私の仕事は輸入代理店です。これまでは海外の展示会に足を運び商品を探していたのですが、某ウイルスの影響で展示会はオンライン商談会という形に変わりました。
そこで問題になって来るのが英語力です。
現場での商談は身振り手振り、表情や「空気感」で乗り切ることもできますが、オンライン商談会ではそのような方法が通用しません。第一印象と話術の勝負になります。
交渉を有利に運ぶ話術については自信がありましたが、良い掴みを言葉だけで獲得することには一抹の不安がありました。自分では的確に伝えられているつもりでもフィードバックを受ける手段がないからです。
余談ですが、私は短期間ではあるもののアメリカの英語教育を受けたことがあり、そのレベルの高さと的確な指導力はよく知るところです。そのためネイティブの資格ある講師が教えてくれるTage Englishには期待していました。
結果、期待通りでした。
私がいつも商談の折に使っていた英語の挨拶、文法はあっていましたが事実をありのまま伝えているだけで、知的かつ理解のしやすいシンプルさが足りないことが明らかになったのです。これでは取引相手に一抹の不安を抱かせていたことでしょう。正しいだけ、理解できるだけではダメで、分かるように伝える力が自分には足りないことに気付かされました。
講師は若い方でしたが、自分の伝えたい内容を絵なども使いながらできるだけ詳しく伝えたところ、最初の挨拶を一緒に考えてくださいました。50分はあっという間で、なんとか納得のいく物が出来上がりました。英語力の高いネイティブに直してもらった英語は分かりやすさにおいて頭一つ抜けていましたね。