◆「美」は心と経済の健康から来る◆
社会の状況は、次から次へと規制や無言の圧力が当たり前となり、旅行や買い物などのレジャーだけでなく仕事の上でも自由な活動が難しくなってきている今日この頃。
今まで「普通の」サラリーマン家庭で育ち、自身もごくありふれたOLとして長年会社勤めをしてきた女性が、突然体調不良に見舞われ、5か月間の入院、やむなく退職し、予期しなかった経済苦を経験するに至った。
名古屋市に住む主婦の涼子さん(47歳、仮名)は、昨年の4月に大阪の国立大学を卒業した長男と現在地元の調理師専門学校に通う長女を持つ母親でもある。
長男は昨年の春、内定していた地元の地方銀行に就職したものの、支店の統合と閉鎖の煽りを受け、自宅から離れた支店へと今年の4月に転勤となった。
長女は調理専門学校の2年目で、来年春には名古屋のホテルで調理師になることを夢見ているが、現実はかなり厳しい。
涼子さん自身は25年前に大学卒業後、地元名古屋の地方銀行の総合職に職を得、結婚・出産後は産休を取ったが、その後も仕事に復帰した。職場ではリーダー的な役割も果たしていたが、昨年の入院をきっかけに退職を余儀なくされた。
夫と二人で共働きで20年以上家計を支えてきたこともあり、二人の子供の養育費・教育費などで4000万円以上をこれまでに使ってきたが、長男の大学卒業と就職が決まり、入院時も何とか生活はできる状態を保てていたそうである。
世の中の産業構造が大きく変化する昨今、夫の勤める大手自動車メーカーも事業内容を大きく変化させるに伴い、人事異動で人の出入りが激しくなっている。
これまで優良企業と言われてきた会社でも「終身雇用」の神話が崩れ去り、「副業解禁」「早期希望退職」が当たり前の世の中になりつつある。
また、今まで日本の経済を引っ張って来た銀行業界でも信用金庫の統廃合や都市銀行の頭取も業績不振やシステム障害などの責任を取り、次々に退任をしている。
こういった情勢の中、夫と長男の最近の話題は、専ら転職と副業である。経済の流れとしては、今後10年で現在世の中にある仕事の約半分がAIに取って代わられようとしている。
産業構造が大幅に変化する中で、今までの常識は通用しない。どんな仕事が自分たちにはふさわしいのか、食事のときにお酒が入るたびに夫と長男の熱い議論が繰り広げられる。
涼子さん自身も、長女が専門学校を来年卒業を控える中、今後の生き方を考えざるを得ない状況に追い込まれている。
入院をきっかけに「働き方」だけでなく、自分自身の健康が家族に与える影響を目の当たりにした涼子さんは、以前にも増して「生き方」を深く考えるようになったことは言うまでもない。
信頼のおける実績のある実業家や今後の経済やビジネスを堅実に行っている企業家の書籍を読んだり、勉強会や体験会に積極的に参加して「本物の」情報を「実践家」から学んだ。
そこから学んだことは、
1.世の中とあなた自身が本当に求めているものは何かを学ぶ
2.それを直ぐに素直に仕事として実践する
3.そして得た収入を更に自己投資に使い、収入を更に増やす
このサイクルをいち早く創り出す環境を整えることが最優先だとのこと。
今の生活に何らかの不安や行き詰まりを少しでも感じているなら、「大怪我」をする前に直ぐにあなたにも実践して欲しいと、涼子さんは強く訴えている。