カマキリのお母さん

 カマキリのお母さん

カマキリのお母さんに出会った 
産卵間近で重たそうなお腹をして
道路を のっそりと歩いていた
彼女との対話を想像してみようかな
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どこまで生みに行くの?
緑の匂いがするあっちまで 
来年の春が楽しみだね
私は多分子供らには会えないけどね
越冬は無理だから 

そういえばお父さんは・・・ 
無粋な質問しないでね 知ってるでしょ
美味しくいただきました 

命が 繋がれていくんだ
そう ずっとずっと繰り返して行くよ
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ずっとずっとだね
☆彡晩秋のカマキリは、何だか哀愁が漂っている。子どもの頃、勉強机の鉛筆立てに差してあったカマキリの卵のカタマリから
春先、うす茶色のちびっこたちが、大行進していたっけ。