物流業界の多重構造を解消する
2022/03/29
嫌な言葉だが、元請け、下請け、孫請け・・・
上図はIT業界の多重構造を示した図です
ピラミッドの一番上が要件設定などの、概要設計を行い
自社内のリソースを使って、開発できれば問題ないが、リソースの不足、あるいは請負事業を収益を出すために安価な業者に一部の開発を委託する事もある
2次、3次、4次と下に行けば行くほど、単価は安くなり、請負金額との差額は収益になる
これが多重構造
IT業界の場合、複数のアンダー開発企業を並行して使う事で、システム開発全体の開発期間が短縮される
この目的で、複数のアンダー企業を業務の並行処理のために契約する事もある
物流業界の場合、車輛を所有して事業を行う企業数は約63,000社(貨物自動車運送事業)
このうち20,000社程度は車両を保有せず、マッチングするだけの企業(貨物利用運送事業)
この2万社程度が、電話1本で手配する(通称水屋)、物流子会社、実マッチング業の3種類に分かれる
水屋と子会社は電話で依頼(最初に決まったところに運送依頼する)
マッチング業者はWebデジタルを活用して、一斉に案件を公開する
この公開情報をもとに運送企業が応札する
このようにデジタル化してWebでの公開入札の割合が多くなれば、多重構造もなくなる
(もちろん電話を待つだけの運送会社は淘汰される)
物流事業者から見たら、常時所有する車格で運送できる依頼が一定に来たら、下請けに出す必要はない
依頼がアンバランスでかつ運べる車格がバラバラだと、どんな車格の車両を何台確保して良いのかも分からない
これが多重構造の要因にもなってる
もう一方で依頼企業側の問題もある。
依頼日と納品日のリードタイムが即日では、空いている車輛を探すことが目的になり、その間に入って探している人(企業)にすべて手数料を払わなければならない
これを理解していない
ハコベルやPick-goのようにデジタルで依頼を公表
ドライバーが取捨選択できる(自分の所有する車格で運べるかの判断ふくめて)
しかも運送実績はスキャンという照合で完了(これで請求、入金まで自動処理)
まさに求貨求車システムのデジタル版、かつだれでも参加できるシステム
下にあるグラフはロジスティクスToday (2021年8月30日は配信記事)でリリースされたアンケート結果です
1位はハコベル
ピラミッドの一番上が要件設定などの、概要設計を行い
自社内のリソースを使って、開発できれば問題ないが、リソースの不足、あるいは請負事業を収益を出すために安価な業者に一部の開発を委託する事もある
2次、3次、4次と下に行けば行くほど、単価は安くなり、請負金額との差額は収益になる
これが多重構造
IT業界の場合、複数のアンダー開発企業を並行して使う事で、システム開発全体の開発期間が短縮される
この目的で、複数のアンダー企業を業務の並行処理のために契約する事もある
物流業界の場合、車輛を所有して事業を行う企業数は約63,000社(貨物自動車運送事業)
このうち20,000社程度は車両を保有せず、マッチングするだけの企業(貨物利用運送事業)
この2万社程度が、電話1本で手配する(通称水屋)、物流子会社、実マッチング業の3種類に分かれる
水屋と子会社は電話で依頼(最初に決まったところに運送依頼する)
マッチング業者はWebデジタルを活用して、一斉に案件を公開する
この公開情報をもとに運送企業が応札する
このようにデジタル化してWebでの公開入札の割合が多くなれば、多重構造もなくなる
(もちろん電話を待つだけの運送会社は淘汰される)
物流事業者から見たら、常時所有する車格で運送できる依頼が一定に来たら、下請けに出す必要はない
依頼がアンバランスでかつ運べる車格がバラバラだと、どんな車格の車両を何台確保して良いのかも分からない
これが多重構造の要因にもなってる
もう一方で依頼企業側の問題もある。
依頼日と納品日のリードタイムが即日では、空いている車輛を探すことが目的になり、その間に入って探している人(企業)にすべて手数料を払わなければならない
これを理解していない
ハコベルやPick-goのようにデジタルで依頼を公表
ドライバーが取捨選択できる(自分の所有する車格で運べるかの判断ふくめて)
しかも運送実績はスキャンという照合で完了(これで請求、入金まで自動処理)
まさに求貨求車システムのデジタル版、かつだれでも参加できるシステム
下にあるグラフはロジスティクスToday (2021年8月30日は配信記事)でリリースされたアンケート結果です
1位はハコベル