カズジイさんの学びなおし

物流学びなおしのブログ

CLOになったら何から手を付ける

2026/08/28

CLO(最高ロジスティクス責任者 / Chief Logistics Officer)に就任した際、着任から最初の90日間(100日計画)で成果の土台を築くための優先アクションです

1. 現状把握とボトルネックの特定(1〜30日目)

まずは現場と数値の両面から、自社ロジスティクスの「実体」を可視化します。

  • 3大リスクの棚卸し

    • コンプライアンス / 法規制: 長時間労働、ドライバーの荷待ち・荷役時間の状況、下請法や倉庫関連規制の遵守レベル。

    • 脱炭素 / CO2排出量: Scope 3(サプライチェーン上の排出量)の算出基盤の有無と自社・委託先の排出状況。

    • 供給継続性: 特定委託先・特定ルートへの依存度、緊急時のバックアップ体制。

  • データと現場のギャップ確認

    • 現場(倉庫・配送拠点)を視察し、荷主・運送業者・自社拠点間の「無駄な待ち時間」や「手作業の荷役」が発生している場所を特定。

  • 主要ステークホルダーとの対話

    • 経営陣(CEO/CFO)の期待(コスト削減 vs サービスレベル維持 vs ESG貢献)を擦り合わせる。

    • 主要な物流パートナー(運送会社・3PL)とのリレーション構築と現状の課題ヒアリング。

2. 「サステナブル物流戦略」の再定義(31〜60日目)

自社の目指すべき物流モデルを定義し、経営戦略と統合します。単なる「安く運ぶ」モデルから脱却することが鍵です。

  • 「法令遵守・脱炭素・リスク回避」の3本柱を基本方針に据える

    • モーダルシフト・共同物流の検討: 自社単独での大量輸送・低価格追求から、同業他社やパートナーとの共同物流・鉄道/船舶への転換体制への舵切り。

    • パートナーシップの再構築: 買いたたきを止め、運送パートナーの適正運賃・作業対価の支払いを評価・選定基準に組み込む。

  • KPIの設計

    • コストだけでなく、「CO2削減率」「荷待ち時間」「パートナーコンプライアンス達成率」「配送遅延率」など、持続可能性を測る指標を設定。
      3. Quick Win(短期成果)の創出と体制整備(61〜90日目)

      組織と社外を動かすため、小さな成功体験を作り出します。

    • 荷待ち・荷役時間の即時削減

      • 予約受付システムの導入や入荷スケジュールの平準化により、現場のドライバー待機時間を迅速に削減(パートナーからの信頼を獲得)。

    • DX・データ連携の基盤づくり

      • 発注・在庫・配送状況が一元管理できるデータ連携(WMS/TMS等の連携強化)のアクションプラン策定。

    • 他部門(営業・調達)との意識すり合わせ

      • 「無茶な即日出荷」や「小口頻繁配送」が物流コストと負荷を増大させている実態を営業・商品部門にデータで示し、全社的な配送ルールの見直しに着手。

ABOUT ME

私は物流コンサルタントを40年もしているジイサン
ジイサンの時代は先輩から仕事を教わるときに、「オレの背中を見てパクれ」といわれてマネをして覚えた

ところが今はどうだ、アナログ時代とは様変わり
ジイの机の上もこの30年間で、辞書、カレンダー、鉛筆、FAX、紙の書類、カメラ、地図、時刻表、などなど すべてなくなった
今はPCtとスマホだけ

なくなった職種もある、代表的にはエレベーターガール、駅の改札、高速道路の料金所、コールセンターなど
物流センターも変わった、ルンバが走り、自動倉庫がオートストアに変わった。

今風にスキルを変えなきゃならん
ジイもまだ生きようと思う、そのためにはスキルをリスキリングする【学びなおし】
ジイも定年になってからHPやブログ、メルマガ、Zoom、オンラインセミナーみな覚えた

これからの時代を生きる人が学びなおしするポイントは3つ
① 環境課題解決のための知識とスキル
② 循環型社会形成のための知識とスキル
③ DX物流に必要な知識とスキル

もう教えてくれる先輩はいない(先輩はもっと分からない)
自分の意思で検索して、研究して、考え方、見方をSNSで発信して欲しい

ジイのブログがそのヒントになれば、幸い、墓場までやるつもり

ジイのモットーは
コチラ
ジイのプロフィールは
コチラ