売れっ子アートディレクターの頭の中

2020/06/05

オススメ本#1
『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話(森本千絵)』

あなたは森本千絵さんをご存知ですか?

彼女の名前は知らなくても、その作品は有名です。

森本さんのかかわったものを挙げてみましょう!

たとえば、
サントリー缶コーヒー「ボス シルキーブラック」TVコマーシャル
松任谷由実さんのアルバム「POP CLASSICO」アートディレクションetc.

「どうやって作品が出来上がっていったのか」

ファンならずとも、その頭の中身を知りたくなるもの。


いきなり脱線で恐縮ですが

私は、小山薫堂さんや宇佐美清さんなど

仕掛ける側の人が書いた本
大・好・物!!

なぜなら

読書を通じて、その方々の思考の筋道を垣間見ることができるから。

仕事上のヒントをもらえるメリットは当然ありますが、それだけじゃない!

こうした人のコミュ力はほぼ例外なく、半端ない!!!

【強い言葉】【要約力】

言い方は多々ありますが
【人を動かす言葉】を知っているのです。

タイトル本から、試しに一文を拾ってみると・・・




 
●広告とは「ものの本質」を「人の心」に伝えること(P.5)

ねっ。

「人」に伝える、じゃなくて「人のに」ですよ!


ぐさーーーッと刺さるでしょ(笑)

5ページ目にして、これですよ、コレ!


いちいち抜粋していたら、すんごく長くなるから割愛しますけど(^^;


さて本題。

『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話(森本千絵)』で一番読んでほしい部分。

それは、随所にみられる


仕事人と職人を行きかう森本さんの<バランス感覚の鋭さ>

表現者・ディレクター・プレゼンターとして、さまざまな役割を行ったり来たりに決して無理がない、「森本イズム」にあふれてます。

自分の特性をわかっていらっしゃるのが、また、ニクイ(笑)

そのうえで、場面場面で押したり引いたり…が上手い。ぐいぐい読ませます!

ミスチルの「水滴」と「防波堤」の章。一押しデス!!

もうひとつ。


「本質」という根っこを探り当てるまでの手間ひまのかけ方




と手間ひまをかけて、と書くとしんどそうですが、逆です。

宝探しなのーーー!?

むしろ、そんな感じ(笑)
読んでいる私まで、なんだかワクワク・ドキドキです♪

読んでいるうちに、子どもの頃の私がそっと近寄ってきて
背中からがばっと抱きつかれたような、嬉し恥ずかし感(笑)

パワーと温かさが不思議と共存していて、読後感が明るい!

そんなところも好き!!!


「いいアイデアが、でない!」
「あれ?そもそも、この案件は誰が喜ぶの?」
「守りに入ってるよな~俺」

ちょっと煮詰まったとき、モヤモヤしたときにオススメです♪

WEBライター・ファイナンシャルプランナー
海老原政子
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