第1部 基礎からやり直す英語
まずは動画を見てください。
第1章 アルファベットと発音の基礎
1-1 アルファベットの確認
英語学習の出発点は、26文字のアルファベットを正確に理解することです。文字には「名前」と「音」という2つの側面があります。
大文字と小文字
- A a, B b, C c, D d, E e, F f, G g, H h, I i, J j, K k, L l, M m
- N n, O o, P p, Q q, R r, S s, T t, U u, V v, W w, X x, Y y, Z z
母音と子音の区別
- 母音：A, E, I, O, U（ときにY）
- 子音：残りの21文字
母音は日本語の「あいうえお」に似ていますが、英語では一つの母音文字が複数の音を持つことが特徴です。例えば「a」は「apple（アップル）」では「ア」、「cake（ケーキ）」では「エイ」と発音されます。
アルファベットの発音 各文字の名前を正しく発音できることも重要です。特に紛らわしいのは以下の組み合わせです。
- B（ビー）と V（ヴィー）
- L（エル）と R（アール）
- M（エム）と N（エヌ）
1-2 フォニックスの基本
フォニックスとは、文字と音の関係を体系的に学ぶ方法です。英語圏の子どもたちもこの方法で読み書きを習得します。
基本の子音の音
- B = /b/（ブッ）例：boy, book
- C = /k/（クッ）例：cat, cup
- D = /d/（ドゥッ）例：dog, door
- F = /f/（フッ）例：fish, fun
- G = /g/（グッ）例：go, good
- H = /h/（ハッ）例：hat, home
- J = /dʒ/（ヂュッ）例：jump, juice
- K = /k/（クッ）例：key, king
- L = /l/（ルッ）例：leg, lamp
- M = /m/（ムッ）例：man, moon
- N = /n/（ヌッ）例：nose, net
- P = /p/（プッ）例：pen, pig
- Q = /kw/（クウッ）例：queen, quick
- R = /r/（ルッ）例：red, run
- S = /s/（スッ）例：sun, sit
- T = /t/（トゥッ）例：ten, top
- V = /v/（ヴッ）例：van, very
- W = /w/（ウッ）例：win, water
- X = /ks/（クス）例：box, fox
- Y = /j/（ユッ）例：yes, yellow
- Z = /z/（ズッ）例：zoo, zero
短母音の音
- A = /æ/（ア）例：cat, map
- E = /e/（エ）例：bed, pen
- I = /ɪ/（イ）例：sit, big
- O = /ɒ/（オ）例：hot, dog
- U = /ʌ/（ア）例：cup, bus
長母音の音（サイレントe） 語末に「e」があると、その前の母音が長く発音されます。
- A_e = /eɪ/（エイ）例：cake, name
- E_e = /iː/（イー）例：these, Pete
- I_e = /aɪ/（アイ）例：bike, time
- O_e = /oʊ/（オウ）例：home, nose
- U_e = /juː/（ユー）例：cute, use
1-3 発音記号の読み方
発音記号（国際音声記号・IPA）を理解すると、辞書を使って正確な発音を学べるようになります。
主な子音の発音記号
- /p/, /b/：唇を使う音（pat, bat）
- /t/, /d/：舌先を上の歯茎につける音（top, dog）
- /k/, /g/：舌の奥を使う音（cat, go）
- /f/, /v/：上の歯を下唇に軽く当てる音（fan, van）
- /θ/, /ð/：舌を歯で軽く挟む音（think, this）
- /s/, /z/：歯を閉じて息を出す音（see, zoo）
- /ʃ/, /ʒ/：唇を丸めて出す音（ship, vision）
- /tʃ/, /dʒ/：破裂+摩擦の音（chair, jump）
- /m/, /n/, /ŋ/：鼻から音を出す（man, no, sing）
- /l/：舌先を上につける音（leg）
- /r/：舌を丸める音（red）
- /w/, /j/：半母音（we, yes）
- /h/：息だけの音（hat）
主な母音の発音記号
- /iː/（イー）：see, tree
- /ɪ/（イ）：sit, big
- /e/（エ）：bed, said
- /æ/（ア）：cat, bad
- /ɑː/（アー）：father, car
- /ɒ/（オ）：hot, dog
- /ɔː/（オー）：law, call
- /ʊ/（ウ）：book, good
- /uː/（ウー）：food, moon
- /ʌ/（ア）：cup, love
- /ɜː/（アー）：bird, work
- /ə/（ア）：about, banana（最も頻繁に出る曖昧な音）
二重母音
- /eɪ/（エイ）：face, day
- /aɪ/（アイ）：my, time
- /ɔɪ/（オイ）：boy, coin
- /aʊ/（アウ）：now, house
- /əʊ/（オウ）：go, home
- /ɪə/（イア）：ear, here
- /eə/（エア）：air, care
- /ʊə/（ウア）：poor, tour
1-4 基本的な発音のルール
語尾の「ed」の発音 過去形・過去分詞形の「ed」は3通りの発音があります。
- /t/：無声音の後（walked, helped, watched）
- /d/：有声音の後（played, called, amazed）
- /ɪd/：t, d の後（wanted, needed, ended）
語尾の「s」の発音 複数形や三人称単数現在の「s」も3通りです。
- /s/：無声音の後（cats, cups, books）
- /z/：有声音の後（dogs, pens, cars）
- /ɪz/：s, z, sh, ch, j の後（buses, boxes, dishes）
サイレント文字 発音されない文字に注意しましょう。
- サイレントe：make, time, hope
- サイレントk：know, knee, knife
- サイレントb：climb, thumb, comb
- サイレントw：write, wrong, answer
- サイレントl：talk, walk, half
- サイレントh：hour, honest, honor
強勢（アクセント）の位置 英語では単語の中の特定の音節を強く発音します。
- 2音節語：多くは最初の音節（TAble, HAppy）
- 動詞は2番目が多い（beGIN, forGET）
- 接尾辞「-tion」の前（educaTION, informaTION）
第2章 品詞と文の構造
2-1 英語の8品詞とは
品詞とは、単語をその働きによって分類したものです。英語には8つの主要な品詞があります。
1. 名詞（Noun） 人、物、場所、概念などを表す言葉です。
- 普通名詞：dog, book, city
- 固有名詞：Tokyo, John, Monday
- 抽象名詞：love, happiness, freedom
- 集合名詞：family, team, class
2. 代名詞（Pronoun） 名詞の代わりに使われる言葉です。
- 人称代名詞：I, you, he, she, it, we, they
- 所有代名詞：mine, yours, his, hers, ours, theirs
- 指示代名詞：this, that, these, those
- 疑問代名詞：who, what, which
3. 動詞（Verb） 動作や状態を表す言葉です。
- 動作動詞：run, eat, write, think
- 状態動詞：be, have, seem, exist
- 助動詞：can, will, must, should
4. 形容詞（Adjective） 名詞や代名詞を修飾し、性質や状態を説明します。
- big, beautiful, happy, old, red
5. 副詞（Adverb） 動詞、形容詞、他の副詞を修飾します。
- quickly, very, often, here, now
6. 前置詞（Preposition） 名詞や代名詞の前に置かれ、他の語との関係を示します。
- in, on, at, to, from, with, by
7. 接続詞（Conjunction） 語、句、節をつなぎます。
- and, but, or, because, when, if
8. 間投詞（Interjection） 感情や反応を表す独立した言葉です。
- Oh! Wow! Hey! Ouch!
品詞の見分け方 同じ形でも品詞が異なる場合があります。
- I love music.（動詞：愛する）
- It's love at first sight.（名詞：愛）
- She gave me a light kiss.（形容詞：軽い）
- Please light the candle.（動詞：火をつける）
- Turn on the light.（名詞:光、明かり）
2-2 主語と動詞を見つける
英文を理解する第一歩は、主語と動詞を特定することです。
主語（Subject）とは 「誰が/何が」に当たる部分で、文の動作や状態の主体です。
- The cat sleeps.（猫が眠る）
- My brother likes music.（私の兄は音楽が好きだ）
- Reading books is fun.（本を読むことは楽しい）
動詞（Verb）とは 「どうする/どんな状態」に当たる部分です。
- The cat sleeps.（猫が眠る）
- My brother likes music.（私の兄は音楽が好きだ）
- Reading books is fun.（本を読むことは楽しい）
主語と動詞の見つけ方
- まず動詞を探す：動作や状態を表す言葉
- 次に「誰が/何が」その動作をするかを探す
練習問題：
- The students study English every day.
- 動詞：study
- 主語：The students
- My mother bakes delicious cakes.
- 動詞：bakes
- 主語：My mother
- The children in the park are playing.
- 動詞：are playing
- 主語：The children
主語と動詞の一致 主語が単数なら動詞も単数形、主語が複数なら動詞も複数形になります。
- He walks to school.（三人称単数現在には s をつける）
- They walk to school.（複数形には s をつけない）
2-3 基本の5文型
英語のすべての文は、5つの基本文型のいずれかに分類できます。
第1文型：S + V（主語+動詞） 主語と動詞だけで意味が完結します。
- Birds fly.（鳥が飛ぶ）
- I arrived.（私は到着した）
- The sun rises.（太陽が昇る）
副詞や前置詞句が加わることもあります。
- Birds fly in the sky.
- I arrived at the station.
第2文型：S + V + C（主語+動詞+補語） 補語が主語を説明します。S = C の関係です。
- I am a student.（私=学生）
- She looks happy.（彼女=幸せそう）
- This is my book.（これ=私の本）
主な動詞：be, become, look, seem, feel, sound, smell, taste
第3文型:S + V + O（主語+動詞+目的語） 目的語が「何を/誰を」に当たります。
- I like music.（私は音楽が好きだ）
- He plays tennis.（彼はテニスをする）
- She speaks English.（彼女は英語を話す）
第4文型：S + V + O + O（主語+動詞+間接目的語+直接目的語） 「誰に」「何を」の2つの目的語があります。
- I gave him a present.（私は彼にプレゼントをあげた）
- She teaches us English.（彼女は私たちに英語を教える）
- He sent me a letter.（彼は私に手紙を送った）
第4文型は第3文型に書き換えられます。
- I gave a present to him.
- She teaches English to us.
- He sent a letter to me.
第5文型：S + V + O + C（主語+動詞+目的語+補語） 補語が目的語を説明します。O = C の関係です。
- We call him Tom.（私たちは彼をトムと呼ぶ）彼=トム
- The news made me happy.（そのニュースは私を幸せにした）私=幸せ
- I found the book interesting.（私はその本が面白いとわかった）本=面白い
2-4 語順のルール
英語は語順が非常に重要な言語です。日本語のように助詞で関係を示すのではなく、語順で意味が決まります。
基本語順：主語 + 動詞 + その他
- I eat breakfast.（私は朝食を食べる）
- Breakfast eat I. ❌（意味不明）
修飾語の位置 形容詞は名詞の前、副詞は動詞の後が基本です。
- a beautiful flower（美しい花）
- He runs quickly.（彼は速く走る）
時・場所の語順：「場所」→「時」 日本語とは逆の順序になります。
- I went to the park yesterday.（私は昨日公園に行った）
- She lives in Tokyo now.（彼女は今東京に住んでいる）
疑問文の語順 be動詞：主語と動詞を入れ替える
- You are happy. → Are you happy?
一般動詞：do/does/didを文頭に
- You like music. → Do you like music?
- He likes music. → Does he like music?
疑問詞がある場合：疑問詞 + 疑問文
- What do you like?
- Where does she live?
否定文の語順 be動詞：動詞の後にnot
- I am a student. → I am not a student.
一般動詞：動詞の前にdo not/does not/did not
- I like music. → I do not like music.
- He likes music. → He does not like music.
第3章 時制の理解
3-1 現在形（習慣と状態）
現在形は「今まさに起こっていること」ではなく、習慣的な行動や変わらない事実を表します。
現在形の基本的な使い方
- 習慣的な行動
- I get up at 7 every morning.（私は毎朝7時に起きる）
- He plays tennis on Sundays.（彼は日曜日にテニスをする）
- We have dinner at 6.（私たちは6時に夕食を食べる）
- 不変の事実・真理
- The sun rises in the east.（太陽は東から昇る）
- Water boils at 100 degrees Celsius.（水は100度で沸騰する）
- The Earth goes around the sun.（地球は太陽の周りを回る）
- 現在の状態
- I live in Tokyo.（私は東京に住んでいる）
- She knows the answer.（彼女は答えを知っている）
- He has two brothers.（彼には兄弟が2人いる）
現在形の作り方 主語が I, you, we, they の場合：動詞の原形
- I work at a bank.
- They study English.
主語が he, she, it の場合：動詞に s または es をつける
- He works at a bank.
- She studies English.
- It rains a lot here.
三人称単数現在の s のつけ方
- 基本：work → works, play → plays
- s, x, ch, sh で終わる語：es をつける（watch → watches, wash → washes)
- 子音 + y で終わる語：y を i に変えて es（study → studies, cry → cries）
- have は不規則：has
よく使う時を表す言葉
- every day/week/month/year（毎日/週/月/年）
- always（いつも）
- usually（たいてい）
- often（しばしば）
- sometimes（ときどき）
- never（決して〜ない）
- on Mondays（月曜日に）
3-2 過去形（完了した出来事）
過去形は、過去に起こって完了した出来事を表します。
過去形の基本的な使い方
- 過去の動作
- I watched TV last night.（私は昨夜テレビを見た）
- She visited Kyoto last week.（彼女は先週京都を訪れた）
- They played soccer yesterday.（彼らは昨日サッカーをした）
- 過去の状態
- I was sick yesterday.（私は昨日病気だった）
- He lived in Osaka before.（彼は以前大阪に住んでいた）
- The weather was nice last Sunday.（先週の日曜日は天気が良かった）
規則動詞の過去形の作り方 基本：ed をつける
- walk → walked
- play → played
- watch → watched
e で終わる語：d だけつける
- live → lived
- like → liked
- arrive → arrived
子音 + y で終わる語：y を i に変えて ed
- study → studied
- try → tried
- carry → carried
短母音 + 子音で終わる語：子音を重ねて ed
- stop → stopped
- plan → planned
不規則動詞の過去形 暗記が必要な重要な動詞です。
- go → went
- come → came
- get → got
- have → had
- do → did
- make → made
- take → took
- see → saw
- eat → ate
- drink → drank
- buy → bought
- think → thought
- know → knew
- write → wrote
- read → read（発音は /red/）
- speak → spoke
- begin → began
- run → ran
- give → gave
- find → found
be動詞の過去形
- I/He/She/It → was
- You/We/They → were
よく使う時を表す言葉
- yesterday（昨日）
- last night/week/month/year（昨夜/先週/先月/去年）
- ago（〜前）：two days ago, a week ago
- in 2020（2020年に）
- when I was young（私が若かった時）
過去形の否定文と疑問文 否定文：did not (didn't) + 動詞の原形
- I didn't watch TV last night.
- She didn't visit Kyoto.
疑問文：Did + 主語 + 動詞の原形?
- Did you watch TV last night?
- Did she visit Kyoto?
3-3 未来形（will と be going to）
英語には未来を表す形がいくつかありますが、最も基本的なのは will と be going to です。
will を使った未来形
- その場で決めたこと
- It's cold. I'll close the window.（寒いね。窓を閉めよう）
- The phone is ringing. I'll get it.（電話が鳴っている。私が出よう）
- 予測・予想
- It will be sunny tomorrow.（明日は晴れるでしょう）
- You will like this movie.（あなたはこの映画が気に入るでしょう）
- 意志・約束
- I will help you.（私があなたを助けます）
- I will be there at 8.（8時にそこにいます）
will の形 肯定文：will + 動詞の原形
- I will go to school.
- He will come tomorrow.
否定文：will not (won't) + 動詞の原形
- I won't go to school.
- He won't come tomorrow.
疑問文：Will + 主語 + 動詞の原形?
- Will you go to school?
- Will he come tomorrow?
be going to を使った未来形
- すでに決めていた予定
- I'm going to visit my grandmother this weekend.（今週末におばあちゃんを訪ねる予定です）
- We're going to have a party next month.（来月パーティーをする予定です）
- 根拠のある予測
- Look at those clouds. It's going to rain.（あの雲を見て。雨が降りそうだ）
- He looks tired. He's going to fall asleep.（彼は疲れているね。眠りそうだ）
be going to の形 肯定文：be動詞 + going to + 動詞の原形
- I am going to study.
- She is going to leave.
- They are going to play.
否定文：be動詞 + not going to + 動詞の原形
- I'm not going to study.
- She isn't going to leave.
疑問文：Be動詞 + 主語 + going to + 動詞の原形?
- Are you going to study?
- Is she going to leave?
will と be going to の使い分け
- 今決めたこと → will
- 以前から決めていたこと → be going to
- 客観的な予測 → will
- 根拠のある予測 → be going to
よく使う時を表す言葉
- tomorrow（明日）
- next week/month/year（来週/来月/来年）
- soon（すぐに）
- in the future（将来）
- someday（いつか）
3-4 現在進行形（今していること）
現在進行形は、まさに今行われている動作を表します。
現在進行形の基本的な使い方
- 今まさに行っている動作
- I'm reading a book now.（私は今本を読んでいる）
- He's playing soccer.（彼はサッカーをしている）
- They're studying English.（彼らは英語を勉強している）
- 一時的な状況
- I'm living in Tokyo this year.（今年は東京に住んでいる）
- She's working at a cafe.（彼女はカフェで働いている）
- 近い未来の予定（すでに決まっていること）
- I'm meeting him tomorrow.（明日彼と会う予定だ）
- We're leaving next week.（来週出発する予定だ）
現在進行形の作り方 be動詞 + 動詞の ing形
主語に合わせてbe動詞を変化させます。
- I am (I'm) + -ing
- You/We/They are (You're/We're/They're) + -ing
- He/She/It is (He's/She's/It's) + -ing
ing形の作り方 基本：ing をつける
- play → playing
- read → reading
- watch → watching
e で終わる語：e を取って ing
- make → making
- write → writing
- come → coming
短母音 + 子音で終わる語：子音を重ねて ing
- run → running
- swim → swimming
- sit → sitting
ie で終わる語：ie を y に変えて ing
- lie → lying
- die → dying
進行形にできない動詞（状態動詞）所有、知覚、感情、思考などを表す動詞は進行形にしません。
- know（知っている）：I know him. ❌ I'm knowing him.
- like（好きだ）：I like music. ❌ I'm liking music.
- want（欲しい）：I want a car. ❌ I'm wanting a car.
- have（持っている）：She has a car. ❌ She's having a car.
- see（見える）：I see him. ❌ I'm seeing him.
- hear（聞こえる）：I hear music. ❌ I'm hearing music.
- understand（理解している）：I understand. ❌ I'm understanding.
- believe（信じている）：I believe you. ❌ I'm believing you.
現在進行形の否定文と疑問文 否定文：be動詞 + not + -ing
- I'm not reading now.
- He isn't playing soccer.
疑問文：Be動詞 + 主語 + -ing?
- Are you reading now?
- Is he playing soccer?
よく使う言葉
- now（今）
- right now（まさに今）
- at the moment（今のところ）
- Look!（見て!）
- Listen!（聞いて!）
3-5 過去進行形と未来進行形
過去進行形
過去のある時点で進行中だった動作を表します。
基本的な使い方：
- 過去のある時点で進行中だった動作
- I was reading a book at 8 last night.（昨夜8時に本を読んでいた）
- She was cooking dinner when I called.（私が電話した時、彼女は夕食を作っていた）
- They were playing tennis yesterday afternoon.（昨日の午後、彼らはテニスをしていた）
- 過去の継続的な動作
- It was raining all day yesterday.（昨日は一日中雨が降っていた）
- We were waiting for two hours.（私たちは2時間待っていた）
過去進行形の作り方 was/were + 動詞の ing形
- I/He/She/It was + -ing
- You/We/They were + -ing
例文：
- I was watching TV.（私はテレビを見ていた）
- They were studying.（彼らは勉強していた）
否定文と疑問文 否定文：was/were + not + -ing
- I wasn't watching TV.
- They weren't studying.
疑問文：Was/Were + 主語 + -ing?
- Was he watching TV?
- Were they studying?
when と while の使い分け when + 過去形（短い動作）
- I was reading when he arrived.（彼が到着した時、私は読書していた）
while + 過去進行形（長い動作）
- He arrived while I was reading.（私が読書している間に彼が到着した）
- While I was cooking, the phone rang.（料理している間に電話が鳴った）
未来進行形
未来のある時点で進行中であろう動作を表します。
基本的な使い方：
- 未来のある時点で進行中の動作
- I'll be studying at 9 tomorrow.（明日9時に勉強しているでしょう）
- This time next week, I'll be lying on the beach.（来週の今頃、私はビーチで寝そべっているでしょう）
- 未来の予定（自然に起こること）
- I'll be seeing him tomorrow.（明日彼に会います）
- She'll be coming to the party.（彼女はパーティーに来ます）
未来進行形の作り方 will be + 動詞の ing形
- I/You/He/She/It/We/They will be + -ing
例文：
- I will be working at that time.（その時私は働いているでしょう）
- They will be playing tennis.（彼らはテニスをしているでしょう）
否定文と疑問文 否定文：will not (won't) be + -ing
- I won't be working at that time.
疑問文：Will + 主語 + be + -ing?
- Will you be working at that time?
進行形のまとめ
- 現在進行形：今していること
- I am reading now.
- 過去進行形：過去のある時点でしていたこと
- I was reading at 8 last night.
- 未来進行形：未来のある時点でしているであろうこと
- I will be reading at 9 tomorrow.