他人を思う力
2020/12/25
他人を思う力
美輪明宏の言葉には
とても感動することが多い。
たまたま手にした本の中に
作家の石田衣良との対談の様子が目に付いた。
大分前の朝日新聞夕刊に掲載されたものだ。
孫引きで恐縮だが
今日の日記に取り上げてみたい。
タイトルは「少年を磨く」。
少年の魅力は「純度」にあり、
新宿や渋谷でたむろっている子供たちには
愛らしい子が多いという。
それに比べて
「中高年の男たちは文化に関係ないところで生きている。
行くところは、ゴルフ、風俗、読むものは与太雑誌。
恐れも恥も知らない。・・・美意識がまるでない。」
と手厳しい。
「いい言葉や文字から遠ざかると、
映像を自分の中で立体化する必要がなくなるから、
想像力が退化して、思いやりもなくなる。」という。
「他人を思う力」は
「美意識」と「想像力」なのではないか!
と石田はいう。
「まず、大人の意識改革が必要である。」との美輪の言葉。
大人たちが、自ら恰好いい中高年にならなければならない。
「美意識」と「想像力」を磨くことで
「他人を思う力」を取り戻せるのではないだろうか。
(抜粋引用 「署名:一歩先のシゴト力 著者:小阪裕司 出版社:PHP研究所)
とても感動することが多い。
たまたま手にした本の中に
作家の石田衣良との対談の様子が目に付いた。
大分前の朝日新聞夕刊に掲載されたものだ。
孫引きで恐縮だが
今日の日記に取り上げてみたい。
タイトルは「少年を磨く」。
少年の魅力は「純度」にあり、
新宿や渋谷でたむろっている子供たちには
愛らしい子が多いという。
それに比べて
「中高年の男たちは文化に関係ないところで生きている。
行くところは、ゴルフ、風俗、読むものは与太雑誌。
恐れも恥も知らない。・・・美意識がまるでない。」
と手厳しい。
「いい言葉や文字から遠ざかると、
映像を自分の中で立体化する必要がなくなるから、
想像力が退化して、思いやりもなくなる。」という。
「他人を思う力」は
「美意識」と「想像力」なのではないか!
と石田はいう。
「まず、大人の意識改革が必要である。」との美輪の言葉。
大人たちが、自ら恰好いい中高年にならなければならない。
「美意識」と「想像力」を磨くことで
「他人を思う力」を取り戻せるのではないだろうか。
(抜粋引用 「署名:一歩先のシゴト力 著者:小阪裕司 出版社:PHP研究所)