あなたの土地を法的、化学的に診断します!

土地の歴史診断ブログ

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土地の歴史を知る、ということ

あなたは土地を所有していますか?
あなたかもしくはあなたの家族、親族名義の土地が1つでもありますか?

土地は掛け替えのない大切な財産、そして非常に価値の高い財産です。先祖代々もしくは親から受け継ぐ土地、自分で購入した土地・・・地方だと山を所有しているという人も珍しくはありません。都会だと小さな土地でもとんでもない金額で取引されることもあります。

地方であっても都会であっても、土地を所有している、それだけで大きな財産を所有していることに他なりません。

 
ただ・・・あなたが所有しているその土地の歴史をどれほど知っていますか?10年前の姿を知っていますか?20年前は?30年前は?

実はこれ、平成14年に施行されたある法律の影響で、土地を所有する者にとって必須確認事項となったのです。

 
土地の価値が実質ゼロになる!?

にわかには信じがたいことです。いや、土地の所有者にとっては絶対に信じたくないことのはずです。自分の土地の価値がゼロになってしまうなんて・・・これが事実なら、その人は絶望の淵に追い込まれてしまうのではないでしょうか。

なぜそんなことになってしまうのか?いや、そもそも平成14年にできたある法律ってなんなのか?気になりますよね?

 
平成14年に環境に関するある法律が施行されました。それは「土壌汚染対策法」、日本の国土そのものである土壌や地下水の汚染を未然に防ぐための法律です。

この「土壌汚染対策法」ではどんなことが謳われているのか。土壌や地下水の汚染を未然に防ぐにはまず土壌が汚染されていないかどうかの調査が必要であるということ、そして汚染されてしまった土壌は浄化すること、です。つまり、調査と浄化が土壌の汚染を防ぐ手段だということなのです。

調査と浄化には、当然費用が発生する。調査した結果、土壌に汚染がなかったと判断されたならそれまで。その土地の土壌は汚染なし、というお墨付きを獲得します。

ところが調査の結果、汚染ありと判断されると・・・浄化をしなければなりませんが、土壌の浄化には調査のそれとは比較にならないほどの莫大な費用が発生します。そう、その土地の市場価格と同等かそれ以上の費用が・・・つまり、そういうことなのです。

 
地中に潜み続ける汚染

人が死んでしまうほどの大きな病気、といえば多くの人は癌を思い浮かべるのではないでしょうか。

臓器の一箇所で癌が発見され、それを除去することが出来れば、当然それで癌の治療は完了!実に簡単です。しかし、癌の厄介なところは転移です。臓器から臓器へと転移し、転移先の臓器で癌が増えたり巨大化すれば治療が追いつかずにやがて死を迎えることになってしまう・・・

化学物質は土壌にとっての、言わば癌です。地中の奥深くに潜む化学物質は、やがて地下水に乗って拡散し、その土地の土壌全体を汚染させる・・・そうして莫大な費用を費やす羽目になる汚染された土壌が出来上がってしまいます。

いくら土地の上の建物が変わっても、地中の化学物質は潜み続けます。勝手に消えてなくなるなどということはなく、50年以上潜み続けるとすら言われているのです。

 
土地の歴史を知って安心を手にいれる

もちろん調査をしたところで汚染されてしまった土地がキレイになる訳ではありません。しかし、癌も早期発見が大事と言われるように、土地の汚染も事前に土地の歴史を知っておくこと、汚染の有無を知っておくことは非常に重要です。真実を知れば、それに対する対策を練ることができるからです。

 
土地の歴史の調査を「地歴調査」と言います。仮にある土地について地歴調査を行い、その結果「汚染なし」の評価がなされれば、その時点でその土地は汚染なしというお墨付きを与えられることになります。健康診断でいうA判定が与えられるわけです。

もちろん、B判定、C判定だったとしても、そこから対策を講じることが出来れば問題ありません。土壌の汚染の専門家に相談して共に対応策を練っていけばいいのです。


 
さて、もう一度お尋ねします。あなたが所有しているその土地の歴史をどれほど知っていますか?10年前の姿を知っていますか?20年前は?30年前は?

本当に価値が実質ゼロになってしまう前に、まずは「地歴調査」の実施をオススメします。あなたの土地の歴史を知ってください。そして安心を手に入れましょう!

事業紹介

地歴調査

お客様から所有の土地の状況等をヒアリングし、それを元に土地についての歴史調査、公的文書調査、空中写真調査、私的文書調査等を実施、最終的に土地の化学物質による汚染の有無について報告書にまとめます。

不動産ネットワーク

土地という非常に希少で価値の高い財産であるからこそ、そこには多くの法律や利権が絡みます。私どもは公的機関、不動産、土木など土地に絡む多くのプロと日々関わっています。土地に関する悩みは何なりとご相談ください。

調査担当者紹介

土壌汚染調査技術管理者 
山本哲也

元々は化学専門の研究者。家電メーカーの研究所で新規開発や特許案件を担当し、活躍の舞台は環境分野へ。そこから環境調査、環境科学の分野で多くの経験を経て、地歴調査を専門に扱う事業所を設立。現在、不動産業界や建設、土木の業界で幅広い人脈を持つ。

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