今だから、素直に問い直してみる

2020/06/09

おすすめ名著
経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか

経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか

この本を閉じたあと、
自身が綱渡り的に支持してきた常識が、
使い物になっていない、それも私が産まれた時点で、既に、と
あらためて喪失感に追い込まれた。

改めて自身で思考せねばならぬ。
検証と、代案創出を続けねばならぬ。

周りの人との対話を後回しにしている余裕はない。
行動を起こし、続けなければならぬ。

悲壮感は要らない。
先ずは視点をもう少し遠くにする。

問題は必ず起こるという事、
そして、その解決を後回しにしない事。

出来れば、あの人もこの人も
明るく生きて行く選択を、
と欲張ってみること。

退く事、手放す事、逃げる事を
戦術として持っておく事。

同じくらい、
問いただす事、拒否する事、待つことを
戦術として持っておく事。

制限時間は生きている間。

欲張る事が可能なら、
次世代へもバトンタッチして、
結果を得るまで続ける手はずを整える事。

さらに可能なら、
それを文化として展開させる事。

変化と経過と共に
ガタピシくる事もあるだろう。

その時、優雅に解決させる人達がいる事を
希望し、想像しながら、私に今できる事をする。


著者:C.ダグラス・ラミス
出版社:平凡社(2004年)
本書では、経済の問題だけではなく、戦争と平和、安全保障、日本国憲法、環境危機、民主主義などが、多岐にわたって論じられている。だとするとなぜ、『経済成長がなければ…』なのか?それは、経済発展を目指すことこそが現実的であり、それ以外は理想論にすぎないという考え方にこそ、本書で扱った多くの問題の核心があるからである。
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