第31回介福祉試験問題:3
2021/09/20
領域:人間と社会/人間関係とコミュニケーション
Bさん(90歳、男性)は、介護老人福祉施設に入所することになった。一人暮らしが長かったBさんは、入所当日、人と会話することに戸惑っている様子で、自分から話そうとはしなかった。
介護福祉職は、Bさんとコミュニケーションをとるとき、一方的な働きかけにならないように、あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。
この時の介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして、最も適切なものを1つえらびなさい。
介護福祉職は、Bさんとコミュニケーションをとるとき、一方的な働きかけにならないように、あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。
この時の介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして、最も適切なものを1つえらびなさい。
1 双方向のやり取り
2 感覚機能低下への配慮
3 生活史の尊重
4 認知機能の改善
5 お互いの自己開示
2 感覚機能低下への配慮
3 生活史の尊重
4 認知機能の改善
5 お互いの自己開示
こたえ 1
事例文の中に「一方的な働きかけにならないように」とあることから、双方向のやり取りを意図した対応であるといえる。
補足
2 事例文の中にある情報からは、Bさんの感覚機能が低下しているという事実は読み取れない。
3 生活を尊重することは大切であるが、この事例における介護福祉職の対応を指すものとしては適切ではない。
4 事例文の中にある情報からは、Bさんの認知機能が低下しているという事実は読み取れない。
5 お互いの自己開示は、コミュニケーションのスタートとして意義があるが、この事例における介護福祉職の対応を指すものとしては適切ではない。