ホームページ制作業者に騙されないために

2020/07/03

ホームページ作成依頼
依頼側が知っておくべき事

まず、業者の言いなりになるだけではだめです。知っておくべき事を知らないと、話を巻かれてしまい、結局は無駄なところに時間とお金を費やすことになりかねません。
 
直近では、2020年末にホームページで多く利用されているFLASHが廃止されます。それに伴ってホームページの改修の話が出るところも多いと思われます。

また、放置中のホームページをスマホにも対応させるなどのリニューアルなどもあることでしょう。その際に、依頼者として知っておくべきことをまとめてみました。知っておくべきを知らないとぼったくりに遭います。過去、請け負った業者であれば説明すればお金が取れると思っている節もあるので、同じところに依頼するときにも注意が必要です。

FLASHの対応

2020年末にFLASHが廃止されます。おそらく、ブラウザではデフォルトでのFLASH動画は停止となり、手動で再生できるようになるのではと思われますが、いずれにしてもいつまで再生できるかは分かりません。年内中には修正する必要があります。
HTML5用に差し替えて対応可能な場合もあります。ですが、いずれにしても依頼したらそれなりに新規と同じくらいの大きなボリュームになり得ます。制作側は仕事として受ければありがたいですが、依頼側にはあまりメリットがありません
元々、FLASHをはじめとしたビジュアルに訴えるものは、見映えはいいですがロードの時間が長く、通信容量も大きいことが懸念材料になります。見る側からすると不快と感じる方もいて、今の時代、避けられても不思議ではありません。強く主張するか、見る側のストレスをなくすかという判断はしっかりすべきところです。「絶対見映えで勝負しましょう」と言うだけでデメリットを伝えられない業者は片手落ちですね。

スマホ対応

昨今のホームページの閲覧端末を見ると、スマホ、タブレットを無視できるレベルではありません。というより、分野によっては、スマホからのアクセスが圧倒的に多く、パソコンからのアクセスが極端に少なくなる場合があります。この辺りも知っておくべき点です。パソコンからの閲覧が少ないのに、パソコンでの画面に巨額を投じるのは無駄とも言えますし、スマホの画面を放置しているというのはもったいないことです。
 
なので、業者が提案する「スマホ対応」は絶対に必要なのです。が、実は、スマホ対応に要する工数がそれほど大きくないということを知っておく必要があります。特に、制作するプラットフォームでスマホ対応はできていて、多くの場合、そこまで多くの労力を費やすところではありません。それなのに、スマホ対応があるだけで2倍の工数を提示してくる業者もいるわけです。HTMLソースレベルで書いているのであれば、ないとも言い切れませんが、根幹の部分のソースを自動化しないことは考えにくく、パソコンとスマホの画面を完全に別々にするくらいでなければあり得ないと言えます。この辺を隠してぼったくる業者がいます。

上記のFLASHの問題とも絡みますが、不必要にパソコンとスマホの画面を分離するのも無駄が多くなります。パソコンでFLASHに部分はスマホでは別の画像などに置き換わっていることでしょうから、FLASHの置き換えを機に、パソコンとスマホの画面を統一(画面の見せ方はそれぞれ異なります)し、そこで工数を削減するというのも一つの手と思われます。

旧来のページからのリニューアルで気を付ける点

同じように作り変えるとして、前回と同じような工数、もしくはそれ以上が要求されるなら、それは一度考え直したほうがいいと思われます。便利なツールはでてきており、同じ要素を使うのであれば工数的にはかなり下回ることでしょう。間違いなく、その提案書にサインしてはいけないです。無駄に工数を増やすよりは、現在のシステムに合わせてスマートに作り直す提案をするほうが良い業者のはずです。

今求められるホームページの基本

上記のことを加味すると、制作者にも依頼者側にも、そして閲覧者にも優しいホームページとしては、
・PC、スマホ共通プラットフォーム
・FLASHなどの装飾なく、動作が軽い
ということになります。

製作費を検討する

これを前提とし制作費を検討してみましょう。製作費の規模で、大きく分けて3つに分類できます。

①完全オリジナル
ゼロからのデザインで起こし、いわゆるホームページ作成ツールで作成したり、WordPressで実装したりすることがほとんどです。初期費用としては40~100万、運用サポートで1~10万/月くらいになるでしょうか。規模が大きく、信頼性、あるいはサポート体制というところでこのくらいの金額になるのかもしれません。


②テンプレートベースのカスタマイズ
WordPressなどのテンプレートをベースとしてカスタマイズします。特にWordPressでは有料テンプレートも多くありますので、それをカスタマイズすることで、オリジナルのページを作成します。初期費用として20~40万、運用サポートで1~3万/月くらいかと思われますが、作りっぱなしの場合も多く見られます。

③テンプレートデザイン
ほぼテンプレートを利用し、文言や画像を差し替えるのがメイン作業になります。初期費用は3~15万、運用サポートをやる場合は5000円/月くらいでしょう。フリーランスなどが格安でやっていることも多いです。

④自作
サイポン、Wixなどで自分で作る方法もあります。テンプレートも多くありますし、自分で好きに作ることができます。ただ、③に依頼して形を作ってもらい、その後は自分で手を加えていくのが一番早く、安く進める方法かもしれません。

受託製作費の提示

金額を提示するのは非常に難しいことです。一言でホームページと言っても、1画面で収まるページが数ページのホームページもあり、1ページとは言えLPのように上下に壮大なページもあります。このため、「○円で承ります」と書くのは危険であり、明示している業者が少ないのも分かります。
ただ、サイポンでのホームページ作成については、ツール自体も公開されており、基本はテンプレートを基本とする金額であればそうそう外れることはないので、当面のホームページ受託(基本料金)の金額を示します。

初期費用48,000円
運用サポート4,000円

 
業務の状況次第ですが、最短3日で仕上げるスピード感が持ち味です。
思ったときが吉日!ぜひ、ご連絡下さい。

結局のところ、サイポンで作りましょう…というオチですが、作る側としても運用する側としてもこのツールほどバランスのとれたものはないと思います。ぜひ実感してほしいです。

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