飛行機にあるLCC、なぜ物流にないのか?
2022/05/18
LCC(ローコストキャリア)
LCCは日本に就航するようになったのは2007年ごろから
それいらい、ナショナルブランド航空会社とLCCの航空会社が同一の飛行場を使って乗客を奪い合っていた
あれから15年 日本のLCC6社、海外23社が日本に就航している
コロナで多くの航空会社が赤字になり、LCCも倒産、合併が行われていた
LCCの料金が低価格であることに対して、それには合理的な理由がある
1)使用機種(機材の統一)
2)座席数を多くする
3)機内設備を簡素にする
4)無料サービスの廃止や縮小
5)駐機時間の短縮
6)ネット予約を中心に
7)人気の空港は避ける
8)採算の合う路線だけ
私はなぜLCCが航空機の下に貨物を積まないのかと疑問を思っていた
LCCの人に聞くと、貨物を載せたり降ろしたりする設備がない事、その貨物をいったん上屋に移して内貨になってから国内輸送するが、その上屋機能がない事
その当時からそれならナショナルエアーラインに資材、設備を借りればよい
そしてコロナで乗客が減った今、航空会社はどこも貨物を取り扱い始めた
下記写真はヤマトとJALが提携して
ヤマトホールディングスとJAL(日本航空)は2024年4月より、首都圏から北海道、九州、沖縄地域への長距離輸送に貨物専用機を導入すると、2022年1月21日(金)に発表した
ヤマトホールディングスが機体を導入し、JALグループが運航を担当する国内初の事例
それいらい、ナショナルブランド航空会社とLCCの航空会社が同一の飛行場を使って乗客を奪い合っていた
あれから15年 日本のLCC6社、海外23社が日本に就航している
コロナで多くの航空会社が赤字になり、LCCも倒産、合併が行われていた
LCCの料金が低価格であることに対して、それには合理的な理由がある
1)使用機種(機材の統一)
2)座席数を多くする
3)機内設備を簡素にする
4)無料サービスの廃止や縮小
5)駐機時間の短縮
6)ネット予約を中心に
7)人気の空港は避ける
8)採算の合う路線だけ
私はなぜLCCが航空機の下に貨物を積まないのかと疑問を思っていた
LCCの人に聞くと、貨物を載せたり降ろしたりする設備がない事、その貨物をいったん上屋に移して内貨になってから国内輸送するが、その上屋機能がない事
その当時からそれならナショナルエアーラインに資材、設備を借りればよい
そしてコロナで乗客が減った今、航空会社はどこも貨物を取り扱い始めた
下記写真はヤマトとJALが提携して
ヤマトホールディングスとJAL(日本航空)は2024年4月より、首都圏から北海道、九州、沖縄地域への長距離輸送に貨物専用機を導入すると、2022年1月21日(金)に発表した
ヤマトホールディングスが機体を導入し、JALグループが運航を担当する国内初の事例
宅配LCC登場
物流話2021.07.30
物流スタートアップであるナビゲーションロジスティクス株式会社(東京都江東区、以下ナビロジ)は、「圧倒的な低価格」で「法人向け宅配便サービス」を開始した
■宅配便サービスの補足
✔1個から集荷、配達
✔時間指定、定期集荷も可
✔集荷は東京7区、配達先は23区に限定
法人向け宅配(B2B)だから再配達がないので出来る
都区内限定だから距離が限られているので出来る
集荷場所も7カ所と集約されているので出来る
物流スタートアップであるナビゲーションロジスティクス株式会社(東京都江東区、以下ナビロジ)は、「圧倒的な低価格」で「法人向け宅配便サービス」を開始した
■宅配便サービスの補足
✔1個から集荷、配達
✔時間指定、定期集荷も可
✔集荷は東京7区、配達先は23区に限定
法人向け宅配(B2B)だから再配達がないので出来る
都区内限定だから距離が限られているので出来る
集荷場所も7カ所と集約されているので出来る
望まれるB2BのLCC物流
今や過去一番物流コストが高い
それなら逆に商機でもある
B2Bなら再配達がない
条件を以下のようにすれば、LCC物流が出来ないか
【B2BのLCC物流】
B2Bなので原則在庫補充のための物流、従って受注後翌々日配送
中の1日は共同化のためのシュミレーション日
①ユニットロードによる共同物流(要予約)
②中継地、保管場所の共同利用(要予約)
③集荷、配送を分担(働き手の人にスマホで情報開示)
④積込積降はユニットで発荷主企業が行い、着荷主企業は軒下渡しで受け取る
⑤伝票は原則なし、貨物のRFIDを読むだけ、貨物RFID付着まで発荷主業務
RFIDには商品別数量、配送先住所とSNSで到着時間連絡、RFIDNoによる追跡
発荷主情報(企業名、受注情報、ユニットNo別納品書)
⑥最終の中継地まで発地、HUBセンター、中継センター、最終中継地を経由して共同物流を行う
発荷主は目的地エリアNo単位に仮梱包し、ユニット(パレット)に積載する
HUBセンターでは中継センター単位のパレット積載を行う
中継センターでは集まってきたパレットをバラシて、最終中継地単位のカーゴテナーに積載しなおす
最終中継地でカーゴテナー単位の他の荷物と合流し、届ける
⑦最終中継地から目的地まで車両はリフター付き8トン車両で、1日2時間で配送し終わるように巡回順に従い配送する
⑧1日10時間、5回転で最終中継地から届ける
⑨物量の過不足はドライバーが動く
こんな中継方式がLCC共同物流にならないだろうか
それなら逆に商機でもある
B2Bなら再配達がない
条件を以下のようにすれば、LCC物流が出来ないか
【B2BのLCC物流】
B2Bなので原則在庫補充のための物流、従って受注後翌々日配送
中の1日は共同化のためのシュミレーション日
①ユニットロードによる共同物流(要予約)
②中継地、保管場所の共同利用(要予約)
③集荷、配送を分担(働き手の人にスマホで情報開示)
④積込積降はユニットで発荷主企業が行い、着荷主企業は軒下渡しで受け取る
⑤伝票は原則なし、貨物のRFIDを読むだけ、貨物RFID付着まで発荷主業務
RFIDには商品別数量、配送先住所とSNSで到着時間連絡、RFIDNoによる追跡
発荷主情報(企業名、受注情報、ユニットNo別納品書)
⑥最終の中継地まで発地、HUBセンター、中継センター、最終中継地を経由して共同物流を行う
発荷主は目的地エリアNo単位に仮梱包し、ユニット(パレット)に積載する
HUBセンターでは中継センター単位のパレット積載を行う
中継センターでは集まってきたパレットをバラシて、最終中継地単位のカーゴテナーに積載しなおす
最終中継地でカーゴテナー単位の他の荷物と合流し、届ける
⑦最終中継地から目的地まで車両はリフター付き8トン車両で、1日2時間で配送し終わるように巡回順に従い配送する
⑧1日10時間、5回転で最終中継地から届ける
⑨物量の過不足はドライバーが動く
こんな中継方式がLCC共同物流にならないだろうか