比 較

2020/06/17

比 較

他人軸


こんにちは、Kanoaです。

ふと思ったこと。

私には頭が良く優秀で、スポーツ万能。友達もたくさんいて人氣者の2歳上の姉がいます。

私は勉強は苦手だし、スポーツもそんなに得意ではなく姉とは逆なので、そんな姉と私はいつも父から比較され、お前はつまらない奴だ。由紀子を見てみろ。お前とは比較にならん。と… いつも言われて育ってきました。

私は父のことが大好きだったので、自分なりに頑張り、今まで出来なかったことが出来るようになると、父に褒めてもらえるかもしれない、認めてもらえるかもしれなと思い報告しても、そんなことは出来たうちにはいらないと言われションボリした記憶があります。

頑張っても頑張っても大好きな父には認めてもらえず、口を開けば由紀子はスゴイ。もっと見習うようにとしか言われないので、私は父から自分のことを否定され、一個人としても見てもらえないと思ったみたいで、いつしか父に褒めてほしいという行為をやめ、あまり自分のことは話さなくなっていきました。

そんな経験が自分のことは後回しにして、友達とかを優先し、いつもいい人になってたと思います。
きっと友達を介して、私という存在を認めてもらいたかったんじゃないかなと。
そして自分を前に出すと皆が私の元から去っていき、一人ぼっちになってしまうんじゃないかという、一種の恐怖心もあったように思います。そして一番は、自分に自信がもてなかったことです。

幼い頃からそんな環境で育ってきたので、自己否定が強くなり、何をしても達成感がなく、人から見たら良くできているというものでも、あれこれ理由をつけては出来てないと言い、まだまだダメだと自分で自分に烙印を押してました。
自分のことは自分でしか護れないのに、それを放棄してました。


歳を重ね、色んな方と出逢い、色んな経験をしてきたおかげで、それは違うということに氣付き、今は他人軸から自分軸に変えることが出来ました。

父は父なりに私に教育をしたみたいですが、幼い頃の環境で人生がこんなに変わるんだと。
今思えば、良い経験をさせてもらったと思います。

人生は生きていると色んな事があります。
それは良いことかもしれないし、嫌なこと、悲しいことかもしれません。
今、色々と辛いことがあったとしても、人生の最期が最高にHappyであれば素晴らしい人生を歩んできたことになりますし、生きてて本当に良かったって言えます。

終わり良ければ総て良し!!

そして、自分が自分の味方、よき理解者になることで人生は変わっていきます。
最悪な人生から、最高人生に変えることが出来るのは自分だけです。