「バラいろの香りを纏う~」は、3月30日(土)から5月5日(土)午後1時から午後6時まで(水曜日休み)、鹿屋市大姶良町の古民家ギャラリー田鶴(TAZU)で。
「皆様の真心に支えられて作品展を開催する運びとなりました。ぜひおいでください」と呼びかけている。
同ギャラリーは、空き家になっていた150年前の古民家を再生し、年に2回のペースで作品展を開催し、今回、薔薇のタペストリー、田川啓一ビーズスカーフ、プリーツ、チェニック、ワンピース、モダンな靴などを販売、アトリエM2古希作家作品の展示もある。
同ギャラリーは、故郷を離れ東京での生活が長かった吉村田鶴子さんが、長年人形作りなどをしてきたが、親の介護で東京と鹿屋を行き来する中で、祖先の思いが詰まったこの古民家がこのまま朽ち果ててしまうのはもったいないと考えるようになって、古民家に手を加え、素敵なギャラリーとして再生。自分の作品を中心にこれまで「ばら色の風に想いを寄せて~ふるさとのバラに魅せられて布に描く~」、「~初秋へのいざない~」等開催してきた。
ギャラリーになった家は、旧大姶良村の村長を2代続け、その前は庄屋として地域の繁栄に貢献してきた肝付初代兼俊の分家である梅北家の梅北邸であり、洋風な趣を感じられるモダンな部屋もあり、落ち着いてゆったりできるスペースの中で、作品を眺めるだけでも癒される。
古民家ギャラリー田鶴は、鹿屋市大姶良町273(旧梅北邸)、鹿屋市街地方面から県道73号線の慈恵園入り口から左折した先の右手にある。電話は090〈1842〉3535。