~サルサレッスンを通じてのご感想~
現在2児の母
<彼との長いお付き合い>
大学を卒業してごくごく普通の会社員をしていた当時20代半ばサルサを習いに。
ずっと踊ってみたいと思っていたわけでも、意を決して挑戦したわけでもありません。
仕事にも慣れて友人付き合いも楽しい。
けれど、長く付き合った相手と結婚の話にはなかなかならない。
焦っても仕方ないとは思いつつ、友達の結婚報告を聞けばモヤモヤ、毎日心のどこかでそのことを考えて割り切れない。
どう思っているのかな?いずれ出産したいと思っているのは知っているはずなんだけど、年齢のことは深く考えてない?
でも、結婚はするんだよね?の堂々巡り。
結婚のこと以外では不満はないから、待っていればそのうち、と納得していた頃、突然にその相手が1年間の遠方勤務になり、週末にぽっかり時間ができることに。
ぼんやり過ごすのも…と考えていた時に見つけたのが近所の大学の公開サルサ講座のお知らせで
<サルサとの出会い>
体のラインがぴったり出るパンツに派手め柄のトップス、メイクばっちりな先生が、受講生の前で明るくあいさつしてストレッチ開始。
頼子先生とは、これが初めての出会いでした。
なんだか私がこれまで出会った「先生」とは、180度違うタイプの雰囲気です。
近づくとふんわりいい香りがして、謎の敗北感を感じる無香の自分。
(中略)
でも一番驚いたのは、サルサがペアダンスだったこと。
てっきり一人で踊るダンスと思っていたら、男女で向かい合って、と言われて手をつないで基本のステップ。
<ペアダンスで内面まで分かってしまう!?>
ところが少し踊れるようになってきてからというもの、なぜか先生のアドバイスが、客観的に
見た自分の悪いところ痛いところ後ろめたいところにぐさぐさと刺さってくるのです。
先生は私のダンスをみてコメントしているだけで、他意はないはずなのに。
サルサでは、女性の自分はフォローなので、男性のリードを待って動くことが大前提。
でもせっかちな私は待てない。
ターンの動きになったら自分から回ってしまうし、リードがなくても動いてしまう。
(中略)
ああ、実生活でも私、待ててないんです。
焦ってはいけないと頭ではわかっているし、焦ったところで答えが早く出るわけではないのに。
もう片手以上の年、だらだら付き合っているんですよ…
踊りにも隠しきれない悩みっぷりが出てるのかと思ったら、やっぱりそちらの問題に何かしら
答えが出るか、自分の中で折り合いがつかないことには気持ちよく踊れる気がしなくなってき
ます。
習い始めて数ヶ月、もう少し実践で踊ってみたくなり、先生のクラブレッスンにも通うこと
に。
<初めてのクラブレッスン&パフォーマンス>
クラブでのサルサは講座でのサルサとはまた違って、踊りたい相手を誘い誘われ、会話を楽し
み…という自由な空間。
混めばほとんど抱き合うくらいの近さで踊るのだからと、先生はデオドラント、口臭、踊って汗をかいた場合の着替えについてもマメに全体にむけてアドバイス。
女性は髪型やネイルも。ダンスだけに限らないけれど、意外と「踊る」の他は全く気にしてい
ない方もいて、我が振り直せと思うこともしばしば。
(中略)
「パフォーマンスに出てみない?」と頼子先生から誘われたのは、その模索の最中。
イベントでショーダンスを振り付けてみるので、ということで、パートナーと組んでのサルサ
ではなく、女性3人でのダンス。
習い始めて1年目のおわりのことです。
何か意図があって選ばれたのか、手頃な経験値だったからなのか、今となってはわかりません
が、この時になってもまーーーだ結婚の悩みに取り憑かれていた私は、もういっそ忙しくする
ことで考えなけりゃいいのだ、という先延ばし逃避法でやりすごしており、ダンスは踊れるし
練習で忙しくなるなら願ってもないな、とほいほいと参加。
(中略)
自分1人ができなさすぎる練習はつらいわ体は動かないわ、とはいえ一度やると言った手前やめ
られないし、なんで出るって言っちゃったかなとひたすら自分を恨みながら、でもこれを機に
上達するかもしれないと少しだけ希望を持つ、を繰り返す、気持ちの忙しい日々。
それらに加え、ショーダンスというだけあって「魅せる」に重点を置いたダンスの練習は、自
分の動きのガサツさを動画で否応なく見せられるというおまけまでついていて、毎回打ちのめ
されて。
確かに「自分と向き合う」だけど、文字通り…
(中略)
初めてのイベントでのパフォーマンスは、練習の辛さなんて(80%くらいは)ふっとんで、曲が終わった瞬間の「できた…!」という最高潮の達成感。
踊れる人からみたらまだまだであっても、この時自分のベストは出し切れたのです。
そんな感覚はとても久しぶりでした。
<別れとサルサの楽しさと>
イベントが終わって、もうすぐ遠方から帰ってくる相手に会った時。
楽しそうな私に「何かいいことあった?」と彼が聞くので、ダンスを習い始めたこと、クラブでも踊っていること、イベントに出てみたこと、いい先生と友達に出会えて楽しく過ごしていることを初めて全部伝えました。
新しく楽しみを見つけたことを彼は喜んでくれました。
ただ、そのあとに「でも夜遊びはちょっとね」が続いたのです。
その一言を聞いて「ダンスはやめたくない」と思った時、「私たちはもう無理なんだな」と諦
めがつきました。
結局、結婚どころかこんなにあっさり最後は一人になっちゃったよという、考えていなかった
方向に行くことになったので、もういっそ開き直って夜遊びを続けてみることにしました。
悩みがなくなって、心の底からスッキリして踊るサルサの楽しさったら。
<あっさり出会って結婚>
ようやく男性のリードと自分のフォローがうまく噛み合って、1曲を楽しい!と踊れるようにな
り、1度踊った男性からもまた誘ってもらえるようになり、サルサライフは大充実。
他の受講者さんからの声で、クラブは敷居が高いらしいと知った先生が踊る機会を、と、別の
場所で開いたサルサパーティに参加した時、よくクラブレッスンで会う男性と初めて自己紹介
をして名刺をもらう機会がありました。
レッスンでは順番に踊るのであいさつをして踊りはしても、フリータイムでは声はかけてくれ
ない人です。
私のパフォーマンスしたイベントに実は来ていて、その時の濃いメイクと衣装、レッスンで時々会うあの人がこんなダンスを!?と思って心底驚いた、とかなり経ってから教
えてくれました。
会社が近所なのがわかってパーティの数日後にランチをして、半年後にあっさり結婚。
あんなに悩んでいたのに、どういうこと!?と驚いた友人多数。
結果だけ見たら「サルサを踊って結婚相手に出会った」んですが、単純な気持ちで習い始めた
はずなのに、「ただ踊るだけでも、『自分』が踊りにあらわれている」。
経験値でそうなるのかわかりませんが、迷いがあればすぐにダンスを通じて先生にはわかってしまう。
ダンスをやめればあの彼といずれ結婚できたかもしれないけれど、結局私はサルサを始めたこ
ろによく先生に注意されていたあれ、「一人で踊ってはダメ」状態だったのですよね。
一人で悩んでいただけ。
でも、指摘されても自分ではそのつもりはないんです。だから厄介。
パフォーマンスに参加して、セルフイメージとずたずたな現実を近づけようと必死になって人
の目を意識したこと、自分が男性だったらどんな女性と踊りたいか、そんな人に近づくにはど
うすればいいか、すべて「踊るなら?」を通じて自分を見てみる、その経験がなかったらまだ
私は今も一人で踊っていたかもしれません。
サルサを習ったら結婚できたよ!とは言いませんが、サルサを習ったら道が開けたよ、とは言えます。
以前は「自分は特に異性に好かれない変な人間である」という考え方にとらわれてしまっていたが、ご縁があり自分を受けて入れてくれるパートナーと知り合うことができた。(ご結婚されました💓)
自分はこのままでよいのだという安心や自信(あるいは諦念)ともいえる考え方を持てるようになり、他人と比較したり自分を卑下することをやめて自己を肯定するようになった。
いろんな本を読んだりして自問し続けてきたが、思うように自分のマインドセットに変化が起きていない人におすすめです。
体調が良くなり、考え方や物の見方が広がりました。だから行動的にもなれたし、新しいコミュニティに飛び込むことができ、素敵な仲間に出会えました。
変わりたいけど、変わる方法がわからない方にお勧めです。頼子さんには引き出しがいっぱいあるので、一人ひとりに合った方法でサポートしてくださいます。
頼子さんに出会うて良かったと心底思っています。付かず離れずの絶妙なサポートで、私を良い方向へアップデートしてくださって、本当に感謝しています。ありがとうございました!!(マッチングアプリでお付合い始まりました💓)
現実を変える努力をするには自分が思っている以上にしないといけないんだな、という現実を肌身に感じました。自分が甘かった。自分が嫌いだったのが、講座を受けて落ち着きました。
どんな形であれ、現実を変えたいひとにおススメです。
長い間ありがとうございました。わたしには頼子さんの愛が深すぎてとてもじゃないけど同じことはできません。笑
正直、自分が何か大きく変わったのかというと、あまりピンときていません。ですが、自分に対する嫌悪や憎悪を向けるってこんなに色んな歪みを産んでるんだという現実がとてもよく分かりました。セルフイメージの前に言葉を大切にしていきます。お世話になりました。ありがとうございました。
「自分は何もできない、だからこれくらいの幸せで十分だと思わなきゃ」と思い込んでいたので、講座を受けて何を得たいのかも自分でよくわかっていなかった。
パートナーシップについても、相手のせいにばかりしていて、私が変わっても意味ないのでは、とさえ思っていた。色んな方向に深く掘り下げることで、たくさんの気づきがあって、気づけば少しずつでも変わっていけることが分かった。
自分が変われば家の中の空気も変わって、相手も少しずつ変化があって、居心地が格段に良くなった。考え方や受け止め方がいい方向へと伸びるようになった。
自分がどうしたいのか、をだいぶ素直に受け止められるようになって、思考が身軽になりました。いま、変化しておけて良かったです!あのままだったら、絶対、偏屈愚痴まみれBBAになってた!これからもっともっと綺麗になるし、心豊かになって、人生後半戦を楽しんでいきます‼️