基本ルール

このサイトでは、初心者に向けてのゴルフルールを解説していきたいと思います。もとのルールから、最近改正されたルールなど色んなルールがあります。また、アッと驚く面白いルールやQ&Aなどもご紹介していきます。挙げればきりがありませんが、まずは基本的なルールからマスターしましょう。

ゴルフ場の基本マナー

ゴルフ場では襟付きのポロシャツなどが基本となっています。ボトムはチノパンやスラックスが基本です。女性はスカートでもOKですが、極端に身近物は注意を受ける場合があります。
シューズはゴルフ専用のものを使用します。
普通のスニーカーはNGです。

ゴルフ場の集合時間

ラウンドは組ごとにスタート時間が決められています。遅れてしまうと他のメンバーに迷惑がかかりますので、注意してください。
スタート時間の1時間ほど前に行っておくと、パターの練習などもできて、気持ちに余裕を持つことが出来ますのでお勧めです。

プレー時間

プレーの時間については、ある程度大まかな時間が決められています。
前半9ホールが2時間、後半ホールも2時間。合計前後半で4時間です。ただ初心者は最初から4時間で回るのは難しいのでまずは2時間半を目指して、なるべくクラブは3本用意してボールまで行くとか、カートを率先して動かすなどの、工夫する癖をつけておきましょう

グリーン上では

グリーン上では、遠いほうが先に打つことになっています。確実に入るような距離なら、「お先します」と宣言したうえでパットを打つことが出来ます。
また、エチケットとして、グリン上で走ったりするとグリーンが痛んでしまいますので、禁止されています。また、自分でつけたボールマーク(くぼみ)は必ずフォークなどを使いもとの状態に修復しておきます

バンカー

バンカーに入るときは低いところから入ります。高いところから入ってしまうと崩れてしますからです。また、これが多いのですが自分が打ったあとは、必ずバンカーはならしておきます。後の組がボールが「目玉」にならないように注意してください。最初にギザギザのところでならし、さいごの仕上げはその反対の平らな部分を使い、綺麗に仕上げます。

ティーイングエリア(ドライバーを打つ所)

ティーイングエリアは通常、男性と女性で印をつけて分けてあります。
赤色がレディースティーで、白色がレギュラーティーお呼ばれ一般男性が使用します。
ツアープロなどはレギュラーよりももっと後ろからティーイングショットを打ちます。
体力の違いから距離も工夫されているのです。

道具について

クラブはコースをラウンドする際の本数は14本以内と決められています。ドライバーからパターまですべてで14本です。14本以内であればどんな構成でチョイスしてもOKなので、ロングアイアンを入れずスプーンなどを多めに入れるプロなどもいるほどです。
ボールは市販されているものならOKですが人のボールを間違えて打ってしまうと2打罰となってしまいます。また、カラーボールを持っておくと天候が悪い日でも目立つので安心です。

ローカルルール

ローカルルールとは、通常はあるがままでプレーするのがゴルフの鉄則ですが、ゴルフ場によっては特性上緩和的な救済が設けられている場合があります。
雨の日や修繕地域などで拾い上げたりすることが許されるものです。日によって違いますので、確認しましょう。

プレイング4

ティイングショットでOBした時に使われます。ティイングエリアよりも前にあり、そのなまえのとおり、そこから打ったショットは4打目になります。ただプレイング4はティを使って打ってよいことになっています。

ギブアップとOKパット

プレイヤーがそのホールをギブアップしてそのホールのプレイを終了できるものです。
パー規定打数の3倍で上がったことになります。
また、パットの際にかなり近い場合(誰が見ても入る距離)であれば、一緒に回っている他のメンバーが「OK」を出せば、打たなくても入ったとみなされます。

改正ルール①グリーンのピン

グリーン上でパッティングの際、ピンをたてたままパットするというもの。今までは必ず抜いて打たなければなりませんでした。
プレー時間短縮のため改正されました。ただ必ずではないため、抜きたい人は抜いてから、従来どおり、パットしてもOKです。

改正ルール②バンカーショット

二打罰でバンカーの外にドロップできるようになりました。その際はピンとボールを結んだ延長上のバンカーの外に1クラブレングス以内のドロップになります。
バンカーが不得意な人にとっては有利に働くかもしれません。

改正ルール③打つ順番

今までは、遠いほうの人から順番に打つように決まっていましたが、新ルールでは準備ができたプレイヤーから打ってよいことになりました。一応順番がきたら40秒以内となっています。

改正ルール④OB・ロストボール

ラウンド中にボールが見つからない時は、以前は5分間探せることになっていましたが、改正され3分以内に短縮されました。
前と同じで、同伴者と一緒に探すのはOKです。

改正ルール⑤ドロップする高さ

以前は肩の高さからドロップしていましたが、
新しい改正ルールでは、ひざの高さからのドロップが認められるようになりました。
今までは、狙い通りにドロップがうまくいかず、ドロップの再ドロップする選手が多かったのですが、これも時間短縮が目的のようです。

改正ルール⑥ティイングショットの「チョロ」

初心者に多いのが、「チョロ」です。
ティイングショットの際に、少しだけボールをかすって前に「チョロ」と前にこぼれるようなショットのことをいいます。
以前は「チョロ」の場合は、そのこぼれた場所から2打目を打つことになっていましたが、今回の改正で、無罰で落ち直しができることになりました。
 

ゴルフQ&A

Q.枯れ葉を取り除こうとしたらボールが動いた

A,枯れ葉などはボールが動かないように取り除く必要があります。動いてしまった場合は1打罰となります。グリーンやティーイングの場合は対象外となります。

  
   
Q,ボールを交換できるタイミングは?

A,大会やプロツアーの場合は統一球を使用することとなっていますが、アマチュアの場合はティーショットの前とグリーン上の交換は許されています。
それ以外の交換は罰になります。
  
   
Q,ボールを誤って2回打ってしまった

A,以前はペナルティでしたが、現在のルールでは2度打ちしてしまっても、1打としてカウントすることになりました。

  
   
Q,雨の日にボールが埋まったら?

A,新しくグリーン以外ではすべて救済が受けられるようになりました。また、ドロップの際はボールを交換したり、拭いたりすることも認められています。