女性の地位の向上のために犠牲が出ないために

2021/06/09

家事使用人や保育士を移民で、と考えるとその職種の賃金は低いまま

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73ca6217471b5da74c011036313ab34c1f051f

今日は上の記事から。

「育休明けのワーキングマザーを待ち受けているのは配慮という名の差別です。」これはその通りだと思います。
 育休明けに、育児と両立できるよう、残業のない部署に配属されることはありますが、そこでの仕事が軽易な作業だったり、アシスタント的なものだったりと、産休前は前線で活躍していた人にとって、やりがいを失うことにも繋がってしまいます。
 そうならないためにも育児というケアの公共化とケアの市場化、とあるのですが、ケアの公共化には、税金が高くなってしまう、というデメリットがある。だから、ケアの市場化を進めるために、家事使用人やベビーシッターを移民に担わせて手軽な価格で利用できるように、という結論になっています。
 ただ、移民に担わせて手軽な価格で利用しやすい仕組みにすると、家事使用人、ベビーシッター、保育士の賃金が低いままになってしまいます。人手不足の職業は、仕事内容と賃金が見合っていないものです。「大変なのに給料が低い」のではなかなか人は集まりません。だったら移民、というのもどうかと思います。仕事に見合った賃金であれば、日本人のなり手も集まるのに、簡単に移民と考えるのはいかがなものでしょうか。

 男性の出世のために従来は女性が家庭を支えてきた、今度は女性の地位を上げるために、他の誰かが保育士やベビーシッターという職業として支えていかなければならないということです。そして、支える立場の人は賃金が低く、弱い存在になってしまいます。
 誰かを犠牲にすることなく、他の方法はないのでしょうか。
 例えばAI搭載などの家電の進化や、ロボットの登場、ミールキットのバリエーションアップなど、家庭生活で使うものの向上など。

 そういえば、テレワークでスーツを着る機会が減って、クリーニング屋さんも経営が大変なようですね。クリーニング業界も残っていないと、家事の削減につながらなくなってしまいます。
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