大学には2次志望で入学したものの、結局迷いを断ち切って集中できずに中退する。その後、半年間の宅浪生活を送り翌年に第1志望での合格を果たす。予備校などに頼ることなく全くの自力で目標を達成したことで「やればできる」を実感し、自信を新たにする。そのまま学生生活を平穏無事に終えられると思ったが、その後「人生は予測不可能!」という現実を目の当たりにする…1980年にピークを迎えたオイルショックの影響で特に理系学生は就職氷河期の憂き目に、鹿児島県の教員採用試験も「理数系教科の試験無し」で採用の道が閉ざされた。やむなく1年卒業延期したが情勢は変わらず、全く予想だにしなかった営業の仕事に就くことになる。