バイク乗りには特別な場所
バイク乗りの僕にとっては、佐多岬は特別な存在で、大学時代カワサキZ2(RSナナハン)に乗っていたときは、鹿児島と関西とをバイクで行き来し、四国の足摺岬、室戸岬、九州では平戸など海岸線を岬に向かって潮風を受けながら走るのが好きだった。
大隅半島の自然を本格的に巡ろうと思ってまず考えたのは佐多岬。そして照葉樹原生林の会や日本自然保護協会で稲尾岳周辺の環境保全などに関わったことで、その周辺も含め、いろんな意味で興味を持った。
佐多辺塚に核廃棄物処分場建設の話が持ち上がったときも、この豊かな自然に対して風評被害を含め、ここに住んでいる私たちがこの宝を守っていくべきだと心に決めた。それはこの雄大な自然の中で住まわせてもらっている者の責務でもあるとも感じている。下の写真は南大隅の照葉樹。