけたい」と、やる気があっても移動する手段が無いので出来ないのが、現代日本の現状です。
ギャップシニアの方々は、「杖をついても長い時間歩けないんです。」「歩行器なんて使うほど老いぼれていないんです。」「だからじっと我慢して良くなるのを待つしかないんです。」との思いがあります。
65歳で定年し、又、子供たちが独り立ちしてから過ごす時間は約10万時間と言われています。これは、私たちが社会で働いてきた時間10万時間に相当するのです。
この膨大な時間を、家に閉じこもっていたら死んだも同然なのではないでしょうか?
人間は外へ出て行き、自然を感じたり、社会と交流し刺激が得られるからこそ、未来に対する希望や喜び、幸福を味わえるから生きていると言えるのではないでしょうか?
可愛いペットには、毎日の散歩が欠かせません。
毎日、家の中だけで過ごすと、ペットはストレスで様々な病気を発症します。
外へ連れ出し散歩することで犬は、ストレスを発散出来ているのです。
現在、社会問題となっている高齢者の免許返納問題。
多くの方は、免許返納した後認知症を発症しているという統計が公表されました。
運転をやめる→自宅に閉じこもる→人との接触が激減→服装身だしなみに無関心→一日中横になってテレビを見ている→知らず知らずにボケていく→認知症へ。
ご本人よりもご家族の方が「外へ出ないように仕向けている」ご家族がいます。
ご本人が認知症になったら、困るのはご家族です。
介護離職や介護ウツになり、家族が崩壊してしまっている家庭も増えているのです。
体力の衰えは道具で補うことが出来ます。その道具が車だったのですが、それを取り上げられたら体力の衰えを補う”希望となる道具”が無いのですから自宅に閉じこもるしか無かったのです。積極的に外へ出かけられるように支援が必要なのです。
介護認定者用の、杖や歩行器、車いす、シニアカー(電動カート)は、希望ではなく
人生の終わりを告げる道具でしか無いと言っても過言ではありません。
すべての用具は、問題を解決するだけの道具では不十分なのではないでしょうか?
それを使う人が希望と幸せを得られる用具でなければならないのです。
2.脳を鍛えて認知症予防!
体力の衰えは道具で補うことができます、しかし脳には道具がありません。
実は脳トレは難しいことではありません、従来の生活習慣を継続することなのです。
全神経をフル活動する車の運転こそ超脳トレだったんです。つまりお出かけ用の乗物が必須なのです。
脳の活性化それは、お出かけをする、お買物、人と触れ合う、楽しい旅に出る只それだけです。
3.電動カート利用のすすめ
電動カートは電車の利用ができ、自宅から駅へ駅から目的地へ移動することで、楽しみも行動範囲も大きく広がります。遠方への旅行は特にワクワク感が高いので新しい体験をすることで若さを保つことに効果的です。
また軽量小型な車種を選択すれば、タクシーやエレベーターの利用も可能となるのです。
4.免許証返納時の愛車から電動カートに乗換
体力低下の将来像をいち早く見据えた方は、免許証返納時に愛車を下取り、電動カートに乗り換えています。
実際に高級車、大衆車、軽自動車、外車から乗換えの事例が少なくないのです。
すぐに乗り換えた方は運転がとてもスムーズです。一方利用をためらった方がわずか1年後の運転操作時に『こんなはずはない』と身体能力の衰えに驚くのです。
(老いによる能力低下は万人にもれなくおとずれます)
5.電動カートは車椅子と同様 歩行者に分類
通常の利用は歩行者同様右側通行(歩道又は路側帯走行)で最高時速が6km/hに設定されています。公園、商業施設などあらゆる公的場所へ自由に乗入れることができます。
※2018年4月から全国の鉄道を利用することが可能になりました。
(但し型式認定車両のみ)
細川淳一博士
筑波大学名誉教授 国際個別化医療学会顧問(16代会頭)日本スポーツ学会理事
生活習慣病予防学術学会委員
私がお会いした、ギャップシニアの方々は、”いかにも福祉用といった車両には乗りたくない”と言います。
乗っている姿を見られたくなるような車両に乗りたいとおっしゃいます。
MOBILE-Xplus電動カートは、乗っている姿は”かっこいい”のです。
最近、若者たちに電動キックボードが流行っていますが、MOBILE-Xplus電動カートは、まさにシニアの電動キックボードと言っても過言ではありません。
(最高速度6kmしか出ませんが・・・)
NOAAは2001年から電動カートを作ってきました。
最初は、当社の開発者である西原の母親のために開発しました。
当時、西原は親子三代で暮らしており、買物など一緒に出かけることが多かったんです。ある日いつものように、子ども(孫)を連れ一緒に動物園へ行こうと誘いましたが・・・
「お前たちだけで行っておいで」
それまでは喜んで何処へでもついて来たんですが・・・すると孫が「つまんない、おばあちゃんが行かないならやめよう」ということがちょくちょく有りました。
長時間の歩行が辛くなったんですね。
当時、すでに電動カートは販売されていましたが、どれも大型で重量が100㎏もありました。とても車に乗せて一緒に出かけらるものでは在りませんでした。
それじゃ、親孝行モデルとして、車に乗せて一緒に出掛けられる電動カートを自分で開発しようと決心し、中国に渡り製造工場を探し試行錯誤しながら作り上げてきたのが始まりだったのです。
その後、20年間、利用者の声を聞いて、改良を積み重ねてきたのです。
私たちが目指すのは、移動する機械の電動カートを売るのではなく、幸せの量を増やしていくことが仕事なんだとの思いで、使う人が希望と喜びと幸せが得られる電動カートを開発しているのです。ですから、他社のように介護用品としての福祉用具に主眼を置いた商品開発や、デザイナーの自己満足の為のフォルム中心の商品開発とはとは根本的に世界観が違うのです。
MOBILE-Xplusは、介護用品では無いのです。要介護者とならない為のツールなのです。一人一人の悩みを解決し、老後の人生を楽しく豊かに過ごすためのサプリメントなんです。
私は、福祉用具のモニタリングをしていた時、沢山の方の電動カートの同行試乗に立ち会いました。その時は、ハンドル式とひじ掛け式(ジョイスティク型)の2台をお持ちして、ご利用者の自宅周辺で試乗を行うのですが、最初は、ハンドルが無いひじ掛けの所で操作するタイプを選ばれる方が多いです。
平坦な歩道を走行するときは問題が無いのですが、下り坂に差し掛かると多くの人は動かそうとしなくなります。
その時の恐怖を口にする人に、関係者は、「そんなのは、すぐ慣れるから大丈夫」と言います。
電動カートは、アクセルから手を離すと自動で止まるのですが、恐怖感に襲われている状態の人は、手を離さないで、逆に強く握って離さないことがあります。
多くの事故は、そのようなときに起こってしまうのです。
そのあとに、ハンドル式に乗り換えて試乗してもらうと、あれほど怖がっていた方が、坂道をゆっくりと下れるようになるのです。
MOBILE-Xplusは、利用者の心理状態で操作が出来なくなる危険性を把握して、アクセルレバーから手を離しても、レバーを強く握っても、ブレーキが自動で作動する、業界初のダブルインカム方式を取り入れています。
私たち人間は、自分の体の前に持ち手があると安心感が得られるのではないかと思っています。
介護業界では、あるある話ですが、自宅の前にスロープなどがあるときは、車いすを後ろ向きにしてスロープを下るということをします。
介助式車いすの場合はそれが出来るのですが、自走式の車いすや電動カートはそれが出来ないのです。
体の手前にハンドルがある電動カートが安心感が得られるので、ハンドル式が選ばれるのです。
車いすに乗って買い物していると突然、「邪魔だ!どけっ」と怒鳴られたり、いかにも迷惑そうな態度をされることがあります。
まして通路の狭い店内を、車いすで入ろうものなら、冷たい視線を感じてしまう経験がある障害者の方は少なくはありません。車いすや、シニアカーは歩行者扱いであることを知らない方が大半で、お店の中や電車の中に入ってくると邪魔者扱いされることが多々あります。
日本の狭い歩道を、すれ違いも出来ない横幅のあるシニアカーで走行するのは気が引けるとの思いの方が、歩道ではなく車道を走行して事故にあうという悲惨なことがあります。
一方では、若者を中心に新時代のモビリティーとして、電動キックボードが市民権を得ようとしています。道路交通法の改正によって、歩道での走行が認められるようになりました。
狭い歩道を、時速20kmの電動キックボード、子供を乗せた電動自転車、電動カートが走行するようになると、社会的な弱者である大型の幅の広い電動カートに乗っている高齢者が「邪魔だ!どけっ」と言われてしまい泣く泣く車道を走行して事故に合うという事が無いようにしなくてはならないと思います。
昨年は、コンビニの店内に大型のシニアカーをで乗り入れて、店内を曲がり切れず、レジに衝突し、通路にある品物をなぎ倒してしまった事故が話題になり、シニアカーの店内乗り入れを規制するお店も出てきました。
MOBILE-Xplusの電動カートは、新時代のモビリティーとして「動きやすさ」、「可動性」、「移動性」、「流動性」を追求した移動用の電動カートなのです。何よりコンパクトでシンプルなフォルムが、乗っている人に溶け込んでいるので、「他の人の通行に邪魔になるのでは」と、気をつかう必要もなくなるのです。
そうしたことで、最先端の乗り物モビリティーカーとして試乗した方から絶大な信頼を得ているのです。
さらに、多くの方から好意的な声を掛けられ、まるで有名人になった気分」と言われる方も多いです。このカートが縁で、「新しく友達も出来た」方もいらっしゃいます。
サイズ
【組立時】 長:900 幅:530 高:900
【収納時】 長:690 幅:430 高:280
(折り畳み時のサイズ)
重量
20.8kg
最高速度
前進1〜6km/h(法定速度)
走行距離
13.6㎞(実走行:乗員75kgの場合)
登坂力
13度
ブレーキ
手を放しても、握っても自動で止まる
ダブルインカム方式
電池
リチウムイオン(パナソニック製)
型式認定番号
交K-20-3
TAISコード
00971-000006
カラー4色
レッド/ホワイト/メタリックグリーン/シルバー
※歩行者扱いの電動カートなので、歩道を通行可能。
電車、バス及び店舗内も通行できます。
MOBILE-Xplusは、国家公安委員会型式認定を取得していますので、歩道での通行や、電車、飛行機、船舶、ケーブルカーなどの乗り物への乗り込み、店舗などへの乗り込みが、カートに乗車したまま可能になっています。
認定番号:交-20-3、福祉用具TAISコード:00971-0000006
東京都産業労働局:東京都アクセシブル・ツーリズム推進事業で推奨されています。観光庁と国土交通省が主催となって行われている、 既存観光拠点高付加価値化推進事業に採用されています。
市町村などの自治体では8万円~10万円の補助金を出している所も広がって来ていますので各市町村にお問い合わせください。(補助金対象商品です)
※Amazonや楽天、大手家電量販店などのネット通販で販売されている類似品は型式認定を受けていませんので歩道の通行、店舗内、駅の構内、電車内などは通行できませんのでご注意ください。
福祉用具としてのTAISコードを取得していても、国家公安員会型式認定取得を受けていなければ、歩行者扱いとなりませんので歩道の通行等が出来ません。