『自選 荷風百句』朗読
2021/02/21
永井荷風の句集を読んでいたら、音読したくてたまらなくなってきた。詩歌というものは、基本的に音読すべきものと思う。
小説などはともかく、短詩型文学は須く音によるリズムというものをその基本資質として持っている。和歌も元々口に出して詠むもので、五七五七七という音数のリズムが定型、さらに上の句、下の句という区切りもあり、カルタという遊びも古来から存在する。いかにその短い音数に想いを込めるかが勝負だった。
さて、俳句には基本的に季節、季語というものが必須であり、今の季は春なので、『自選荷風百句』の序と「春の部」を朗読してみた。よろしければ聞いてみてください。
青空文庫『自選 荷風百句』
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永井荷風『自選 荷風百句』序
https://radiotalk.jp/talk/526031
永井荷風『自選 荷風百句』春の部
http://radiotalk.jp/talk/526039