手書きとタイピングと脳の活性化

2020/07/15

脳の活性化に「役立つ」のはどっち?

脳を活性化するために・・

書けば書くほど脳が活性化する
インプットした情報はアウトプットしてこそ
初めて生きた知識となっていきます。

アウトプットは、話す」「書くことが
基本ですが、話すことに比べて書くことの方が
圧倒的に記憶に残る、という研究結果もあります。

手書きは記憶に定着しやすい

ワシントン大学の研究によれば、手書きで
エッセイを書いた小学生のほうが完成された
文章を書き、読み方を習得するスピードも
速いことがわかった。

手で文字を書くという行為が、文字を書く──
つまり文字を認識する──能力を高め、
そのスピードを加速化するからだという。


手で文字を書くという、指先などの肉体の一部
を使う複雑な動きはキーボードで文字を打つこと
よりも脳の複数の領域を同時に刺激・活性化する
ため、学んだことを深いレベルで脳に刻み込めるとうです。

その結果、キーボードなどで入力するよりも
情報を長く保存できるという。

ある研究では、授業内容をノートに書き留めるように
指示された大学生のほうが、キーボードで内容を打ち込んだ
大学生よりもテストの平均点が良く、試験のあとも長いあいだ、
その情報を覚えていることができた。

手で書くことによって、
「考える」ことと「感じる」ことを同時にできるよう
になる
からみたいです。

こうした研究結果を見ていると、
「手で文字を書く」という行為は「効率が悪い」反面、
「手で文字を書くと余計に時間がかかる」ということが、
認知機能の観点から優位に働くのではないかと考えられて
います。

授業やミーティングの内容を、一言一句漏らすことなく、
完璧に手で書くのはまず無理ですよね。

だから手書きをするときには、
意識的に「頭の中で自分の言葉に置き換えて」メモをとる
ようにしているのです。

そのためには、注意深く聴き、情報について考え、
他人の言葉や思考の重要な部分だけを抜きだし、
ページに書き出す作業が必要になります。

一方、授業の内容をキーボードで打ち込む行為は、
機械的な作業になるため、「の中での変換作業」は不要になり、
インプットした情報は右耳から入り、そのまま左耳から抜けて
いくような状態になるのではないでしょうか?。

なぜ、自分の言葉で書き留めるのがそれほど重要なのでしょうか?
 
手で文字を書くと、その情報との関わり方が強化され、
連想する思考力が高まることが、科学的にも証明されている。

そうした作業が、型にはまらない解決策を産み出すと同時に、
理解を深めることにも繋がっていくのではないでしょうか。

「ここは重要だ」
「記憶に残したい」
と思えば、手で書く作業をすればよい
のです。

あなたも、学生時代、漢字や英単語などをボールペンで
「書いて覚えた」ことはないですか?
それも、ボールペンが書けなくなるくらいまで。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では、
大学生を対象に講義を「手書きでノートをとる学生」と
「ノートパソコンでノートをとる学生」に分けて比較
したところ、結果は「手書きの学生の方が良い成績」
を上げたうえに、「より長い時間」にわたって記憶が定着し、
新しいアイデアを思いつきやすい傾向にあることが
明らかになったということです。

「手書きとタイピング」では。手書きで紙に書いたほうが
より記憶に残りやすく勉強効果が高いことが分かってきています。

学生時代は、音読したり、手で書いたりしていましたが、
科学的に「手書き」の効果を示されていますので、
これからも「認知機能」を維持するためにも「手で書く」
習慣付けをしていきたい。

プログラマーなどにとっては「タイピング」の速さは
絶対的な問題ですが、アイデアを産み出すような仕事
の方にとっては「手で書いて」試行錯誤を重ねるほうが
合うのでしょうか。

私はと言えば、「タイピング」は本当に遅いのですが、
Googleの音声書き出し機能を使えば、速さも関係なし、
という感じでしょうか。


<参考>
https://diamond.jp/articles/-/201900
学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)
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