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七十二候朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

2020/11/26

七十二候
カサカサと
紅葉の錦
廻りくる。

七十二候が小雪の次候に変わり、冷たい北風が、木の葉を散らす頃となりました。
 
朔風とは北風のことで、木枯しを指します。
 
日本海を渡る時に水分を含んだ北風は、山地にぶつかり日本海側では多くの雪を降らせます。

そして、山を越えた太平洋側では乾燥した風になり、「空っ風」と呼ばれます。

新たな季節に向けた準備

「朔」という字は、「はじめ」や「元へ帰る」という意味でも使われますが、十二支を方角に当てると、子 (ね) の方角は「北」となり、子は干支の最初に位することから、やがて「朔」は「北」を指すようになりました。
 
葉を落とした木々の冬景色はどこか淋しげで、草木は一見枯れてしまったようにも見えますが、木の枝には小さな芽が出始めています。
 
土に落ちた木の葉は「望み葉 (のぞみば)」といい、土の中で肥料となり、めぐりめぐって春を迎える植物の栄養となります。
 
こうして草木は新たな季節に向けた準備を始めます。
より寒さの厳しい北方地からは、暖かい土地と餌を求めて冬鳥たちが越冬に訪れるのです。
ハクチョウというとイメージ的に北海道のように思われがちですが、北海道は渡りの中継地になっていることが多く、実際に飛来する個体数が多いのは新潟県、山形県、宮城県、岩手県、福島県などの北陸と東北地方。

ハクチョウ飛来地にも共通するのは、言うまでもなくハクチョウにとって好適な環境であること。
ハクチョウは昼間は餌場である圃場や湿原などで、イネ科の草の茎やレンコンなどの草の根、藻などを食べ、夜になると安全な広い静かな湖沼に集まって水面で休眠します。

こうしたとき、体重の重いハクチョウが水辺を踏みしめることで草が泥に沈んで腐熟を促進し、また泥が噴出することで水が後退して、より小型のカモ類などが休むことの出来る泥地が形成され、カモ類が多く集まるようになるという好循環も生み出します。 

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天高く 見通しの良い 樹の枝の 葉も芽もひそむ めぐる大地よ。
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