ママを応援する、私の座右の銘お伝えします。
2020/06/07
ママメンター/松本宏輝の
座右の銘
「人間知っている事なんか何一つない。」
この言葉は、私の人間関係と人生を、
とても円滑にしてくれました。
目的を達成するために、人生の選択肢を増やすために、
勉強して知識を付けるのは、とてもとても重要ですが、
そこには大きな落とし穴があって。
---例えば目の前に2人の人がいます。
1人目は
「私の知っている世界が全て、完全、絶対です。」という人。
2人目は
「私の知っている事なんて何一つありません。
だから、私が経験したことはお伝え出来ます。」という人。
ここに大きな差があります。
---こんな例はどうでしょうか。
「あなたのツライ気持ち、痛いほどわかります。」
ってよく言ったりしますが、絶対にわかりません。
正しく表現するとすれば、
「あなたの気持ち、私なりに経験した事から想像すると、相当ツライ事なんだろうと思います。でも、恐らくそれは、私の想像以上なんだと思います。比較もできませんし、比較なんて無意味です。」
となります。
(わざわざ毎回表現しませんが、”その人の在り方”でバレます。)
---何も知らないからこそ、質問することが出来る。
相手に質問をして、自分の勝手な思い込みの量を減らす。
そうすると、ズレが減っていくので、相手の関係性構築が
びっくりするほどスムーズになります。
質問してますか?
自分の知ってることは何もないので、
相手の事をわかったつもりになって
質問できないと、人間関係のトラブル確率が
グンッと跳ね上がります。
表面化していなくても、気持ちを押し殺したりして、
無理くり関係構築していたり、
それは人間関係構築でトラブっているのと同じです。
---子供も、今日はまた知らない人。
親子関係がうまくいかない原因の多くは、
「あなたは○○な人だから。」と
決めつけてコミュニケーションをとっている事です。
「毎日一緒にいるんだから、わかってるに決まっているでしょ。」
そう思いやすい。
決めつけによって、子供の些細な変化に
気づけなくなる。見えなくなる。
そうすると、
「何もわかろうとしてくれない、何もわかってない」と
子供はどんどん気持ちが離れてしましまいます。
毎日が初めての出会い。
「人間知っている事なんか何一つない。」
「人間知っている事なんか何一つない。」
この言葉を自分の胸にしっかり焼き付けておくと、
質問ができるようになり、ズレが減り、
きっと今よりも人間関係が円滑になります。
もし、自分の子供、旦那さん、親、友人と
何かトラブっているのであれば、
「何か知らない内にできてしまった、思い込みがあるかもしれない」
と思って、質問してみてはどうでしょうか?
質問の仕方など、細かい事は今後また記事にしたいとおもいます。