オンデーズがインドのレンズカートに全株式譲渡
2022/07/07
右肩上がりの企業がなぜ株式譲渡するのか?
私はオンデーズという企業を数年前から注視していた
14億の負債から個人【現代表の田中修二氏】が買収し、現在同社は国内に加えてシンガポール、台湾、香港など海外を含めて270店舗を展開(2019年1月現在)。
そして今回電撃的にインドの同じメガネ企業のレンズカートに株式全面譲渡
14億の負債からV字回復をしていた頃から、ベンチマーキングしていた
この田中社長はこのV字回復が有名になって、このサクセスストーリーを著書にしている
レンズカートとの経営統合
田中社長の考え方
それまでメガネ業界の経験ゼロであるにもかかわらず、高品質でありながらも、リーズナブルで分かりやすい価格設定や、海外展開など独自の戦略によって事業再生を成し遂げた
しかも、再生だけではない。メガネ業界の売り上げが頭打ちといわれる中で成長を続け、11年を経過した2019年には、国内外で330店舗を展開するグローバル企業にまで事業を拡大させた
成功した経営者をどんなにまねしても意味はない
失敗した経営者を反面教師すべき
失敗した経営者を反面教師すべき
だそうです
成功しているのになぜ売却するのか?
このニュースを聞いた時、なぜ売却しなければならないのか?
そもそもレンズカートとは、ソフトバンクビジョンファンドも投資している企業
同社はメガネの製造から流通・供給までをカバーする製造小売、SPA(※)として、メガネをはじめ、サングラス、コンタクトレンズ等の様々なアイウェアを手頃な価格で販売
また、100種類にも及ぶフレームの試着や度数計測を自宅で受けられる出張サービスも展開している
加えて、アプリによる3Dフレームマッチング・サービス等、テクノロジーも積極的に活用し、顧客体験を向上させることで強固な顧客基盤を築いてきた
これがビジネスモデルらしい
今までのメガネ業界なら、見込み生産でつくって店頭に陳列し、その中から顧客が選ぶビジネスモデル
それをどうやら半受注生産にしているようだ
計測という武器を使ってレンズの最適化を選択し、3Dカメラなどでフレームのイメージを選択、そして製造に入るがこの生産段階ではITやロボットが活躍しているのだろう
生産開始から店舗納品まで通常1年近く必要だったのが、半年程度で納品する強みを持っているようだ
レンズカートが他社との最大の違いはメガネができるまでの時間、リードタイムの短さ
オンデーズなど多くの企業は自社で工場を持たず、メガネ専門の工場に製造を委託している
その工場では一部を手作業で行うほか、稼働率を上げるために他社のメガネと一緒に製造している
そのため発注から店頭に並ぶまでに最大11ヵ月ほどかかる場合もあるという
レンズカートの世界最大規模の自社工場では、ロボットアームがレンズを作り、全自動で組み立て出荷
早ければ1ヵ月でメガネが店に届く
この違い