このページを作成しながらの途中、リテイクをしたくなった作品がいくつかあります。実際にリテイクをしたものもあれば、あえてそのままにした作品もあります。
と申しますのも、その時の悩みながらもなんとか形にした妙な臨場感が愛しいからです。
なんて言いましょうか、少し前までは呼吸をするかの如く当たり前にillustratorやPhotoshopを毎日使いこんでました。それこそ玩具をあたえられた子どもの様に嬉々と時間を忘れるほどに…。
そんな楽しかった日々なのに、いつしかAdobeの Creative Cloudの会費は惰性で支払いつつも、全くアプリをひらかない日々が十数か月続いてました。
ですが、サイポンのツールと出会い再びクリエイター魂の灯が再燃しました。やっぱりモノづくりは楽しいです。なぜならば、あの頃に気づけなかった「型」の存在に理解し始めれたからです。
デザイン表現は型の組み合わせによって幾千万の評点手法が生まれます。ましてや自分の表現スタイルと幸運にも出会えたデザイナーは、どんどんマニアックにカスタマイズしていきます。その表現スタイルを。
こういうのって鬼門なのよね。型を認識せず、その表現スタイルを模倣しようとしたところで、「何かが違う」の気持ち悪さが常に付きまとい表現する、作品を作ることに嫌悪感を抱いてしまってね。。。
なんて結びましょうか、デザインの世界って数学の世界だよね。
学生時代、算数も数学も大嫌いで苦手でしかなかったけど。。。最小公倍数と最大公倍数?型の組み合わせができるからこそ、表現手法の再現性ができるのだ。
そう、デザインは感性で行うのではなく、論理立て構築するものだと仮説立ててるのだ。
腕のいいデザイナーさん、クリエイターさんは型を理解しているのだと思うのだ。クライアントさんの思いを型に当て込み、そして取捨選択であったり、まあ情報の断捨離?スリム化?カテゴリーとして略せるところは略し始めるのです…。要は腕のいい方は工程を読み解き、微妙な方は結果に視点、思考に思い込みが働きなかなか政界にたどり着けなくなるのだ。
なんて言うの?「想いは伝わるのではなく、想いは伝えるもの」だと思うのだ。そう、伝わるのではなく、伝えるです。別の切り口な精神論で申しますと「思考は実現化するではなく、思考は実現化させる」です。思ってるだけじゃ伝わらない、つくれない。
まだまだ仮説にしかすぎないけど、想いの伝え方の型が再現、論理だてて講義ができるようになったら、人生楽しくなりそう!