ギグワーカー100万人増加の裏事情!アフターコロナで変わる働く意識改革

2020/06/25

ギグワーク最新事情

個人事業者・個人事業主というのが法令用語

 ネット経由で企業や個人から単発の仕事を請け負う「ギグワーク」が、新型コロナウイルスの感染問題を機に日本で増えている。

専用仲介サイトの新規登録者数は今年上半期で延べ100万人となるとは驚きます。

クラウドワークス、ココナラ、ランサーズ、うるるの大手4社主要サイトの登録者数が爆増しています。

ギグワーカーとかフリーランスというのは分かりにくいので、要するに、個人事業者・個人事業主というのが法令用語です。
スキルを持ち時間や場所に縛られないギグワーカーが増えるのは良いとは思います。

社会保険や休業補償などの安全網整備が課題になってきました。

 企業や個人から単発の仕事を請け負う「ギグワーク」の増加により、働くことの意識改革が進むでしょう。

出社さえしていれば、給料もらえる社員、給料支払う企業という形を崩すのは可能性が広がります。

思考停止してしまう働き方を変えるほうが良いでしょう。

生産性や付加価値に対価が支払われる、本来の仕組みが普及するきっかけになってほしいです。

日本におけるギグワークの課題と可能性

 労災の特別加入の対象者を拡大する議論はありました。

ニーズのある職種とない職種の差が大きいと感じています。

配達業など現場仕事の職種では必要性が高く、ビジネス系フリーランスからは自己負担で保険料を払ってまで入りたい声は少ないです。

ただ、加入したければ入れるという選択肢がある状況と、加入したくても入れないという選択肢さえない状況の違いは大きすぎます。

まずは職種に関係なく選択肢をもてる状態に持っていけるのが良いと思っています。

現実的には、職種によって危険度も違ってくるでしょう。

フリーランスは長時間労働を防ぐ労働基準法や、企業も保険料を支払う雇用保険の対象外であることは事実です。

その一方で、下請法や独占禁止法で保護される存在でもあるのは認識しておくべきです。

マスコミがこのことを積極的にアピールしないのは、広告収入を見込める企業に対して忖度しているのかと勘ぐってしまいます。

 ギグワーカーも色々な業種がありますが、アメリカではすでに5,700万人がなんらかのgig workingをしています。

今後、コロナを契機に更に増えていきそうです。

そこで、問題になるのがこのギグエコノミーの将来像をしっかり見据えた準備が必要です。

近い将来、掲載されている単純作業はAIに代替される時代になる可能性が高いです。

技術者も海外の低賃金で働ける能力の高い人材がきたら、給料の高い日本人が切られてしまうと考えられます。

ギグワーカーは長期的な視点で見ると、何かしらの事業を起こすための準備や自己実現のための資金調達という位置づけだと感じます。
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