通販のいまとむかし(1)

2021/10/01

専門通信販売の始まり

化粧品、サプリメント通販のスタート

通信販売というと、皆さんはどういった会社をイメージしますか?

ファンケルさんだったり、DHCさんだったり、
再春館製薬さんだったりでしょうか?

そのほかにも、ご当地食品のお取り寄せだったり、
アマゾンや楽天なんかも通信販売のイメージだと思います。

50年ほど前は通販というと、背が伸びるサポーターなど
怪しいものを売ってる業者さんだったり、
テレフォンショッピングで布団や洋服、健康グッズを売ってたり
していたのが通販のイメージでした。

それが、今から40年ほど前にファンケルの創業者である池森賢二さんが、
化粧品を専門に販売する通信販売を立ち上げられ、
同時期に化粧品やサプリメントを専門に販売される通信販売が
立ち上がりました。
もちろんそれ以前にも単品や一つの分野に特化した通販はあったかもですが、
メジャーというか、多くの人々に認知された専門通販ができたのは
この頃だと思います。

お客様の”不”を解決

実は、私はこの頃立ち上がったある会社さんの
創業当初のメンバーで、幹部から子会社の社長まで
歴任された方に師事を受け、そのお話を聞く機会に恵まれました。
どこにいらっしゃった方かは、
下記の画像からバレバレかもしれませんが(笑)

 
あまりにも有名な話なので、
どこかで読まれた方もいらっしゃるかも
しれませんが、創業者の方がおっしゃる
成功の秘訣としてお客様の
”不満”
”不便”

”不安”などの”不”

を解決することでお客様も満足していただき、
自分たちも成功するということを言っておられます。

今でも、マーケティング的には「お客様の悩みを見つけ、
それに寄り添う製品を開発しましょう。」
と言っているマーケッターの方をよく見かけます。
その辺りは時代が変わっても、内容は変わらないのかもしれませんね。
私たち開発する側としては、「新しく出た画期的な」技術や
原料が売れると思い製品を開発しがちですが・・・。