激動の2ヵ月(自己満足での覚書)
2021/04/14
香港を離れ日本帰国(自分の記録)
3月10日香港より
空席ガラガラの飛行機(JAL)で日本へ帰国した。一時帰国(2週間程度)は過去何度もあったが、永住での日本帰国は28年ぶりとなる。
外国人は日本入境禁止令状態が続く中、妻(香港人)を同伴しての帰国であり、その背景には昨年12月より在香港日本国総領事館の方との緊密な連携で、厚生労働省との交渉や多岐に渡る折衝によりギリギリ3月8日に在留許可(入境許可)が下りた。
ここ迄来れたのも、多くの人の助けがありやっとここ迄辿り着いた。本当に感謝の一言に尽きる思いである。
但し、トラブルは休む間もなく訪れた。
外国人は日本入境禁止令状態が続く中、妻(香港人)を同伴しての帰国であり、その背景には昨年12月より在香港日本国総領事館の方との緊密な連携で、厚生労働省との交渉や多岐に渡る折衝によりギリギリ3月8日に在留許可(入境許可)が下りた。
ここ迄来れたのも、多くの人の助けがありやっとここ迄辿り着いた。本当に感謝の一言に尽きる思いである。
但し、トラブルは休む間もなく訪れた。
急遽3/10大阪行きFLT便CANCEL
3/9 16:00過ぎに1本の電話を受けた。エクスペディアからだった。
明日3/10 11:45発大阪行きのFLTが航空会社の都合でCANCELとなり、3/13に変更となりましたと言うものでした。
大阪行きの便は、3/10以降3/13迄無いとの事。
怒りこみ上げる中、冷静に且つ早急な判断を求められました。
実は、3/9 17:00でマンションを引き払い、大家へ明け渡しする1時間前の出来事です。当然、家にはスーツケース3つ以外に、もう何も残っておりませんでした。
急遽、3/13になると言われても、香港1泊3/9のホテル宿泊予定が4泊となるだけでなく、関空から実家広島迄の交通手段はレンタカーを予約していた為、その変更等を早急に行わないといけなくなりました。
問題は多岐に渡り、日本入国時に求められるPCR検査も72時間以内の検査結果証明が有効であり、3/13となれば又PCR検査予約~STARTとなる。家族分全てのPCR検査費用が又掛かってくる。
最短で適格な判断をする為は、とにかく情報が少な過ぎた。
先ず、エクスペディアへ3/10全てのFLT便の情報を提供する様求めた。
・FLT便情報(空席含め)
・価格
・変更可能時間帯
レンタカー予約変更を行った場合、変更費用、CANCEL費用の確認。
香港宿泊ホテルを1泊→4泊へ変更可能か確認。
PCR検査予約空席状況をネット確認。政府PCR検査施設では時間が掛かるがHKD280(約3,900円程度)。私立病院ではHKD1900(約26,600円)が一人分で掛かって来ます。
情報収集と同時に17:00となり大家が部屋に来て最後の立ち合い確認を行った。
30分程度で立ち合い確認は終え、鍵を返し大家は先に帰って行った。我々には最後に戸締りだけして出て行ってくれれば良いと言ってくれた(オートロックの為)。
約1時間で集まった情報を冷静且つ最適な方法として選んだのは、下記です。
同日3/10 15:45発FLTの東京行き。
そこで、17:30~18:30で変更出来る事を全て行った。
ここで最大のリスクは2つあり、1つはPCR検査結果が受診時より既に72時間経過しており、丁度73.5時間位であった。日本入境時に検疫で入境拒否となるリスク。
もう1つは、大阪より広島迄レンタカー移動(緊急事態宣言で公共交通機関の使用が禁止の為)を急遽東京でのレンタカー予約へ変更。しかし、またもや緊急事態宣言で、どのレンタカーも営業時間が20:00迄でした。知人に連絡し、レンタカーを私が運転すると言う名義でレンタして貰い、成田空港迄車毎迎えに来て頂いた。
さすがに、東京から広島迄レンタカーで走り続けるのは疲れた。
明日3/10 11:45発大阪行きのFLTが航空会社の都合でCANCELとなり、3/13に変更となりましたと言うものでした。
大阪行きの便は、3/10以降3/13迄無いとの事。
怒りこみ上げる中、冷静に且つ早急な判断を求められました。
実は、3/9 17:00でマンションを引き払い、大家へ明け渡しする1時間前の出来事です。当然、家にはスーツケース3つ以外に、もう何も残っておりませんでした。
急遽、3/13になると言われても、香港1泊3/9のホテル宿泊予定が4泊となるだけでなく、関空から実家広島迄の交通手段はレンタカーを予約していた為、その変更等を早急に行わないといけなくなりました。
問題は多岐に渡り、日本入国時に求められるPCR検査も72時間以内の検査結果証明が有効であり、3/13となれば又PCR検査予約~STARTとなる。家族分全てのPCR検査費用が又掛かってくる。
最短で適格な判断をする為は、とにかく情報が少な過ぎた。
先ず、エクスペディアへ3/10全てのFLT便の情報を提供する様求めた。
・FLT便情報(空席含め)
・価格
・変更可能時間帯
レンタカー予約変更を行った場合、変更費用、CANCEL費用の確認。
香港宿泊ホテルを1泊→4泊へ変更可能か確認。
PCR検査予約空席状況をネット確認。政府PCR検査施設では時間が掛かるがHKD280(約3,900円程度)。私立病院ではHKD1900(約26,600円)が一人分で掛かって来ます。
情報収集と同時に17:00となり大家が部屋に来て最後の立ち合い確認を行った。
30分程度で立ち合い確認は終え、鍵を返し大家は先に帰って行った。我々には最後に戸締りだけして出て行ってくれれば良いと言ってくれた(オートロックの為)。
約1時間で集まった情報を冷静且つ最適な方法として選んだのは、下記です。
同日3/10 15:45発FLTの東京行き。
そこで、17:30~18:30で変更出来る事を全て行った。
ここで最大のリスクは2つあり、1つはPCR検査結果が受診時より既に72時間経過しており、丁度73.5時間位であった。日本入境時に検疫で入境拒否となるリスク。
もう1つは、大阪より広島迄レンタカー移動(緊急事態宣言で公共交通機関の使用が禁止の為)を急遽東京でのレンタカー予約へ変更。しかし、またもや緊急事態宣言で、どのレンタカーも営業時間が20:00迄でした。知人に連絡し、レンタカーを私が運転すると言う名義でレンタして貰い、成田空港迄車毎迎えに来て頂いた。
さすがに、東京から広島迄レンタカーで走り続けるのは疲れた。
香港イミグレ通過、東京成田での入境検疫、そして広島へ
香港国際空港はガラガラの状態で、店舗も多くしまっていた。利用客が少ないせいだろう。
香港の検疫で、やはりPCR検査結果が既に72時間をOVERしている事を指摘された。そして、2つの選択を求められた。
1,FLT便をCANCELし、もう一度PCR検査を受け出国する。
2,日本へ入境した後、日本検疫局より72時間OVERを指摘された場合、PCR検査を受けていない事と同じになる。その場合は、日本政府が指定した隔離施設(ホテル)で7日間隔離した後、PCR検査を受けて陰性であれば、自宅隔離14日間となる。
私は、2,を選択した。なぜならば選択肢はもう一つあると私は思っていたからだ。
3つ目の選択肢として、万が一日本検疫局でPCR検査結果72時間OVERを指摘された場合、私が当初FLT予約していた大阪便のFLTが急遽CANCELとなった、そして午前→午後便へ変更し大阪着→東京着になった為、故意に72時間ルールを守らなかったのではなく、航空会社の責任で1.5時間OVERになったと交渉するつもりだった。海外で学んだ事は多く、諦めは全ての負けです。諦めず、常に交渉すると言うスタンスをもっていれば、結果も自ずとついてくるものです。
結果として、日本検疫では私が提示したPCR検査結果を見て、「はい、大丈夫です。」と言って直ぐ通してくれました。日本ってなんて良い国なんだろうと思いました。
次は東京から広島迄、深夜ぶっ通し車を走らせる事です。
当初は6時間程度(大阪からは、そう遠くない)で見ていたが、東京となると12時間くらいかかる計算であった。実際には14時間くらいで到着できた。
出来る限り人に接触してはいけない為、「P」パーキングステーションでトイレに行く以外は、途中で仮眠10分を7~8回取りながら、1人で車を走らせました。
3/10に至るまで、毎日が寝不足状態だったので、少しでも眠気が感じられたら、車を停めて休みました。自販機の缶コーヒーは、少なく見ても15本位は飲んだと思う。
そして遂に広島の実家へ到着!
香港の検疫で、やはりPCR検査結果が既に72時間をOVERしている事を指摘された。そして、2つの選択を求められた。
1,FLT便をCANCELし、もう一度PCR検査を受け出国する。
2,日本へ入境した後、日本検疫局より72時間OVERを指摘された場合、PCR検査を受けていない事と同じになる。その場合は、日本政府が指定した隔離施設(ホテル)で7日間隔離した後、PCR検査を受けて陰性であれば、自宅隔離14日間となる。
私は、2,を選択した。なぜならば選択肢はもう一つあると私は思っていたからだ。
3つ目の選択肢として、万が一日本検疫局でPCR検査結果72時間OVERを指摘された場合、私が当初FLT予約していた大阪便のFLTが急遽CANCELとなった、そして午前→午後便へ変更し大阪着→東京着になった為、故意に72時間ルールを守らなかったのではなく、航空会社の責任で1.5時間OVERになったと交渉するつもりだった。海外で学んだ事は多く、諦めは全ての負けです。諦めず、常に交渉すると言うスタンスをもっていれば、結果も自ずとついてくるものです。
結果として、日本検疫では私が提示したPCR検査結果を見て、「はい、大丈夫です。」と言って直ぐ通してくれました。日本ってなんて良い国なんだろうと思いました。
次は東京から広島迄、深夜ぶっ通し車を走らせる事です。
当初は6時間程度(大阪からは、そう遠くない)で見ていたが、東京となると12時間くらいかかる計算であった。実際には14時間くらいで到着できた。
出来る限り人に接触してはいけない為、「P」パーキングステーションでトイレに行く以外は、途中で仮眠10分を7~8回取りながら、1人で車を走らせました。
3/10に至るまで、毎日が寝不足状態だったので、少しでも眠気が感じられたら、車を停めて休みました。自販機の缶コーヒーは、少なく見ても15本位は飲んだと思う。
そして遂に広島の実家へ到着!
隔離期間中、東京不動産への賃貸契約
隔離期間中14日間は、全く一切の外出をしないかと言うと、それは殆どの人が違うと言います。
私も出来る限り人との接触は避けつつ、スーパーへ食品の買い出しは行きました。
不要不急の外出は控えて下さい。と言われているだけで、一切の外出は認めないとは言われておりません。
あと、厚生労働省より毎日の健康状態をネット回線を使い報告する義務がありました。
毎日、11:00にメール、もしくはLINEが送られて来て、そしてそのサイトに入り、自分及び家族の健康状態を報告します。これは期限があり、14:00迄に報告しなければなりません。
入境時に宣誓書へサインしております。
これを怠ると、電話で確認してきます。直ぐに報告しなければ、名前及び個人情報を全て公開する事になりますよという脅しです。
私は、初日+2日目を報告していなかった為、電話で注意勧告を受けました。
丁度、買い物から帰ったところで、不在であれば大問題になるところでした。
時間が経つにつれ、隔離期間が残り1wとなったところで、東京不動産へ契約に必要な書類や契約締結から入居迄のスケジュールを電話で問い合わせしていった。
不動産より当日契約~当日入居は無理と言われました。どうすれば契約してから入居迄の日数を縮める事が出来るか問合せたところ、事前に契約者の審査をする必要があり、そのために資料を多々提出してくださいとの事でした。
提出出来ない資料も求められました。
日本に住んでいれば誰でも提出可能な住民票ですが、私には提出不可資料でした。
私の住所は海外であり日本には住民票が無いのです。どうするか悩んだ末に、一度広島へ住民登録しようと思いました。その後、転居すれば良いと思い、隔離中ではありましたが、市役所へ行ってみました。
市役所からは入居して2~3日で転居する人は、法律上認められておりません。と言われ、東京へ行きそのまま住民登録して下さいと板挟み状態に。
諦めの悪い私は、先ず目的を一つ一つクリアして行く事が重要とし、市役所へは住民登録後、たぶん1~2ヵ月後に転居しますと嘘をついて広島での住民登録は完了しました。
次に翌日、東京へ移動したのですが、直ぐに、転入~転出で1日しか経っていない事が書類でばれてしまうので、転出手続きは不動産契約が終わり、入居出来るタイミングギリギリまで調整しました。
3/26不動産確認、契約完了、最短入居日が3/30となりました。
実家の兄へ委任状を残していった為、3/29に市役所で代理転居手続きを行って頂き、直ぐに書類を郵送して頂きました。そして、東京区役所で転入手続きを終え、そして小学校へ入学手続き、全ての必需品を最短で揃え、ギリギリ4/6入学式に間に合いました。
全く知らない土地で、ネットを最大限に使い情報収集して、今回の超ハードスケジュールを成し得ました。
多くのリスクがある中、自分を信じてついて来てくれた家族には感謝しかありません。
私も不安だらけで毎日が寝不足でしたが、不安は積極的に動く事で少しづつ解消され、そして何とか東京での生活もSTARTし始めました。
つくづく人間とは沢山の方に助けられ、生きているんだと実感致しました。
今後、困っている人がいたら、自らが手を差し伸べるだけの心と思いやりを学んだ、貴重な2ヵ月間でした。
私も出来る限り人との接触は避けつつ、スーパーへ食品の買い出しは行きました。
不要不急の外出は控えて下さい。と言われているだけで、一切の外出は認めないとは言われておりません。
あと、厚生労働省より毎日の健康状態をネット回線を使い報告する義務がありました。
毎日、11:00にメール、もしくはLINEが送られて来て、そしてそのサイトに入り、自分及び家族の健康状態を報告します。これは期限があり、14:00迄に報告しなければなりません。
入境時に宣誓書へサインしております。
これを怠ると、電話で確認してきます。直ぐに報告しなければ、名前及び個人情報を全て公開する事になりますよという脅しです。
私は、初日+2日目を報告していなかった為、電話で注意勧告を受けました。
丁度、買い物から帰ったところで、不在であれば大問題になるところでした。
時間が経つにつれ、隔離期間が残り1wとなったところで、東京不動産へ契約に必要な書類や契約締結から入居迄のスケジュールを電話で問い合わせしていった。
不動産より当日契約~当日入居は無理と言われました。どうすれば契約してから入居迄の日数を縮める事が出来るか問合せたところ、事前に契約者の審査をする必要があり、そのために資料を多々提出してくださいとの事でした。
提出出来ない資料も求められました。
日本に住んでいれば誰でも提出可能な住民票ですが、私には提出不可資料でした。
私の住所は海外であり日本には住民票が無いのです。どうするか悩んだ末に、一度広島へ住民登録しようと思いました。その後、転居すれば良いと思い、隔離中ではありましたが、市役所へ行ってみました。
市役所からは入居して2~3日で転居する人は、法律上認められておりません。と言われ、東京へ行きそのまま住民登録して下さいと板挟み状態に。
諦めの悪い私は、先ず目的を一つ一つクリアして行く事が重要とし、市役所へは住民登録後、たぶん1~2ヵ月後に転居しますと嘘をついて広島での住民登録は完了しました。
次に翌日、東京へ移動したのですが、直ぐに、転入~転出で1日しか経っていない事が書類でばれてしまうので、転出手続きは不動産契約が終わり、入居出来るタイミングギリギリまで調整しました。
3/26不動産確認、契約完了、最短入居日が3/30となりました。
実家の兄へ委任状を残していった為、3/29に市役所で代理転居手続きを行って頂き、直ぐに書類を郵送して頂きました。そして、東京区役所で転入手続きを終え、そして小学校へ入学手続き、全ての必需品を最短で揃え、ギリギリ4/6入学式に間に合いました。
全く知らない土地で、ネットを最大限に使い情報収集して、今回の超ハードスケジュールを成し得ました。
多くのリスクがある中、自分を信じてついて来てくれた家族には感謝しかありません。
私も不安だらけで毎日が寝不足でしたが、不安は積極的に動く事で少しづつ解消され、そして何とか東京での生活もSTARTし始めました。
つくづく人間とは沢山の方に助けられ、生きているんだと実感致しました。
今後、困っている人がいたら、自らが手を差し伸べるだけの心と思いやりを学んだ、貴重な2ヵ月間でした。