オススメ本2 ハイパワー・マーケティング
2020/06/06
おすすめ名著
ネットビジネスのネタ本?
ハイパワー・マーケティング
10年以上前に出版されたマーケティングの本です。
現在は新訳になっていて、私が読んだこの写真の本は旧版ですが…
「マーケティングの本」と聞くと、ビジネスをしている人の中でも営業とかマーケティングを専門にやっている人のための本、という気がしますが、この本の著者は「すべての人に役に立つ」と考えているようです。
もちろん基本的にはマーケティングの本なので、直接的には「顧客にどうアプローチするのか」という視点に立っているのですが、著者は「自分にとっての顧客とは誰か?」「商品とは何か?」と問い直すことで、すべての人に役に立つ、と考えています。
どういうことかというと、例えば会社で事務とか経理など直接外部のお客さんと接点を持っていないような人にとって「顧客とは誰か?」「商品とは何か?」と問うのです。
普通に考えたら「顧客」とは自社の商品を買ってくれる相手であり、「商品」とは自社で扱っている製品やサービスの事です。
しかしこの本では、それは「上司や同僚である」と主張します。
上司や同僚は本来なら「顧客」ではないわけですがこの本では、事務や経理の人にとって「商品」とは「自分の能力」であり、「顧客」とは「自分の能力を売り込む相手」と定義しているのです。
つまり、マーケティングの発想を「会社」ではなく「個人」に当てはめているのですね。
そうすることでマーケティングの知識や技術を「世渡りのテクニック」としても使えますよ、というわけです。
いわば「要領のいい人」になるためのマニュアル、とでも言いましょうか。
それなら確かにすべての人に役に立つと言えるかもしれません。
その上で、当然ですがこの本はマーケティングの本です。
内容は専門的なマーケティングの知識の集大成と言っても過言ではない代物です。
というより、ネットビジネスなどで使われているマーケティング手法や用語は、この本からの丸パクリではないか、とまで言われているほどです。
「USP」とか「アップセル」とか「クロスセル」とかネットビジネスをやっている人たちがよく使っている用語や概念はほぼ全部出てきます。
これを一冊読んでおけば、現代で行われているビジネスの構造が理解できると思います。
そして、それを自分自身に応用すれば、仕事もプライベートも新しい切り口が生まれてくるはずです。
著者:ジェイ・エイブラハム
出版社:ジェイ・インターナショナル
現在は新訳になっていて、私が読んだこの写真の本は旧版ですが…
「マーケティングの本」と聞くと、ビジネスをしている人の中でも営業とかマーケティングを専門にやっている人のための本、という気がしますが、この本の著者は「すべての人に役に立つ」と考えているようです。
もちろん基本的にはマーケティングの本なので、直接的には「顧客にどうアプローチするのか」という視点に立っているのですが、著者は「自分にとっての顧客とは誰か?」「商品とは何か?」と問い直すことで、すべての人に役に立つ、と考えています。
どういうことかというと、例えば会社で事務とか経理など直接外部のお客さんと接点を持っていないような人にとって「顧客とは誰か?」「商品とは何か?」と問うのです。
普通に考えたら「顧客」とは自社の商品を買ってくれる相手であり、「商品」とは自社で扱っている製品やサービスの事です。
しかしこの本では、それは「上司や同僚である」と主張します。
上司や同僚は本来なら「顧客」ではないわけですがこの本では、事務や経理の人にとって「商品」とは「自分の能力」であり、「顧客」とは「自分の能力を売り込む相手」と定義しているのです。
つまり、マーケティングの発想を「会社」ではなく「個人」に当てはめているのですね。
そうすることでマーケティングの知識や技術を「世渡りのテクニック」としても使えますよ、というわけです。
いわば「要領のいい人」になるためのマニュアル、とでも言いましょうか。
それなら確かにすべての人に役に立つと言えるかもしれません。
その上で、当然ですがこの本はマーケティングの本です。
内容は専門的なマーケティングの知識の集大成と言っても過言ではない代物です。
というより、ネットビジネスなどで使われているマーケティング手法や用語は、この本からの丸パクリではないか、とまで言われているほどです。
「USP」とか「アップセル」とか「クロスセル」とかネットビジネスをやっている人たちがよく使っている用語や概念はほぼ全部出てきます。
これを一冊読んでおけば、現代で行われているビジネスの構造が理解できると思います。
そして、それを自分自身に応用すれば、仕事もプライベートも新しい切り口が生まれてくるはずです。
著者:ジェイ・エイブラハム
出版社:ジェイ・インターナショナル