VPSとは、Virtual Private Serverの略であり、日本語では「仮想専用サーバー」となります。
「仮想専用サーバー」と聞いてピンとくる方はほとんどいないと思いますが。
そもそもVPSなしでFX自動売買を稼働しようと思うと、インターネット回線が安定している状態でパソコンを常時付けっぱなしにし、MT4をずっと開いておく必要があります。
この条件を問題なく継続できる方にとってはVPSは必要ありません。
しかし、地震や停電、大雨などによる停電はいつでも起こり得ますし、ペットや小さい子供が知らずにパソコンを触ってMT4を閉じてしまう可能性もありますし、何らかの拍子にインターネット回線が不安定になってしまう可能性もあります。
FX自動売買にとって、稼働中に「自動で取引できない状態」になるのはデメリットしかありません。最悪の場合、証拠金全てが溶けてしまいます。
また、パソコン常時稼働はパソコンに物理的な悪影響を及ぼすことにもなりますし、パソコンを付けっぱなしとなると電気代も相当かかります。
これらの理由から、FX自動売買を行う際にはVPSがあった方がいいと言えます。
今回こちらの記事でご紹介するVPSは「お名前.com FX専用VPS」になります。
こちらより公式サイトにアクセスし、下記手順にて申し込みを行ってください。
おすすめは、1.5GBのプランとなります。
今後、複数のEAを動かされる場合は2.5GBプランにしましょう。
公式サイトに出ている画像を下記に載せます。 (2021/10月時点)
申し込んだら下記のように電話認証の案内メールが届くので、よく読んで認証を済ませてください。
電話認証後、料金の支払いが完了していれば、下記のようなメールが届きます。
このメールが届いたら、お名前.comがサーバーの準備を開始しますので、設定完了まで待ちます。 しばらくするとお名前.comより下記メールが届きます。
メールの中に、ユーザー名とパスワードの設定方法が載っていますので、【お名前.com】をクリックしてアクセスします。
右上の【お名前.com Navi ログイン】をクリックしてログインします。
該当サーバーの【初期設定へ進む】をクリックします。
ユーザー名とパスワードを設定して【実行】をクリックしたら完了です。
左側の【リモートデスクトップ】をクリックし、【RDPファイル ダウンロード】をクリックしてファイルを保存します。
ダウンロードしたRDPファイルをダブルクリックします。
パスワードを入力してOKをクリックします。【資格情報を記憶する】にチェックを入れておけば、次回からパスワードを入力する必要はありません。
以上でVPS導入編は終了となります。
お疲れ様でした。
引き続きEA導入編もご確認ください。