12.メルマガの公式

これまでは、メルマガの書き方についてお伝えしてきました。
ただ、書き方だけが上達しても、メルマガで結果を出すことはできません。

そこで、ここからは、
結果が出る「メルマガの公式」をお伝えしていきます。

集める>届ける>開かせる>読ませる>クリックさせる>行動させる
この一連の流れを、しっかりと「つなげる」ことで結果を出すことができます。

「つなげる」とは、どういうことか?
最後まで読んで、しっかりと理解をしてください。

「集める」

「集める」は、
メルマガ大百科 第1章「メールアドレスの集め方」で
お伝えさせていただきました。

詳細は、第1章でお伝えしているので、
最低でも3回は、目を通していただき実践をしましょう。

当たり前ですが、メルマガは読者リストがなければ始まりません。
重要なのはリストの数と質です。

注意点は、「ただ集めればいい」という考え方では
結果を出すことができないということです。


あなたのメルマガを読んでくれる意識の高い読者さまをしっかりと集めましょう。

「届ける」

せっかく集めた読者リストに対して、
あなたのメルマガが届かないと意味がないですよね。

「えっ?何を言ってるんですか?
メールなんて、送信ボタンひとつで届くじゃないですか」


と思っているなら、危険です。
今すぐに、その考えを改める必要があります。


メールを「届ける」ためには、この3者が
メール配信について正しい知識を持つ必要があります。

・配信システム提供者
・メール配信者
・メール受信者(読者)

「届ける」配信システム提供者

配信システム提供者とは、つまり「私」です。
メール配信システムは、エキスパを使用する事をおすすめします。

エキスパートメールは、

開発者である私が毎日、メルマガを配信して、
その反応率や、その他情報をしっかりとシステムに反映させています。


開発だけして、ほったらかし。
ではなく、現在進行形で「進化」し続けているシステムです。


この進化は、私がメルマガ発行を止めない限り続きます。
そして、メルマガは私のライフワークであり、稼ぐための武器なので
今後も、止める予定は一切ありません。


他のシステムと、比べていただいても大丈夫です。


他のメール配信システムで、
開発者が毎日メルマガを発行している会社はないです。
開発者が、メルマガ発行の「現役」ではないということです。


あなたが、野球選手だとしましょう。
あなたは、「現役」のプレーヤーと、「引退」した元プレーヤー、
どちらから、レッスンを受けたいですか?

もちろん、10人中10人が「現役」からレッスンを受けたいはずです。


それと同じです。
エキスパは「現役」で、進化を続けるシステムです。
メール配信システムでトップを走り続けることをお約束します。
 

「届ける」メール配信者

この部分は、第3章でじっくりとお伝えします。
あなたが、メルマガ発行において正しい知識を持つことは、
メール配信システムを選ぶのと同じくらい重要です。


ハッキリ言います。
ここの知識がない人が、メルマガを発行しても、意味がありません。
大切なメールが、しっかりと読者さまのもとへ届かないからです。


ですが、
正しい知識を持ち、正しい設定をすれば、
あなたの大切なメールは読者さまに、しっかり届きます。

「届ける」メール受信者

受信者(読者さま)が、
すぐに受信設定(フォルダ、フィルタ設定)をできるよう、
メール本文に、わかりやすく記載しましょう。

多くの読者さまは、受信設定が「難しい」「面倒くさい」と感じています。
そこで、受信設定が簡単にできることを、わかりやすくお伝えし、
その思い込みを解消してあげてください。

もちろん、
あなたが「読者さまにとって有益な情報を提供する」というのが、
大前提になります。
スパム的な配信や、広告ばかりの内容では、
読者さまもウンザリして、受信設定どころか迷惑メール通報をします。


以下の、フォルダ分けの説明をご利用ください。
そのまま使っていただいても、文面を変えて使っていただいてもかまいません。

-----------------------------------------------------------
■ 3分で出来る!迷惑メール解除方法 ■

迷惑メールに入ってしまうと
大切な情報をお伝えすることができませんので、
メールのフォルダ分け設定をお願いします。

◇3分で出来る!メールのフォルダ分け設定
⇒ http://mail-wake.com/wake/

-----------------------------------------------------------
以上が「届ける」についてのご説明です。

どれだけリストが豊富でも、メルマガが届かなければ、売り上げは上がりません。

「届ける」事の大切さをしっかりと理解していただき、
できる対策は、全ておこなっていきましょう。


開かせる

開かせるには「件名」が大切です。
これは、前述した「件名の重要性」でお伝えしています。
再度、確認をしてみてください。

要点としては、以下になります。

■外してはいけないポイント
・内容を見なくても、どんなことが書かれているのか
・「その他大勢」に埋もれることなく、目立っているか(興味をひく件名か)

■読者の感情に刺さるように
・読者が、自分に必要な内容と感じられるか
・数字などを入れて具体的に表現しているか
・このメールはどのように役に立つのか
・読者が取るべき行動を示せているか
・緊急性、希少性があることを表現しているか
・ユニークか

■参考図書
この1冊で、件名がおどろくほどスムーズに作成できます。

バカ売れキーワード1000
件名だけで、メルマガを読んでくれるかどうかが決まります。
興味を持たせる様に、少し攻撃的な件名にすると効果的です。

件名の文字数は、Yahooの見出しが14文字にしているように、
14文字程度を推奨しています。
人間が読んで一瞬で理解出来る文字数が、14文字前後といわれています。

絶対に14文字に納めなければいけないわけではないので、
大体13文字~18文字以内にすると良いです。

件名は、こだわりまくっても足らないくらい、こだわって作成しましょう。

「読ませる」

件名で開かせたら、次は「読ませる」ために、最初の5行に集中しましょう。

件名を読んで、読者さまに生まれた「興味」を
さらに「興味深く」するのが、最初の5行の役目です。


コピーライティングの考え方として、非常に有名ですが、
このような言葉があります。

「キャッチコピーの役目は、1行目を読ませる事だ。
1行目の役目は、2行目を読ませる事だ。」

これは、滑り台効果と呼ばれているもので、

1行目は、2行目を読ませるものとして書き、
一気に最後まで読み進んでもらうという考え方です。

これは、セールスレターだけではなく、メルマガでの大切な考えです。

最初の5行というのは人間が見た瞬間にパッと読めるラインになります。
つまり最初の5行で読み手は、続きを読みたいかどうかを判断します。

それに加えて、そこである程度内容の「結果」を伝えています。

この方法なら、相手が忙しくて読めない場合でも
書き手の伝えたい事を、概要として理解させる事が可能になります。

「読ませる」一気に読ませるために大切なこと

また、最初の5行では件名と内容が連携していることも重要です。

最初の5行が、件名とまったく異なる内容だと、
その時点で、件名で与えた興味が一気に薄れます。


では、一気に読ませるためにはどうすればいいか?

それは、非常に簡単ですが、
件名や、最初の5行目で「えっ?」と思わせることです。

例えば「子供が交通事故にあいました」という件名にする事で、
「えっ!?大丈夫?」とか「どんな事故なの?」
と感じますよね。

相手を引き付けて、最初の5行で、
「子供がラジコンの車にひかれてしまいました」
ということがわかれば、

たとえ冗談でも、件名と関係のある内容になるので、
「あ~、そういうことね。」となります。

メルマガでは、最初にしっかりと興味をひきつけることができれば、
最後まで読んでくれる確率は高くなります。

その後は、メルマガで伝えたいことまでしっかりと理解してもらうように、
「次を読ませるための1行」として、書きすすめます。


日刊的なメルマガであれば、
全部を読み切っても、2~3分程度の内容になると思うので、
まずは、件名、最初の5行を意識するだけでも十分です。

1、件名で、強烈に「えっ!?」と思わせ、
2、最初の5行で、件名と本文を連携させ、
3、本文全体を使って、「えっ」の解明をする。

このようなイメージで、内容を作っていきましょう。

「クリックさせる」

メルマガは、読んでいただくことがゴールではないです。
本文に記載してあるURLをクリックしてもらうことが、1つ目のゴールです。

読んでもらうことで満足するのではなく、
「クリック」してもらうにはどうするのか? ここが重要です。

まず、一番重要なことは、これです。

「クリック」具体的な行動方法を、明確に指示する

ゆる~く、なんとな~く、紹介してURLをクリックしてもらうのは、
考えが甘いです。 それでは、読者さまは動きません。

読者さんは、あなたの指示を待っています。
あなたの、「●●しなさい」という言葉を待っています。


※もちろん、有益な情報を与え、信頼関係を構築していることが大前提です。

メルマガを読んで、その内容に感化されて、高ぶった気持ちにトドメをさす、
「明確な指示」を出してあげてください。

「今すぐに、下記URLをクリックしてください。」

「●月●日までの限定公開となります。
今すぐに下記URLをクリックして詳細をご確認ください!」


「残りあと、2名の募集です!今すぐにお申込みください!」


このような言葉などで、何をすべきなのかを必ず記載してください。
読者さまが「で、次はなにをすればいいの?」と迷わないようにしましょう。


こんな単純な言葉だけでも、書くのと書かないのとでは月とスッポンです。

・具体的に行動を指示すること
・限定性・希少性を記載すること(できれば数字を明確に)

上記を意識して、クリックまで誘導をしてあげてください。

「クリックさせる」 ポイント機能を使用する

あとは、配信スタンドの機能になりますが、
ポイント機能を使うと、クリック率は劇的に上がります。

ポイント機能とは、URLをクリックするとポイントを付与する、という機能です。
達成ポイントに応じて、あらかじめ設定しておいた自動送信で
プレゼントなどを読者さまに渡せます。

もちろんエキスパは、ポイント機能が使用できます。

人間には、何かを集めるという習性があります。
店舗では当たり前のように、ポイントカードなどが普及していますが、
これと、同じです。

ポイント機能でクリック率倍増!
・誘導をしっかりとしてあげること
・ポイント機能を利用すること

特に前者は、配信スタンドに関係なく、あなたが意識して実践できる内容です。

「明確な行動の指示」は、メルマガに限ったことではありません。

どのような場面でも、圧倒的に多いのは「指示を待っている人」です。
そこであなたが「指示を出す人」になることで、
人とは違った結果を得ることができます。


メルマガは、あなたそのものです。
ぜひ、普段の発言や行動から意識してみてください。

「行動させる」

メルマガの最終的なゴールが、ここです。

URLをクリックさせた飛び先で、
商品を購入する、無料オプトでアドレス登録する、など
読者さまに行動をしてもらうまでが、メルマガの発行目的です。


メルマガ本文を読んでくれただけでは、ダメ。
メルマガ本文をクリックしてくれただけでは、ダメ。

クリック先のサイトで「行動(購入、登録など)」をしてくれて
やっと、収益が発生します。

キャッシュ化してこそメールマガジン
では、どうしたら行動してくれるのか?
これは、90%以上が飛び先のサイトの「完成度」で決まります。

いくら、あなたがメルマガ本文で、読み手の感情を揺さぶって
サイトに誘導しても、そのサイトのクオリティが低く、
商品の購入や、アドレスの登録をしたくならないのでは、意味がありません。


また、思わず購入したくなるほど、サイトのクオリティが高くても、
自分のメルマガの読者の属性に、その商品やサービス自体が合っていない場合も
収益化は難しいでしょう。


・販売する商品・サービスなどが、自分のメルマガ属性と合っている
・属性が合っていれば、高確率で購入したくなる作りのサイト


行動させるためには、この2点を外してはいけません。

「行動させる」 セールスサイトの共通点

良いサイトには必ず、下記のポイントが記載してあります。
このポイントをもとに、いろいろなセールスサイトを見比べてみてください。

■ヘッダー(キャッチコピー)
・設定したターゲットと切り口が合っている
・メリット・ベネフィットが明確に提示されている
・読み手の注意を一瞬でつかむ
・売り込みっぽくしない
・具体的である

■背景からの問題提議
・自分ごとにさせる(読む気にさせる)
・現状を理解させる(読む気にさせる)
・感情の深堀り、ゆさぶりをしっかりとしている
・主語は「あなた」
・読み手を深く理解し、共感を得る
・滑り台のような構成
・魅力的な小見出し
・簡単な言葉、話し言葉、シンプル
・単に長い、ではなく、必要なコピーをかいたら長くなった、がベスト
・具体的な表現
・声に出してスラスラ読めるレター

■結論
・解決方法
・どんな事が可能?
・どれだけ、いつまでに稼げる?

■実証
・なぜできる?
・なぜ、必要?(学ぶ理由)
・世の中の流れ
・データ
・図解

■信頼
・実績
・お客様の声
・どうやって稼いだのか?
・再度、メリット・ベネフィット
・あなたにもできる
・再度、メリット・ベネフィット
・あなたにもできる!今すぐ行動をしてください!
・どれくらいで身につく(収益シミュレーション)
・カリキュラムの提示

■安心
・サポート体制
・価格の理由
・特典(お得感)
・今すぐ申し込む理由

■追伸
・追伸(あおり)(ベネフィットの再提示)(あなたにもできる)
・アフターイメージ
・希望を与える、後押し追い込み
上記のポイントが、良いセールスサイトを見抜くポイントです。

いろいろなセールスサイトを見比べれば、
良いサイト(売れるサイト)ほど、このポイントがしっかりと入っています。


セールスサイトは「店舗」であり、「営業マン」です。

店舗の見栄えがよく、どこに何が配置されているかが整理されており、
営業マンが、商品の説明やメリット・ベネフィットを
しっかりと伝えることができていれば、

訪問してくれた方は、喜んで商品を購入してくれます。


まずは、良いサイトを見抜く目をしっかりと養ってください。

メルマガの公式は、連動していることが重要

さて、メルマガの公式を説明しましたが、
覚えておいて欲しい事があります。

「集める」
「届ける」
「開かせる」
「読ませる」
「クリックさせる」
「行動させる」

この公式の流れは、イメージでいうと「漏斗(ろうと)」です。

集める>届ける>開かせる>読ませる>クリックさせる>行動させる
下に行けば行くほど、狭まっていきます。
なので、一番はじめの「集める」パートの重要性がわかると思います。

しかし、それ以上に重要なことがあります。


それは、「どれも、平均的に良くしていくこと」です。

例えば、徐々に狭まっていくイメージをするとこのようなイメージです。
この状態が健全な状態です。

「集める」      1,000
「届ける」       900
「開かせる」      800
「読ませる」      700
「クリックさせる」   600
「行動させる」     500

ですが、メルマガの件名を適当に考えて「開かせる」をサボったとしましょう。
すると下記のような状態になります。

「集める」      1,000
「届ける」       900
「開かせる」      300
「読ませる」      200
「クリックさせる」   100
「行動させる」      50

このように、どこか一つをサボると、

一気に「行動」にまで辿り着く読者さまが減ります。
これが、どこかが急激に狭まって、
その次の工程から、また数字が増えることはありえないですよね?

「集める」      1,000
「届ける」       900
「開かせる」      300
「読ませる」      500
「クリックさせる」   400
「行動させる」     300

上記のような状態には、絶対になりません。

一度、公式通りメルマガの形を作ってみましょう。


そして、どこが自分の苦手としている部分なのかを、
しっかりと認識してください。


苦手な部分を確認したら、そこがスムーズになるにはどうしたらいいか
このレポートを見ながら再確認して、改善をしていきましょう。

始めから、完璧を求めず、動きながら改善することで
時間を節約しながらも、物事を向上させることができます。

読み終わって満足、ではなく
1日30分でもいいので、「作業」をしていきましょう。
あなたが結果を出すことを、心より応援しています。