「かんしゃになろうよ。こころで。」書くことに疲れた人に見て欲しい本

2020/06/05

 本の紹介 
「かんしゃになろうよ。こころで。」

「書くことの楽しさ」と「表現の自由」に気付く本

 

私たちは、学校での授業や仕事に至るまで、常に間違わずに正確に書くことを求めらます。
 
文法や漢字も間違わず正確に!
もっと上手い言い回しで!

時には人を傷つける言葉も匠に使います。

ライターなど書く仕事をしている方も、時には書くことに疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな方に、ちょっと肩の力を抜いて読める本の紹介です。

京都の変わった本屋さん


私は2019年に、半年ほどかけて日本縦断していました。
病院は退職しましたが、他に県や市の仕事に関わっていたので、会議のために数週間に一度は家に戻る生活。
(今ならオンライン会議が認められただろうけどw)

京都は雑貨や本屋さんが気に入り1週間滞在。

ゲストハウスの他の宿泊者から勧められた本屋さんが特に気に入り、5冊ほど購入。















 


 

とにかく、変わった本が多いです。
たぶんですけど、ホホホ座にしかない本も、あるんじゃないかな?(・ω・*)


ホホホ座は、他にも支店があるようなので、また放浪する時は行ってみたいと思います♪

ダウン症の春奈さんが綴る言葉


「かんしゃになろうよ。こころで。」

この本の著者は、ダウン症の施設「アトリエひこ」に通う春奈さんです。

春奈さんがいろいろな紙に書いた文字。
それに、その施設で働く石崎さんの視点で、エッセイ風に言葉が添えられています。

 

ただの紙ではなくて、段ボールだったり、スーパーにあるような「お買い得」の値札だったり。

とにかく斬新w

まず目に飛び込むのは、カラフルな色使いや斬新な発想。

ただただ、書くことの楽しさが伝わってきます。

でも、よくよく言葉を見ると、とても不思議な気持ちになったり、考えさせられる部分がたくさんあることに気付きます。

文法も時空も生死も関係なく


春奈さんは、時々ご家族に手紙を書きます。

まだ元気な祖父母やご両親が、まるで亡くなっているかのように書き出し、
でも「これからも頑張ろう」と未来についても話す。


逆に、地震などで亡くなった人に対しても、未來について書く。

文法も関係なく、時間や生死も超えた表現を書きます。 

 
春奈さんにとって、
感謝は「するもの」ではなく
「こころで なるもの」

 
「おもいで」についても、
 
これからはじまるもの
つづけるもの
おつかれさまするもの
おわるもの


文法も時空も関係なく書かれる言葉は、
言葉の概念も超えて、不思議と考えさせられます。
 
時には、「うまく書こう」とか、そういうことは忘れて。
ただただ、好きなことを書いたり、自由に表現したり。


だれもが忘れていた「書くことの楽しさ」と「表現の自由」を再発見できる。
そんな気持ちになる本です。

サイポンでも書く楽しさを再発見


余談ですが、
サイポンを使い始めて、私も書く楽しさを再発見しています。

海外放浪中に、コロナのため2月に帰国。
「旅行しながらできそうな仕事」ということで、はじめてライターの仕事を受注しました。

子どものデイサービスのコラムを書くものですが、療育や発達障害の
専門的なことを、自分の個性は消して書く

自分個人のブログではないので、当然のことですが。
この「個性を消す書き方」に、若干疲れていました。

サイポンは「文字装飾」や「背景の効果」など、
自分を表現する様々な機能があります。

なので、仕事が目的ではなくても、ただ日記のようにブログを書くのに使っても楽しいと思います♪
実はこの さとあや 公式ブログ、
サイトCMS
で作っています

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