今日は、ライティングじゃなくヒアリング(笑)

2020/06/17

ワタクシ、のこと
相談業で大切な「傾聴」

いくつになっても勉強だなーと思う今日この頃。

今日は、いま学んでいる“傾聴”に関する話題をお届けします!


私は過去、WEBマーケティング会社で仕事をしていたことがあります。

大学の専攻は工学部なので、まさに「畑違い」(笑)

マーケティングやリサーチを正式に学んだことはありません。

有難いことに、ぜーんぶお給料をもらって

業務をこなす中で覚えました(^^;


ときどき仕事で

インターネットやアナログの座談会(グルイン)

個別インタビューなど、リサーチを担当することがありました。

そこで感じたことと家計相談(←FPなので)

の共通点を今日は書いてみようと思います。


そもそも家計相談には、

●ファイナンシャルプランナー(FP)に相談したことがない。

●なにを話せばいいのかわからない…。

そんな方々が数多く来室されます。


初回面談では、当然ながら

その方のバックグラウンドもわかりません。


まず天気の話(笑)

とは限りませんが、雑談を少ししてから

おもむろに「今日はどんなご相談ですか?」

と聴くわけです。ヒアリングシートがない場合は。


ヒアリングの良し悪しはアドバイスに直結します!

上手く聴き取りができず

自分の力不足を感じることがしばしば…

 
にこやかに座っていても、内心では結構必死(笑)

それこそ身を乗り出さんばかりにして傾聴してます。


ひとくちに“傾聴”と言いますが

みなさん、

この言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか?



……

10人いれば10通りのイメージがあると思いますが

熱心に、真剣に相手の話を聴くこと。

このあたりが“傾聴”の定義ではないでしょうか。


そのうえで、リサーチでは定量的定性的に分析するための事実が。

家計相談では、アドバイスに必要な現状数値が。

大事になってきます。


たとえばリサーチでは、

得られたデータから「事実」と「主観」を分ける。

なんてことをよくします。

そのうえで、

○隠れたニーズは?

○生活者が気づき、商品開発者が気づいていない商品の付加価値は?

仮説を立てて、データと向き合います。

 * * *



 
事実と主観を分ける。

家計相談も、これが当てはまります。


◎「お金が貯まらない」という相談者の<主観>をうかがいつつ

 通帳で「実際にいくら貯まっているか」<事実>をはっきりさせる。


◎「家計は赤字状態。でも自分ではそんなに使っている意識がない」

 レシートやクレジットカード明細を紐解き支出額を抑える。

 あれ、もしかしてこの方…

 「夫婦喧嘩の後にネットショッピングして発散してる?」


お金の使い方に心情が反映されているんですよね。

口で「節約したい」と言っても、心が納得していない。

義務感や損得勘定では動かない。

 
だから、事実も大事だし、主観も大事!!


この主観には

浅い、深いがあるんです!!

だから、傾聴!!!


こんがらがった紐をほどき

重要な紐とそうでないものに色分けし

解決に至る紐を発掘しようと、こちらも必死!

面談中は全パワーを会話に集中しています。


自分自身のことは見えにくいもの。

糸をほぐし

「見える化」してあげることができれば

その後の行動が変わる気がします。


どこまで深く潜れるか。

傾聴力を試されていると思ってます。

 * * *

 
“聴くチカラ”は

自身の内なる声に耳を傾けるときにも有効です。



イライラが止まらない…

子どもの言動にいちいち口を挟みたくなる…

パートナーに八つ当たりして、そんな自分に落ち込む…
 

そんなとき。

じぶんのココロさん(←『おでんくん』風に^^)

と対話してみてください。

「どうしましたか?」と。

 
☆河合先生の本は、全般的に読みやすくておすすめ♪
なんですが、こちらはとくに実践的な本となっています。
相談業以外にも通じるお話が多く、インタビューや取材などのお仕事にも役立つんじゃないかなーと思います。


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