昼湯万歳

2021/02/18


今日はお昼に温泉銭湯に行く。
10人くらいはいたかと思うけれども、まあ洗い場も空いてるし、湯舟も夜に較べてガラガラ。

これはかなり気分がいい!
露天風呂など、陽が直接あたるので、日光浴にもなる。考えてみると、公然と本当の全身日光浴が出来るのは、露天風呂に入っている時くらいである。
日に当たることは実はビタミンDを生成するのに必要なことで、ずっと家の中に籠っているのは体に良くない。そして、外出していても人は服を着ているので、実は体のほとんどの部分が日に当たっていないのである。
そういう意味で、風呂で日光浴が出来るのはかなり良いことのように思われる。
昨年夏、山梨のとある温泉に行った時も、お昼過ぎだったので陽が燦々とふりそそぎ、露天風呂で長湯して日焼けしてしまったことを思い出した。レンズ効果というのだろうか? 水の中の方が早く日に焼ける気がする。下手な日焼けサロンに行くなら、露天風呂でちょっとゆっくりすれば、きれいに全身焼けるのではなかろうか。


しかし陽の高いうちから風呂に入っていると、子供のころ母に教えられた小原庄助さんの歌をよく思い出す。これは有名な「会津磐梯山」の歌の一部。

https://www.youtube.com/watch?v=jo2Y6VOvKk8&feature=emb_logo
 

♪小原庄助さんなんで身上潰した
朝寝朝酒朝湯が大好きでそれで身上潰した
ハアもっともだもっともだ


要するに、朝から風呂に入るのは怠け者のすることだ、というような意味で、基本的に朝から一生懸命汗水垂らして働いて、日が暮れて仕事が終わってから一日の汗を流しなさい、ということなのだろう。
朝から酒を飲むのはともかく、朝寝といっても夜遅くまで働いているような人は別であるし、朝風呂に入る時間的な余裕があるならそれはそれで構わないように思われる。

私など、昔広告代理店や出版社で働いていた時などは、家は本当に寝に帰るだけの場所で、朝から深夜まで働きづめ。疲れ切って帰ってくると、風呂に入る元気すら無かった。とにかく常に睡眠不足で、朝にシャワーを浴びて家を飛び出して行くというような毎日だった。思えばあの頃は家に帰れれば恩の字、という生活で、いつも寝不足による頭痛や目眩がしていて、過労死寸前だったような気がする。今思うと危なかった。働き過ぎは、本当に良くない。

土日祝日しか昼間の露天風呂に入ることなど無理だという方は、ぜひお休みの日に昼から開いているスパ銭や温泉銭湯に出かけてみてはいかがだろう? 

 

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