冷凍冷蔵設備工事は次のような工程で行われます。これらの工程に付帯して、新しいコンセントを開設するなど電気工事が必要になることもあります。
ショーケース同士を連結できるので、商品を並べるスペースを十分に確保できます。連結した複数のショーケースを1台の冷凍機で冷却するのでランニングコストを抑えるのも可能です。また、ショーケースと冷凍機が離れていて、排熱は屋外に行われるので店内に音が響いたり熱がこもったりする心配もありません。ただし、一度設置すると移動は難しく、排水設備も必要となります。さらに、専門的な知識と技術のいる冷媒配管工事も必須です。
ケースの中に冷凍機を内蔵しているので、コンセントにつなげるだけで使用できます。タンクや蒸発装置に排水する仕組みになっているので排水設備を設置する必要もありません。キャスターなどがついていて移動も手軽にできます。しかし、冷凍機の機械音や排熱が店内に影響を及ぼすのはデメリットといえるでしょう。もちろん、複数の冷凍機内蔵型ショーケースを並べることもできますが、冷凍機別置型ショーケースほどの一体感はありません。庫内容量は冷凍機の分だけ少なくなり、収容スペースもどうしても狭くなりがちです。