ケチ学を学ぶともうコンビニへは行けない

2020/06/09

ケチ学を学ぶともうコンビニへは行けない

ならぬ












 
「現代社会でコンビニのない生活なんてあり得ないわ!」



「コンビニは家族だ!もはや実家だろ!」



「コーヒー・・・マンセーッ!!」




そんな怒濤が飛び交ってきそうだが、

「家族?実家?ふぁみりぃ?」


ふざけるな

24時間から揚げを揚げ続ける実家があるのなら
部屋の壁はもうギトギトだ




ーーーそして要らない

ネコの缶詰に箸は要らないのだ





 

吸い込まれてく人々
 

お昼になるとオフィス街からゾロゾロとOLさんたちがコンビニに入っていく
その光景はゴキブリホイホイならぬコンビニホイホイだ

そしてあっという間に店内は人で溢れかえる


狭い通路では人と人とがすれ違い
互いに摩耗していく

人気の弁当、サラダの奪い合いで様子を伺い
ピリピリと空気が張り詰めている

レジでは長蛇の列
まるで何かの参拝か


その間にもお昼休憩の貴重な1時間は削られていく


(はぁ・・・休息したいのに・・・私の時間を返してちょうだい・・・)

心の声は出入り口から流れてくる和音にかき消された











 

単品買いの罠

「1162円になりまーす」


(え?!そんなに!?・・・サラダとパスタとジュースだけなのに?)
OLは驚き、店員を疑りながらも財布から1000円札と小銭を探り出した。


「早くしろッ!」
空耳だろうか・・・後ろの列からの視線と圧に
手が震え、小銭が取れない

店員は目の前でただじっと見つめてくる
前方の虎、後方の狼とはこの事か
ついに小銭は床にばらまかれた

「あぁッ・・・すいません!!」
床に落ちた10円玉を拾いながらOLは嘆く

(なんでこんな惨めな思いをしなければならないの!?)


ふと、上を向くと隣のレジではタッチパネルを
涼しい顔で操作し決済を済ませるおっさんがいた

その手にはPポイントカードが握られていた

平等という名の不平等
不条理という名の条理

ポイントカードを持っていない自分に嘆きながら急いで店を出ると

心地いい風が優しく頬を撫でた








 

ケチ学

ケチ学においてコンビニに行ってはいけないのは
単に値段が高いからだけではない。
むしろ値段が高いのは利便性を考えれば妥当なのだ。

しかしそれはリッチを目指すリチ学が使用すればいいだけの話であって
ケチ学を極める為にはコンビニは必要ないのだ。

一番の理由は時間を浮かせる為にはそれ相応の対価を支払わなければならないが
ケチ学にはそもそも焦る理由も時間を浮かせる必要性も無い。

そして過度なダイエットと同じで
仮に時間を浮かせられたとしても心はやがて逼迫し摩耗していく。


また、コンビニは全国どこに行ってもだいたい同じ造りの店舗構造をしているので、
脳は思考停止状態で反時計回りに歩かされ、半ば強制的に買い物をさせられる事になる。



ケチ学において、買い物のコスト感覚は生死を分けると言っても過言ではない
コンビニでは買い物の選択権を得ることは難しい。


私がお勧めする選択権を得れる買い物場所とは
スーパー
個人商店
ドラッグストア
市場
等である。


まず何より買い物してて楽しいし
値段も安い。

慣れるまで買い物に時間はかかるかも知れないが
それは脳が活性化してるということ
そうやって買い物を楽しむ探究心と心構えが
ケチ学の神髄なのだ。























 
実はこのけちろーの公式ブログ、
サイトCMS         で作ってます
けちろーがおすすめするサイポンで、サイト制作してみませんか?
\今なら、5ページまで無料!/