信頼関係は「幻想」である

2020/06/05

おすすめ名著
型破りで勝つ!

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著者の自費出版から始まり、
ついにはニューヨークタイムズの
ベストセラー本トップを獲得しました。

著者は不動産仲介業で成功をおさめました。



信頼関係は「幻想」である
契約書なしで他人のために働いた著者は、
結果、相手から手数料の支払いを拒まれるという
駆け出しのころの実体験を例に出し、
これがビジネスの「現実」だと示します。

ビジネスの世界ではこうあって欲しい、
こうあるべきという「幻想」の世界を見るのではなく、

確かな「現実」の世界を見る必要がある。
現実を自身の目標達成の力に変えていく必要があると書いています。

ビジネスの世界には、3タイプの人間しかいない
実体験を元に、3タイプの特徴や行動について解説しています。

タイプ1:人からその取り分を奪うことを言葉か行動、または両方で示す

タイプ2:言葉や態度では取り分を奪わないと見せるが、実際の行動は取り分を奪おうとする

タイプ3:人の取り分は奪わないと断言し、心からそう信じてもいるが、何らかの理由でその取り分を奪おうとする

以上、すべてのタイプが、結局、相手から取り分を奪おうとする、と。これがビジネスの世界の現実である、と著者は断言します。

この3つのタイプと著者がビジネスの世界で渡り合った結果、
著者のたどり着いた結論が「威嚇の理論」。

著者は、相手に威嚇されず、
逆に相手を威嚇することの重要さを確信し、
成果をあげていきます。

著者が「抽象的な力」と「具体的な力」を使って
成果を上げたエピソードと、

理論を忘れてハマってしまった自身の失敗談まで、
多くの実体験を通して「威嚇の理論」を解説していきます。

著者が言う、「実践で結果の出る成功哲学」。
否定することなく受け止めて実践すると、
全く違う世界が見えてくるのでしょう。

42年前に日本に上陸した本ですが、
表立ってこの本が取り上げられないということは、
読んで素直に実行した人は、ほとんどいないのかも・・・。

これをチャンスと見るか?
再現困難な理論とみるか?
あなたは・・・?




著者:ロバート・J・リンガー/石原慎太郎 訳
出版社:三笠書房(1978年)
ロバート・J・リンガー(実業家)のことば
・金を稼ぐのに大切なことは言動の内容ではなく、それを表現する態度なのだ。
・行動しない限り、モチベーションは得られない。
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