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七十二候・虹蔵不見(にじかくれてみえず)

2020/11/23

七十二候
あはれこの
瓦礫の都
冬の虹
(富沢赤黄男)

虹蔵不見
令和2年は11月23日~ 

七十二候が小雪の初候に変わり、虹を見かけなくなる頃となりました。

今回の候は、清明の末侯「虹始見(にじはじめてあらわる)」と対になった候です。
 
通常、虹は空気中の水滴に太陽の光があたって反射してできるものなので、陽の光が弱まり、空気が乾燥するこの時季は虹が現われる条件が少なくなります。


季語に「冬の虹」があるように、雨上がりのその虹は夏のように確かなものでなくどこか弱々しくじきに消えてしまう・・・印象は鮮明でこころに残ります。
虹が円弧を描くのは、観る人を基点とすると、太陽とは正反対の方向の対日天が、地平線の下にあるため、虹は半円に見えるのだそうです。

虹と言う漢字はなんで「虫へん」なんだか疑問を持ったことはありませんか?
この虫は昆虫としての虫ではなくて、動物の意味で、虹は円弧状の光を描
いていて、大空を翔る竜を思い浮かべたそうです。
架空のものではあっても竜は動物ですよね、「工」は貫くという意味で、空を貫く竜から来た字だそうです。
英語のレインボー(rainbow)は、「雨の弓」の意味。
フランス語ではアルカンシエル(arc-en-ciel)、「空に掛かるアーチ」の意味です。
我々の祖先は大和言葉の長キモノを表す「ナガキ(長キ)」が「ナギ」となり「ナギ → ヌジ → ニジ」をあてはめたのという説もあります。
 
色の感じ方は様々です。日本語では、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色となります。
「せき、とう、おう、りょく、せい、らん、し」と言って覚えた記憶はありませんか(古すぎるかな?)。

4色・・・ロシア、東南アジア諸国
5色・・・フランス、ドイツ、中国、メキシコ

6色・・・アメリカ、イギリス
7色・・・日本、韓国、オランダ
8色・・・アフリカ:アル族
永き世に 儚きものと 長きもの しばし佇む 小春日和に
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