今日は何の日「『古事記』の編纂開始。」
2020/11/03
和銅4年(711年)
古事記の書
稔り風呼ぶ
初めの日。
古事記編纂
和銅4年(711年) -
元明天皇の詔勅により太安万呂が『古事記』の編纂に着手。
元明天皇の詔勅により太安万呂が『古事記』の編纂に着手。
太安万侶(おおのやすまろ)の序文(じょふん)には、天武天皇(てんむてんのう)が、舎人(とねり)の稗田阿礼(ひえだのあれ)に命じて誦み習わせた帝紀(ていき)と旧辞(きゅうじ)を、天武天皇の没後に、元明天皇(げんめいてんのう)の命令で、太安万侶が撰録(せんろく)し、712年に進上した、と記されています。
帝紀とは、歴代の天皇の系譜。
旧辞とは、古い時代に、各地の氏族に口誦で伝えられた様々な伝承のこと。
その系譜や伝承が、一つの大きな物語として体系化されたのが、天武天皇の即位後の7世紀後半ごろ。
その体系化された物語が、日本の「歴史」として、文字に記録され元明天皇に進上されたのが712年になります。
紅葉の賀 秋の始まり 太安万呂 古事記始まり 大和の夜明け。。