退職代行のサービスを選ぶときに後払いの仕組みがあるのかで選ぶべきなのでしょうか。
本当に目の前のお金がなくて、支払い手段もないという場合には、もうそれで選ぶしかありませんので、何も言うことはありませんが、そうでない場合にはこの基準で選ぶようなものではないと考えます。
後払いということが明記されていないとしてもクレジットカードで支払えば、それは事実上後払いと一緒です。
支払日は大抵一ヶ月以上先になるでしょうし、その頃には今の退社はとっくに退職していることになるでしょう。退職代行は基本即日の退職となりますし、即日でないとしてもそれは数日の差でしかありません。
クレジットカードを持ってさえいれば自然と後払いにはなりますので、絶対に後払いがあるかどうかを基準にする必要はありません。
クレジットカードを持っていない、枠がいっぱいでもう使えないという人であればそれはもう仕方がありませんので、この話とは異なります。ただ、退職代行どころの話でも無くなってきてしまう可能性もあり、難しい面も出てきてしまいます。
退職代行のサービスの品質というのはどうしてもあるものです。それは後払いができるから良い、悪いというものではなく、全く関係ない話です。
後払いができても品質が悪い業者もるでしょうし、できなくても品質が良い業者もあるはずです。
本当に重要なのは、自分の退職が上手くいくのかと必要なサポートが受けられるのかというところです。
この点はよく内容を見て考えるようにしていきましょう。後払いもあって良かったということはあっても、後払いだけが決め手になるなんてことはないはずです。
本当に品質がどうか、心配という方は事前に聞きたいことをメモした上で実際に相談してみるのがいいでしょう。その返答次第で依頼するかどうかを決めればいいのです。
依頼して納得がいかないということにならないように、事前に聞きたいことは聞き、納得した上で依頼するようにしていきましょう。
退職代行を利用したけど失敗してしまった、後払いだからお金を支払わなくて安心、先払いだから損をしてしまった、そのような話になる可能性は実は限りなくゼロに近いです。
なぜなら退職はほぼ100%成功するからです。退職代行Jobsもノウハウがたまっているというところもありますが、他の業者でも普通は成功します。
それぞれいろいろな事情があるとは思いますので絶対に100%と断言することはできないにしても、ほぼ100%成功するのが退職代行です。
退職すること自体は労働者の権利として認められているものであり、退職を拒否する権利は会社側にありません。もともとない権利を振り回しているのであって、間に第三者が入って正式に退職を申請したときに拒否するなんてことはできないのです。
そんなことをする会社は明確に法律違反になり、行政にも目を付けられてしまいます。
何か特別な条件の契約がある、会社と訴訟状態になる等、相当特別な事情がない限りは退職ができないなんてことはありえないので、失敗はないと考えておいて大丈夫です。