絵本「ペソペソ」~自立した個と個の距離~

2020/06/04

本の紹介
絵本「ペソペソ」~自立した個と個の距離~

絵本「ペソペソ」

 

相手が「自分の思うような行動をしない」
「思うような返事をしない」

なので、とても落ち込む、腹が立つ‼


そんなことはありませんか?

今日は、そんな大人にも読んで欲しい絵本の紹介です。
 

大人も読んで欲しい絵本


サイポンの講座を受け、その課題の中でこのブログを書いているのですが。

今日の課題は「本の紹介」。
 
…困った(・ω・;)



うちの本棚には「解剖学」とか「神経学」とか、医療のマニアックな本しかありませんw


ネット関係や文章を書くのに役立つ本があれば良いのですが。
それも今から勉強するつもりです・・・(-_-;)ガンバレ ワタシ


今日は、うちの数少ないマニアックじゃない本、絵本を紹介します♪





 


 

絵本「ぺそぺそ」


あまり本は読まない方ですけど、これは古本屋さんで何となく手に取った物です。

 
表紙がかわいい・・・♥(,,・ω・,,)

そんなしょうもない理由で買いましたが、
かわいい顔して、これがなかなか。

仲良しでも「個」と「個」は違う


「わたし」と「ペソ」は、とっても仲良し。

何をするにも一緒。

でも、いつの間にか「私」は、「ペソ」と同化したような幻を見ます。 

 
出典:ペソペソ(PHP文庫)伊藤 昌美(著)amazon Kindle版 試し読みより
これは、恋人同士や夫婦でも、親子でも、友人でも見られること。

仲良しで、大切な人でも、「個」と「個」であるはずなのに。
いつの間にか「同じ」だと錯覚してしまったり、依存してしまうことがある。


中には共依存といって、お互いに依存しあっている状態もある。

「個」と「個」の境界


「相手が思ったような返事をしてくれなくて、怒る!」
「やってあげたのに、あまり感謝されなくて腹が立つ!」
なんてことありませんか?

「寂しかったでしょ?」と聞いけど、そっけない返事。
席を譲ってあげたのに、あまり感謝されなかった、とか。


それは、自分の境界線が分からなくなっているのかもしれません。


何かをしてあげたり、質問などしても、その答えや反応は相手に委ねるもの


自分を投影し、相手の反応を勝手に期待していると、
実際の相手の反応に勝手に怒ったり、落ち込んだり。
独り相撲で疲れてしまいます。

介護現場の共依存


このようなことは、意外と介護の現場でも見られます。

「世話をしてもらう」方が依存するというのはイメージできると思いますが。

意外なとこに、
「世話をする」方が依存しているケースも多い。


「世話をしてあげている」という役割や立場が心地よくなってしまっていると、
「必要ないことまで手伝ってしまう」ということがあります。

知らず知らずのうちに、患者側の「自立」を妨げる行動をしてしまうことがあります。


子離れできない親など、親子関係でも、似たようなケースは見られます。

自立した「個」と「個」の成熟した関係


絵本の中で、「わたし」は怒ったり落ち込んだりしながら、
お互いに「心地のよい距離」を見つけていきます。


またケンカもするけれど、
また「距離」が分からなくなるけど、
それでも仲良し。


そうやって成熟した「個」と「個」の関係ができてくるのかもしれません。
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