回想 ① 家族経営の株式会社

2025/02/15

社風という慣習が組織の掟となっている。これにどう立ち向かうか。


愛知県名古屋市

一日派遣の現場をたくさんこなし、
何とか日々の収入を確保しながら、
無収入への不安や恐れを慰めていた。

いきなり安全帯を渡されて、
マンションの掃除だからと8階の足場に連れていかれ、
この壁のゴムを取っていく壁掃除を言われる。

使い慣れないグラインダー。
高速で回り、音もうるさい。
キレイにゴムとコンクリの間を進められれば、
スムーズなのだが、
最初に刃を入れる時に、
コンクリに当たり、
チュイン!という音共に火花と破片が飛び散り、
顔に当たって痛い。

立ってできない場所なので、
足場に腰掛ける。

どこの恐怖系アトラクションなのかと思うくらいの感じ。

こういうダマシが一日派遣や請負でやられるもの。

ある日、工場内軽作業の仕事が来る。

場所は遠いが、地べたがある場所でやる作業が
こんなにありがたいと思えることはなかった。

そして、会社に戻って、
日給の領収書にハンコを押している時、
横からすごい怒鳴り声と説教、
詰められている派遣労働者がいた。

「お前、あそこの水道管踏んで壊しやがって、
どれだけ弁償が発生すると思ってんだ?ゴルァ!!!!」

あー、前、石膏ボードを搬入する時に、
先輩が、こういう場所は気を付けたほうが良いって
いってたあそこの話か。と !と思った。

やっちゃったんだなと。

日給8000円から500円安全協力費として、
取られている名目上の保険。

それで何とかしてもらえないか?と言ってたが。

「担当者は、そんなことではどうもならんわ!」

といい、派遣労働者も気分悪くなって立てない。

明日どうすると聞かれ、休みたいと言っていたが、

「は?働かずに、損害の賠償分の借りをいつ返すんだ?」

と言われていて、
こりゃこうやって男はカタにハメられるんだなと思った。

こんなところで働けないぞと思い、
その日は、さっさと帰った。

次から、何の仕事もこの会社では入れなかった。

ある日、電話がかかってきて、
ナゴヤドームのイベントを手伝ってほしいと。
まぁ、良いですよと言った後で、
集合朝4時とか言い、この馬鹿なめとんかと思った。

それなら無理です、他当たって下さい。

始まりました。キレ芸の怒鳴り散らしが。

こちらも低賃金で危険作業を隠して労働させる
ブラインド就労をさせたあげく、
罰金だなんだと借りを作らせて、
かたにはめていく、キャバクラ管理をされてて。

ふざけんなゴルァ!!!

と火病の輩に噛みつきまくって、
電話ガチャ切りしてやった。

携帯も着信拒否。
知るかこの野郎だ。

後に、源泉徴収票を取りに行ったときは、
そいついても知らん顔だったが、
後ろにいた女社長の目つきは厳しかったなと。

世間で、罪を犯し、情状が酌量される余地があるなら、
それを勘案した上で、判決として、罰が下る。

社風という名目の組織の掟では、
この情状が酌量されないか、
過剰に酌量されて、
事実から程遠いゆがめられた結末となる。

その組織が存続する限り。それは続く。

組織が衰退し、どうにもならなくなった時、
その悪事は露呈する。

何か、某男性アイドル事務所とテレビ局の話に似ている。

こうして、その当時を振り返る時、
過去においては、今でもムカつくとかネガティブに落ちる
時があり、それを思いだし、次の職場ではよく頑張った。
というポジティブ転換をするが、
いつもそういうわけではない。
また、ネガティブに戻る。

今となっては、その状況は、そうなんだなと。
ひとつの経験、勉強して学びを回収して、
思考と感情がクリアになっているから、
淡々と説明もできるし、
笑いのネタにもできる。

私の心理の師匠やメンターは、
「笑いのネタにできたらOKだ」
という感じで、
思考と感情のリリースの度合いや完了度を判断している。

というように、淡々とそうだったなぁ。
と言えて、その時の人々に対して、
怒りも悲しみも罪悪感も恐怖もない。

それぞれの人々が、私に対して、その演技を持って、
学びの機会や気づかせることをして、
私の学びの回収に寄与してくれていただけ。

今は、その人たちに会って、
それぞれの状況を見せてくれて、
考えさせてくれたこと、
サロンのクライアントに効果を提供できることに、
感謝している。

幻想のサイコドラマの俳優たち。

その視点の高さになったのは、
ロゴストロン、言霊の学びで、一気に加速した。

次は、あなたの番です。

いつまで、あの時の不要なあの思いを持ち続けますか?

ネガティブやポジティブがもたらすネガティブで、
人生で行き詰まりを感じているなら、なおさらです。

あなたにとって重要なものは、
リリースしても残りますので、恐れなくて良いです。

この話を読んで、何かを感じたなら、ご連絡ください。

なみのりふね名古屋いまいけ
施設長 森









 
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