乳酸菌生産物質はオールラウンドプレーヤー

乳酸菌生産物質の健康増進効果は多くの研究データで証明されています。

この研究は現在も続けられており、今後もさらに多くの
「健康増進作用」が見つかる可能性が期待されています。

現在、発表されている「効果」はこのようになります。

〇 整腸作用
〇 免疫力アップ
〇 コレステロール改善作用
〇 高血圧抑制作用
〇 活性酸素除去
〇 がんの予防
〇 肝機能改善作用
〇 脂質、糖代謝改善作用
〇 アレルギー抑制作用

などなど

このように多くの効果が期待できます。

乳酸菌生産物質はこうして作られる

乳酸菌生産物質は大豆やブドウなど植物を培地として作られます。

それでは”大豆”を使った場合の作り方を説明します

① 大豆を砕いて煮込み、豆乳を作ります
② 12種類の乳酸菌と4種類の酵母菌を豆乳に入れて共棲培養していきます
③ 1カ月ほど発酵を継続します
④ ③をろ過して出来るものが「乳酸菌生産エキス」です
⑤ その発酵物をそのまま凍結乾燥して粉状にしたものが
  「乳酸菌生産物質」なんです

乳酸菌生産物質は食品の「優等生」

このように出来た乳酸菌生産物質には有益な成分が豊富に含まれています。

これらの成分は、
生きてる菌とは違い胃酸や胆汁酸の影響を受けることなく、
そのまま吸収されて安定した働きをします。

また高濃度なことも利点です。
市販のヨーグルトには1グラムあたり、
約5億個の乳酸菌が含まれると言われています。

一方、乳酸菌生産物質には死菌も含めて、
約3兆個の乳酸菌が含まれています。

つまり、乳酸菌生産物質たった1グラムでヨーグルトの大パックの
約20個分の乳酸菌が摂れてしまうわけです。

「死んだ菌」がパワーを発揮!

​​​​​乳酸菌生産物質の中には、乳酸菌の死菌もたくさん含まれています。

「乳酸菌は生きててこそ働く」というイメージがあるかもしれませんが
実はこの死菌が健康維持や老化予防する働きをすることが分かったのです。

乳酸菌そのものは生きていても死んでいてもちゃんと働いてくれるのです
むしろ死菌の方が有利とさえ言われています。

データによれば、乳酸菌の効果を得るためには1日に1兆個の
乳酸菌を摂る必要があるそうです。

それを生きた乳酸菌で摂ろうとした場合、
飲料で10リットル飲まなければなりません。これは無理ですよね。

しかし、死菌なら最大数兆個をたった1グラムで摂取することが出来ます。
 
また、この死菌は「免疫力を活性化」する働きも注目され
この分野の研究も進められています。

乳酸菌生産物質はどうやって摂ればいいの?

それでは、こんな素晴らしい乳酸菌生産物質を
どうやって摂ればいいのでしょうか?

一般の食品では「発酵食品」が考えられます。例えば「味噌」です。
味噌を作る過程で乳酸菌が混入し、発酵に寄与します。

このため味噌の中にも少量の乳酸菌生産物質も
含まれていると考えられます。

その他に、チーズ、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品にも
一定の乳酸菌生産物質が摂れると考えられます。

しかし、少し前にお話ししたように乳酸菌生産物は本来、
人の体内で作られるものなので、食品から摂るのは非常に難しいのです。

現実的に考えると「サプリメント」の形で摂ることが
理想的な方法だと考えられます。

乳酸菌生産物を「サプリ」で摂るメリットは?

乳酸菌生産物をサプリメントで摂るメリットは2つあります。

まずひとつは
確実に乳酸菌生産物を摂取できること。
発酵食品でも摂れると述べましたが、やはり量が不足になります。
サプリメントという形にすれば、確実に一定量を摂取できます。

もうひとつは
「大豆」には”サポニン”や”イソフラボン”
「ブドウ」には”ポリフェノール”などの健康成分が含まれますが
その健康成分も吸収しやすい形になっているため
効率よく摂取できることです。

ただ
サプリメントはあくまでも「健康補助食品」。
それだけ取っていれば健康になれるというものではありません。

あくまでも栄養バランスの良い食事があってこそ、
それがあってこそ、サプリメントの恵みを得ることができるのです。