年収を追いかけるのをやめた

2021/08/11

年収を追いかけるのをやめた

追いかけて…追いかけても…つかめない…














どうも、けちろーです。

20代の頃は物販ビジネスで年収3000万稼ぐ!
みないなガッツが私にもありました。
一言でいうと若気の至り、俺のイタリ
アンですが、

しかし、ある日ふとガラスを覗き込むと、
そこには疲弊しきった私の姿が映しだされていました。

そもそも何でそんなにお金を稼ぎたいのか?

仕事をしないで自由な時間を手に入れたいからです。

「それはわかったが3000万も稼ぐ必要あるか?」

「え!?あなた誰?唐突すぎてこわい」

「私?私はもう一人の私だよ」

「出たー!」

「まあ聞けよ。
お金を稼ぐほどお金を使わなきゃならなくなるだろうし、
お金が増えるという事は、日々の生活コスト、コスト感覚も大きな振れ幅になって、お金に翻弄される人生になるのが目に見えてるよね?それってリスクも大きいよね?

それに高級車に乗って、ブランド品をチラつかせて女の子横に乗せてるお金持ちって本当にかっこいいと思うか?」



「う、うーんそりゃあおも、いや…正直わからない
どちらかというとっ関わりたくないかも…」

「そうだよな?惨めになるもんな?そもそもけちローには似合わないし、
服もブランドを着てるんじゃなくてブランドに」

「う、うん…でも、一度くらいは…」

「一度?一度でいいならレンタカーでいいよな?
コミュ障のお前の隣にはマネキンで十分だしな。そもそも
お前には軽トラでランニングスタイルがお似合いなのはお前自身が
一番わかってるよな?何故背伸びをする?」

「そ、それは…否定できない…」

「じゃあさ、3000万は諦めて、1000万にしよう?
それなら現実的じゃない?」

「おお、いっ1000万か…
ま、まあ悪くないね!」

「ハァ?」

「え!?何?もう一人の私」

「お前な、1000万を稼ぐのがどれだけ大変かワカッテルノカ?上位数%やぞ。それは置いといて、3000万の意気込みは何処に消えたんだよ?
お前自身、お前のゴールが見えていないんじゃないのか?
お前はどうなりたいんだ?何の為に稼ぐんだ?」



「やっぱり…800万で十分かなー」

「お前…」



そんなやり取りをおんぼろ2DKアパートの風呂場で問答していたあの日。
お隣さんは恐怖しただろう。

最終的に年収3000万から1000、
800、700、600、500…と
下がっていき、とりあえず年収300万で落ち着いたのだが、
閣議決定までには3年の月日が経っていた。
否、3年の月日が、3年の節約生活が
300万のフロー収入(で十分だわ)にまで答えを凝縮し、
押し下げたのだ。

29才から毎年の資産増加は200万弱…
それを3年間。

そして31才と数か月を迎えた頃、
資産が1000万を超えた。

資産が積み上がっていくにつれ
不安が薄まっていく感覚を味わったのも
この頃からかもしれない。


そう、つまり、ストック(資産)にこそ価値があり、
それが増加していくにつれて、不安が緩和し、
フロー(毎月の収入)に執着する意味が感じられなくなった。

そして節約生活が、実は「コスト感覚(生活水準を決定づける最重要要素)」を大幅に押し下げ、小さな事で幸せを感じ取れる体質に知らぬ間に変化させられていたのである。


例えば、お金持ちが3万円の高級フレンチを食べ過ぎて舌がバグってる間に、
私はサイゼリ〇の300円のドリアで、それ以上の幸せな感覚を得れるのだ(?)


「節約を体得した洗練されたコスト感覚」は生活における最強のスキルである。

つまるところ感覚だけの話ならば
私が貯めた1000万は私の最強スキルによって1億円の価値にも化けうるのだ。(それは言いすぎだが、一般的な人の生活コストと比較しても最低2倍の価値はある。1000万だがそこにあるのは2000万以上の資産なのだ)


つまり、ストック(資産)と洗練されたコスト感覚があれば鬼に金棒なのである。


年収が1000万ある人でも生活がカツカツな人はこのどちらかが欠乏している。

年収300万でも上記を身に着け、時間を味方につけることで
十分、アッパーマス層(純金融資産3000-5000万)にも純富裕層(5000-1億)にだってなれるのだ。

年収を追いかけても理想との差は永久に縮まらずに
幸せは遠のいてゆく

年収に追いかけられる事でしか幸せには近づけない

年収に追いかけられるには資産を増やすしかない

資産を増やすには
投資をはじめ、お金にお金を稼いでもらう

そしてそれは可能な限り早い方がいい(今すぐにでも)


















 
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