通販のいまとむかし(2)
2021/10/06
お客様の「不」を解決する
不安、不便、不満
前回の投稿で、描いたのはご存知ファンケルの創業者である、
池森賢二さんのことですが、まず解決されようとしたのは、
「不安」の部分でした。
https://shuchi.php.co.jp/management/detail/6468
化粧品の保存料や添加物で肌荒れをおこす女性のお話を聞いて、
化粧品を安全に利用していただけないものかどうか考えた末に生まれたのが
無添加化粧品でした。
皆さんもご存知のように、その後その商品は大ヒットとなって、
ファンケルは大企業となりました。
「不便」に関しては、働く女性が増えてきて、
昼間に家にいないため、荷物が受け取れないという悩みに
郵便受けに入るサイズのパッケージを考案し、
昼間受け取ることができなくとも、帰宅後に郵便受けを見れば
荷物が受け取れることを可能にしました。
「不満」に関しては、当時健康食品の値段は高く、
また、「病気が治る」といった怪しい健康食品も出回っている状態で、
安全で、しかも買いやすい値段の健康食品を作れないものだろうか?
ということで、安くて、品質の良い製品をアメリカから輸入するなどして、
お客様に提供するようになりました。
現在の通販でも、お客様の「悩み」の、さらにその奥にある悩みを
引き出して、製品開発するというコンセプトは、
時代が変わっても同じように行われています。
池森賢二さんのことですが、まず解決されようとしたのは、
「不安」の部分でした。
https://shuchi.php.co.jp/management/detail/6468
化粧品の保存料や添加物で肌荒れをおこす女性のお話を聞いて、
化粧品を安全に利用していただけないものかどうか考えた末に生まれたのが
無添加化粧品でした。
皆さんもご存知のように、その後その商品は大ヒットとなって、
ファンケルは大企業となりました。
「不便」に関しては、働く女性が増えてきて、
昼間に家にいないため、荷物が受け取れないという悩みに
郵便受けに入るサイズのパッケージを考案し、
昼間受け取ることができなくとも、帰宅後に郵便受けを見れば
荷物が受け取れることを可能にしました。
「不満」に関しては、当時健康食品の値段は高く、
また、「病気が治る」といった怪しい健康食品も出回っている状態で、
安全で、しかも買いやすい値段の健康食品を作れないものだろうか?
ということで、安くて、品質の良い製品をアメリカから輸入するなどして、
お客様に提供するようになりました。
現在の通販でも、お客様の「悩み」の、さらにその奥にある悩みを
引き出して、製品開発するというコンセプトは、
時代が変わっても同じように行われています。
なぜ、悩みを知ることができたのか?
化粧品会社を創業する前、池森氏はクリーニングの配達を
行なっていて、その際、「化粧品を使っていて肌荒れを起こした」など
トラブルの話を聞かれたそうで、その話やご自分で調べられた内容を
「素肌美新聞」という名前のチラシにして、配っていたそうです。
配っている際に、手渡しができると、そのかたとお話をして
また意見を聞くことができたようです。
行なっていて、その際、「化粧品を使っていて肌荒れを起こした」など
トラブルの話を聞かれたそうで、その話やご自分で調べられた内容を
「素肌美新聞」という名前のチラシにして、配っていたそうです。
配っている際に、手渡しができると、そのかたとお話をして
また意見を聞くことができたようです。
いまなら
いまであれば、もちろん身近な人から話を聞くこともできますが、
インターネットの発達や、それに付随するサービスがあって、
むかしより早く、多くの情報に接することができます。
例えば、ネットモールでライバル会社の製品レビューを見て
マイナスレビューを見れば、その製品に不満を持っているお客様の声と
その不満を解消することで新たな需要が生まれてきたり。
アンケートを代行してくれる業者さんもいらっしゃったり、
中には不満を買い取ってくれるというサイトもあるので、
そこから情報を買い取ることもできそうです。
むかしもいまも悩みや不満なことを抱えている人がいて
その人たちに役立つ製品を開発すれば自分の成功にもつながるということは
変わらないのかもしれませんね。
インターネットの発達や、それに付随するサービスがあって、
むかしより早く、多くの情報に接することができます。
例えば、ネットモールでライバル会社の製品レビューを見て
マイナスレビューを見れば、その製品に不満を持っているお客様の声と
その不満を解消することで新たな需要が生まれてきたり。
アンケートを代行してくれる業者さんもいらっしゃったり、
中には不満を買い取ってくれるというサイトもあるので、
そこから情報を買い取ることもできそうです。
むかしもいまも悩みや不満なことを抱えている人がいて
その人たちに役立つ製品を開発すれば自分の成功にもつながるということは
変わらないのかもしれませんね。
