待ってました!!貨物新幹線
2023/02/19
やっと重い腰を上げてくれた、JR貨物
日本の物流コストが高い要因の一つに、90%以上がトラック輸送ということがある
日本は南北2000Kmの縦長の列島、そこを貨物を運ぶためには、鉄道とRORO船が絶対条件になる
しかも貨物の動きを見れば、半分は輸出入で港から目的地、発地から港の流れ
つまりこの海上コンテナの輸送を今はトレーラーが行っている
これが2024年問題に端を発し、ドライバーが極端に不足、貨物(海上コンテナ)が運べない
それに東日本大震災で経験した、太平洋側(日本の東海岸)はしばらく輸送ととしての機能を果たせなかった
その場合、新潟港を中心として日本海側(西海岸)から陸送した
もしここに鉄道貨物としての海上コンテナ輸送があったならというのが議論の始まりだった
2021年私は有志と上越在来線を活用した、海上コンテナ輸送を提案したが、JR貨物は全く消極的だった
私はこの時、在来線の貨物輸送がだめなら新幹線レールを使うべきとも考えていた
新幹線レールの幅が在来線レールより広く、重い貨物を運ぶのに適していたことが理由
この話はこれでとん挫した
ところが先日鉄道チャンネルコラム2023.02.18に
日本は南北2000Kmの縦長の列島、そこを貨物を運ぶためには、鉄道とRORO船が絶対条件になる
しかも貨物の動きを見れば、半分は輸出入で港から目的地、発地から港の流れ
つまりこの海上コンテナの輸送を今はトレーラーが行っている
これが2024年問題に端を発し、ドライバーが極端に不足、貨物(海上コンテナ)が運べない
それに東日本大震災で経験した、太平洋側(日本の東海岸)はしばらく輸送ととしての機能を果たせなかった
その場合、新潟港を中心として日本海側(西海岸)から陸送した
もしここに鉄道貨物としての海上コンテナ輸送があったならというのが議論の始まりだった
2021年私は有志と上越在来線を活用した、海上コンテナ輸送を提案したが、JR貨物は全く消極的だった
私はこの時、在来線の貨物輸送がだめなら新幹線レールを使うべきとも考えていた
新幹線レールの幅が在来線レールより広く、重い貨物を運ぶのに適していたことが理由
この話はこれでとん挫した
ところが先日鉄道チャンネルコラム2023.02.18に
が掲載された
待ちに待った貨物新幹線
これで海上コンテナも運べると思ったが、貨物新幹線の内容は期待するものとは違っていた
まずは下の写真は旅客を載せる新幹線に貨物を同乗させる客貨混載(これはコロナ禍でJR事業会社が旅客が極端に少なくなったことで、苦肉の策として貨物も旅客スペースに積んで運んだ)
そして今回記事とともに掲載されたイメージ図が下の写真
要は貨物新幹線貨車にパレット単位で貨物を載せる、降ろす
国内向け貨物ならこれでも良い、いや、今までの拒否反応に比べたら物凄く積極的になったと思う
これに私は海上コンテナを鉄道輸送して欲しい
JR事業会社が検討事項としてニュースになったこともある、新幹線を7割旅客、3割貨物で連結して走る構想もあった
これは旅客と貨物では停車する液が違う事から、現実性はないと思っていた
3枚目の写真はこのニュースで掲載された、JR貨物2030構想
待ちに待った貨物新幹線
これで海上コンテナも運べると思ったが、貨物新幹線の内容は期待するものとは違っていた
まずは下の写真は旅客を載せる新幹線に貨物を同乗させる客貨混載(これはコロナ禍でJR事業会社が旅客が極端に少なくなったことで、苦肉の策として貨物も旅客スペースに積んで運んだ)
そして今回記事とともに掲載されたイメージ図が下の写真
要は貨物新幹線貨車にパレット単位で貨物を載せる、降ろす
国内向け貨物ならこれでも良い、いや、今までの拒否反応に比べたら物凄く積極的になったと思う
これに私は海上コンテナを鉄道輸送して欲しい
JR事業会社が検討事項としてニュースになったこともある、新幹線を7割旅客、3割貨物で連結して走る構想もあった
これは旅客と貨物では停車する液が違う事から、現実性はないと思っていた
3枚目の写真はこのニュースで掲載された、JR貨物2030構想
私案(海上コンテナ輸送)
国際コンテナ港としてはもう中国、韓国、台湾、シンガポールには追い付けない
従って米、EUなどの直送航路はあっても良いが、メガコンテナ船は就航できない
従って、メガコンテナ船はアジアのHUB港経由でフィーダー船で日本の港湾と結ぶ
その際に、西海岸3割、東海岸7割くらいの比率で西海岸も平時も有事も使えるようにしておく
港から目的地、発地から港までは鉄道輸送(在来線と新幹線の併用)
在来線は12Ft,31Ft,40Ft 新幹線は20Ft,40Ft
鉄道貨物ターミナルは現在40Ftコンテナの取扱が出来る貨物ターミナルは全国で27カ所(下記図)
この貨物ターミナルに輸送する在来線、新幹線を優先し、港と貨物ターミナル間はトレーラー輸送、貨物ターミナルと目的地(発地)もトレーラー輸送
海上コンテナのラウンドユースとインランドデポを組み合わせて、コンテナラウンドユース(以降、CRU)、近隣のインランドコンテナデポ(以降、ICD)を増設、活用する事で海上コンテナ数を削減できる(関東のインランドデポについては下記地図参照)
現在海上コンテナの主流は45FT背高コンテナだが、背高コンテナの鉄道輸送は東北本線しかできない、東海道本線、上越本線はトンネルなどの高さ制限があり、今は背高コンテナの輸送は出来ない
そこで貨車の低床式なら背高コンテナ輸送も可能になるが、鉄道技術チームが過去に何回もトライして開発に成功していない
それなら米国から低床式貨車をリースしたらどうか
仮にどんな困難があろうと、10トン車65台分を1台の牽引車で運べる
二酸化炭素排出もトラックの1/12
米国の横断鉄道距離は4000~6000Km
それに比べて日本は半分、それをトレーラー輸送する必要性はもうない
ホワイト、グリーン、レジリエンスのサステイナブル物流を実現するなら、貨物新幹線大いに賛成
従って米、EUなどの直送航路はあっても良いが、メガコンテナ船は就航できない
従って、メガコンテナ船はアジアのHUB港経由でフィーダー船で日本の港湾と結ぶ
その際に、西海岸3割、東海岸7割くらいの比率で西海岸も平時も有事も使えるようにしておく
港から目的地、発地から港までは鉄道輸送(在来線と新幹線の併用)
在来線は12Ft,31Ft,40Ft 新幹線は20Ft,40Ft
鉄道貨物ターミナルは現在40Ftコンテナの取扱が出来る貨物ターミナルは全国で27カ所(下記図)
この貨物ターミナルに輸送する在来線、新幹線を優先し、港と貨物ターミナル間はトレーラー輸送、貨物ターミナルと目的地(発地)もトレーラー輸送
海上コンテナのラウンドユースとインランドデポを組み合わせて、コンテナラウンドユース(以降、CRU)、近隣のインランドコンテナデポ(以降、ICD)を増設、活用する事で海上コンテナ数を削減できる(関東のインランドデポについては下記地図参照)
現在海上コンテナの主流は45FT背高コンテナだが、背高コンテナの鉄道輸送は東北本線しかできない、東海道本線、上越本線はトンネルなどの高さ制限があり、今は背高コンテナの輸送は出来ない
そこで貨車の低床式なら背高コンテナ輸送も可能になるが、鉄道技術チームが過去に何回もトライして開発に成功していない
それなら米国から低床式貨車をリースしたらどうか
仮にどんな困難があろうと、10トン車65台分を1台の牽引車で運べる
二酸化炭素排出もトラックの1/12
米国の横断鉄道距離は4000~6000Km
それに比べて日本は半分、それをトレーラー輸送する必要性はもうない
ホワイト、グリーン、レジリエンスのサステイナブル物流を実現するなら、貨物新幹線大いに賛成
どうせ検討するなら、在来線と新幹線の併用を考えたい
貨物新幹線は旅客新幹線が運行しない時間帯で、レール幅があるから重い40Ftコンテナを貨物新幹線として運行する
新幹線が利用されれば、在来線の旅客の利用はかなり減少し、廃線にでもなれば通勤通学もできなくなる
そこで在来線は現行の12Ft、31Ftのコンテナを使って、旅客車両4両+貨物車輛2両のような編成で運行する